大学病院で看護管理職になる!その方法について 

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#1087 2020/05/26UP
大学病院で看護管理職になる!その方法について 
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大学病院の看護師として就職をすると、色々なことを考え出します。その一つに、自分のキャリアについて考えることもあります。ここでは、大学病院で看護師として管理職になる方法についてご紹介します。

・早い時期に自分のなりたい気持ちを決める

大学病院で働いていると、色々な思いを持つことになりますね。自分がここで、どんな看護師になりたいのかという思いを強く持つようになります。それはやっぱり勉強をする場所としても、とても良い環境で働くことができているからです。研修がたくさんあり、研究をしっかりすることもできるので、そのことを望んでいる人にはとても看護師としてやりがいを感じることでしょう。
そして一方で、自分のキャリアについても考えることになります。自分がどんな看護師になりたいかと思うとき、一つとして専門看護師や認定看護師を目指す方法もありますね。大学を卒業して、専門看護師を目指したいと思うこともあるでしょう。またもっと専門的にこの分野について仕事をしたいと思う場合は、認定看護師を目指すこともできます。
大学病院の場合は、そんなふうにキャリアを目指す看護師が多くなるのです。研究をしたりして、かなり刺激を受けることになりその結果、キャリアを目指したいと思うようになります。
その時、早い時期にそれを決めることにより自分のやりたいことを充実させることができます。そこで管理職になりたいと思う場合は、管理職を目指すことができるように早い段階で方法の一つとして目標を決めましょう。早い段階で決めることにより、気持ちをしっかりもちぶれることなく行動ができるようになります。

・どんな管理職になりたいのか決める

病棟などで働いていると、管理職として看護師長を身近に見ることができます。その看護師長が自分の望む看護師像であると、最も嬉しいことですね。身近に理想とする人がいるのは、本当に幸せなことです。
その結果、こんな看護師長になりたいと思う場合は、その看護師長から学ぶことがたくさんあります。もしも自分が管理職になるのなら、どんなに行動をするだろうかと照らし合わせて見ることができます。

・管理職をしている看護師を観察する

管理職で働いている人はたくさんいます。大学病院の場合は看護師の数が多いので、その分管理職として働いている看護師もたくさんおりその人たちを見ることが出来るのです。管理といっても、たくさんのことがありますね。病棟での管理だけではなく、病院全体の管理をしている看護部長も見ることができます。最も一番見ることが出来るのは、なんといっても看護師長です。そしてあまり見ることができないのは、看護部長ですね。しかし看護部長に全く会うことができないわけではありません。研修の時に、話をしてもらうことができたりなど、会うことがあります。また管理室に用事のある場合は、そこで会うこともあります。看護師の管理職はどんな風に行動をしているのか、管理を目指す場合は観察をしておきましょう。

・看護管理について勉強する

看護師の管理職を目指す場合は、そのままなにもしないで管理職になることはできません。まず看護管理とはというところから、自学で勉強をすることを始めましょう。そして不明なところがある場合は、自学だけではなく現場で学ぶことも可能です。
現場で学ぶことが一番多いのですが、それプラス自分で勉強をしていることにより、より理解をしやすくなります。ただ単純に仕事をしているという状態よりも、管理を目指すことを目標として仕事をするほうが、ずっとモチベーションを上げることができます。
それは、やっぱり自分が管理職の人から言われて動くことに戸惑いがなくなるからです。看護師長にこんなことを言われたと落ち込むこともあるでしょう。そのままなにも目標がない場合は、単純な落ち込みとなります。ところが管理職を目ざす場合は、その考え方が違ってきます。管理としてのそのことを踏まえて、自分なりの考えを広げることができます。看護副師長や看護師長から管理の立場として言われたことについて、素直に理解をすることができるようになります。それはとてもいいことですね。そのことからも、管理について自学をするようにしましょう。

・研修を受ける

大学病院では、副看護師長や看護師長になる前にこの研修を受けることが必須というところもあります。管理の研修を受ける事により、大学病院で早期に管理者として働くことができるからです。その研修では、管理について必要なことを学ぶことができます。現場で働いているので、その研修内容について全く理解できないということはありません。むしろ、よくわかるのです。現場で困っていることについて、こんな風に管理をしたらいいのかと納得できる研修となっています。ただ大学病院により違いがあるので、その基準についても理解しておくいいでしょう。
研修については、年に何回も行われるわけではないのでいつあるのかなど把握をしておきましょう。

・キャリア試験を受ける

管理職を目指す場合は、その試験を受けることになります。一般的な病院の場合は、そのまま管理職を任命される事があります。しかし大学病院の場合は、試験があるのです。副師長と看護師長の試験を受けることになります。
まず副看護師長の試験を受けて、その後に合格をしたらしばらく副師長として働きます。そしてその後は、各大学病院により看護師長試験を受ける権利の基準があるのでそれを参考にして行動をします。

・看護管理職として働き始める

管理職として合格をして任命をされると、たちまち現場で働くことになります。その時、強い緊張感をもつことになるでしょう。それはやっぱり、今まで働いていた自分と違う働き方をすることが必要となるからです。同じように働いていたら、目標を持つことができなくなります。自分の理想として管理者として、現場でどんな風に動いたらいいのか模索しながら働くことになります。
しかし強い緊張がある中で、かなり疲れることも想像します。疲れてなにも考えられないと思う場合は、必ず相談をするようにしましょう。一人で悩んでいると、不安でいっぱいになりますね。相談をするのは、同じ管理者として働いている看護師が一番です。管理者としての気持ちも理解してくれるし、その問題についてよく知っていることからも相談しやすいですね。
そして今まで同じ看護師として働いていた看護師とは、少し距離を置くことも必要となります。それは現場で管理者として管理をすることが大切だからです。同じ目線で行動することではなく、管理者としての目線で行動することが重要となります。いきなりそんなことになると、不安になることもあります。しかし病棟などでは、管理者は孤独であることも理解しておきましょう。孤独になり、それで辛くなった場合は同じ管理者に相談をしてその気持ちを早急に切り替えましょう。
管理者として元気がない、不安がっているとその下で働く看護師も不安になります。そのことをよく知り、行動することが大切です。

・看護管理職として定着する

自分は管理者として働くことが出来るだろうかと思っていた自分が遠くに居るようになると、看護管理職として定着して働けるようになります。
しかし大学病院は、組織として大きいので色々な問題が山済みで次から次へとやってきます。その時、ひとつひとつ解決させることにより、だんだんと管理者としてますます強い自分を作ることができるのです。管理者になったばかりの自分から、かなり大きく成長することができます。そうなるときは、必ず来ます。

まとめ

いかがでしたか?看護管理者になるためには、自分の志をしっかり持っておくと自分には絶対無理と思うことはなく、そんなに難しい事ではありません。大学病院では、相談できる管理者がたくさんいます。そのことは、とてもなりやすい環境とも言えるのです。看護管理者になり、より看護師として大きく成長することができるとますますやりがいを見いだせます。

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