介護福祉施設へ転職した理由と転職する際に気をつけたこと

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#1080 2020/05/19UP
介護福祉施設へ転職した理由と転職する際に気をつけたこと
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介護福祉施設などに転職を考えてる皆さん。転職する際に注意する点を私と一緒に考えましょう。また、転職する際に一番大事なことを私の経験からお伝えします。ぜひ、参考にして下さい。

私は今、とある「介護福祉施設」で働いています。
それ以前は障害者福祉施設、パチンコ屋で勤めていた、いわゆる転職組です。
今日は私が転職する際に注意した点など、皆さんのためになるようなお話をしたいと思います。

まず、転職しようとした最初のきっかけは働いていた障害者福祉施設がブラック企業だったということです。

どれだけブラック企業だったかと言うと、
・サービス残業は当たり前
・職場いじめも当たり前
・給料が安すぎ
・施設長からはパワハラ・セクハラの嵐
という見事なブラック企業っぷりでした。

○サービス残業

サービス残業で説明しますと、有給休暇はあるのにとらしてもらえないう謎の暗黙のルールがあるような職場でした。
こんなことがありました。
私が39度の熱を出したので、有給休暇を取ろうとしても取らしてもらえない。
上司の言い分は、
・ズル休み
・甘えてる
・やる気がないなどでした。
最後には、今日休みの職員にお前の代わりに出てもらえ(交渉は自分ですること)。
もしくは、這いつくばってでも出勤しろと言われる始末です。
有給休暇があるのにも関わらず、全く保証されていないような職場でした。
休憩時間中ももちろん仕事を強制させられる。
退勤時間を過ぎても帰れない。
帰ろうとすると冷たい視線を浴びるような感じです。
帰ったとしても、持ち帰りの仕事があるので家でも働く。
心も体も休まる時間が全くありませんでした。

○職場いじめ

労働条件があまりにも過酷すぎる職場だったからでしょうか。
職員の憂さ晴らしのためか、常にいじめがあるような職場でした。
まさに良くない環境がさらに良くない環境を生むという悪循環です。
新しく入ってきた新人職員には冷たい仕打ちや陰湿ないじめを行う。
新人、中堅、ベテランとそ差別して態度を変える。
人の悪口をそこかしこで言いまくる。
本当に介護の職場とは思えない所でした。
職場いじめって本当にあるんだと学んだ、ある意味貴重な経験でした。

○給料が安すぎる

給料は10万円ちょっとでした。
時給換算すると、本当にアルバイトの方がいい時給です。
ボーナスも本当にお小遣いみたいな額でした。
入社する前の提示額とは全然違うので本当にびっくりしました。
リアルに生活できないと思いました。
この労働条件・労働時間でこの金額であれば、絶対に他にいい場所があるはずだと思いました。
費用対効果が悪すぎます。
残業して、休日出勤までして、10万円ちょっと。
ここで働く理由はないなと思いました。

○施設長からのパワハラ・セクハラ

施設長のパワハラ・セクハラが横行していました。
職員には人権がないんだと思うような暴言を吐かれ続けました。
私が辛い会議の際に泣きだしてしまった時には、
「お前に後ろから蹴りを入れててやろうかと思った。」
「お前なんか別にこの職場に入らない。」
「やめてもらっても全然構わない。」
と平然と言われました。
また、私がいようが、別の職員がいようが下ネタのオンパレードです。
気持ちが悪く本当に嫌な思いをしました。
本気で施設長にはついていけないなと思いました。
ある意味、職場を変えるきっかけをくださった人とも言えるのかもしれません。
 

パチンコ屋

パチンコ屋の職場の雰囲気はすごくよく、楽しかったです。
皆さん本当にいい人たちで、また仕事を楽しむという雰囲気が根付いていて働きやすかったです。
この職場には1年ほどいました。
しかし、やはり給料が安かったです。
早番と遅番があり、遅番の日は午前1時や2時に帰るような有り様でした。
若かったため、何とかしのげるかなと思いましたが、やはり先々のことを考えると健康面においての不安が拭えませんでした。
また、やはりその健康面と給与面を天秤にかけたり、リスク面を考えると転職は現実問題として目の前にあったため行動に移しました。
給与面というところは、ここの職場でもネックになっていました。

以上、2つの職場はこれらの理由で辞め、転職しました。
自分の中で、自分はもっと輝ける場所があるはずだと思うのであれば転職するべきだと思います。
きっとあるはずで、自分の中の声というものは大切にして欲しいと思います。
一方で、本当にこの労働力に対して見合うだけのお金(価値)が払われているのか、きちんと冷静に客観的にみることも大事だと思います。

実際に転職しようとしてもできない理由は多々あると思います。
人によって違うかと思いますが、ざっとこんなところではないでしょうか。
・勇気がない。
・もう少し我慢してみよう。
・次がなかったらどうしよう。
・親が辞めちゃダメだという。
・フリーターになるのが怖い。
・意外と良い職場だと自分に言い聞かせる。
・他も大して変わんないだろう。

これらが頭をかすめて、行動できないという人は多いのではないでしょうか。
しかし、しかしです、皆さん。
上記のようなことを思っている時点であなたの人生は損をしているのです。
少なくとも現段階での人生は上向いてはいないのではないでしょうか。
転職しようかなと思っている状態というのは、すでにネガティブな状態です。
そこに止まり続けるのであれば、メンタルを病んでしまう危険性だってあります。
あなたのために私は転職することをお勧めします。
悩んでいる時間は思った以上にない。
悩んでいる時間すらも、もったいない。
人生はあなたが思うよりも短いものです。
思ったのであれば素早く行動するべきです。
それがあなたの人生をより豊かにすることでしょう。
 

○いざ転職へ

転職する際には、何を一番重要視するかが大事だと思います。
・職場などの雰囲気をはじめとした環境なのか。
・通勤距離なのか。
・それとも給与面なのか。
これらによって集めるべき情報は変わってきます。

○職場の雰囲気

職場の雰囲気であるならば、とにかく情報を集めることが大切です。
友人知人に当たるなどして、その職場の雰囲気はどうなのか。
友人の友人、知人の知人まで巻き込んでででも集めるべきだと私は思います。
前職を辞めた理由がその辺にあるならばなおさらです。
当然インターネットなどを用いて、サイト・書き込みなどもググれるだけググってみましょう。

○通勤距離

これはもう簡単ですね。
しかし、近いのであれば近いだけ良さもありますが、通勤手当などが出ない。
給与明細の数字にも少し寂しさが出てくるので、その辺もきちんと考慮した上で決めていくのがベターだと思います。

○給与面

私が一番大事にしたのはここでした。
とにかく何のために転職するのか。
ここの軸をぶらさないようにだけ専念しました。
給料が下がるぐらいであれば転職しない方がいいとさえ私は思っていました。
なので、次の職場を探す際はとにかく給料。
給料がいいところにだけ絞って転職先を探しました。
一つ一つ給料がいいところを探しては、面接を受けてを繰り返し、今の職場にたどり着いたわけです。
給料はおよそ2倍になりました。
この数字も転職する時から私がこだわっていた部分です。
2倍に増えたのだからと思うと、多少仕事が嫌でも人間関係で悩んでも我慢できるものです。

自分にとって一番何が大事か?
この軸を持つことが、転職でも、人生を過ごす上でも大事なことだと思います。
これを読んでいる方で家族がいる方もいると思います。
子どものお迎えが便利な職場がいいという方もいると思います。
もし、今の生活で、また人生において家族の団らんが一番大事とはっきりしているのであれば何も悩む必要はありません。
その基軸に沿って、堂々と自身をもって行動すればいいと思います。

まとめ

情報を集めて、自信と勇気をもって新しい場所へ踏み出すことこそが、人生を好転させる鍵だと思います。
私は皆さんを応援しています。
少しでも自分に合う職場を。
少しでも職場に行く足が軽くなるように。
自分に合う職場は必ずあります。
そう信じて前向きに頑張りましょう。
応援しています。

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