看護師1年目で就職する際のポイントや選び方~後悔しない病院を自分で選択するために~

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#1057 2020/04/26UP
看護師1年目で就職する際のポイントや選び方~後悔しない病院を自分で選択するために~
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せっかく看護師免許を取得して就職したのに、1年目で働く病院を間違えてしまい「こんな病院に勤めたかったわけじゃない…、こんな病院やめてやる!!」「やっぱり看護師向いてなかったのかな、転職しようかな…」とならないための病院の選び方についてポイントをお伝えします

看護師免許を取得するのは、簡単なことではないですよね。
看護学生の方は想像できると思いますが、取得するまでに3~4年の年月がかかり、その間に初めて聞くような専門知識や医療用語をたくさん覚え、基礎となる技術を取得し、記録が大量にある実習をあまり眠れずに乗り越え、実習が終わったと思ったら次は看護師国家試験に向けて猛勉強する。
私自身も看護学校に入学してから卒業するまでは本当に大変でした。

そんな大変な時期を乗り越え、晴れて看護師になれたのに、看護師1年目で就職する病院を間違えると「こんな病院に勤めたかったわけじゃない…、こんな病院やめてやる!!」「やっぱり看護師向いてなかったのかな、転職しようかな…」といった状況になってしまうことが考えられます。
実際に私自身がそうでした。
せっかく就職したのに毎日「こんな病院に勤めなきゃよかった」「絶対にやめてやる、絶対にやめてやる」と思いながら毎日職場に出勤していました。
看護師だけに限らず、どの職種にも言えると思うのですが、【働く職場の環境】って本当に本当に大事だと思うんです。
職場の環境によって自己の成長や、仕事に対する姿勢、意欲など変わると思います。
実際に私は働いた職場の環境が悪くて失敗しました。
1年目で就職する病院を間違えてしまったせいで看護師になったことを後悔しないよう、時間を無駄にしないように、
これから就職する皆さんの病院選びの参考にしていただきたいと思います。

【看護師1年目で就職する病院を選ぶ際に重視するポイント】

・職場の環境、同僚の関係性、看護師の先輩と後輩の関係性、看護師と医師との関係性

職場の環境に関しては本当に本当に大事です。全体の雰囲気だけでなく、先輩後輩の関係性や、師長との関係性、聞きたいことを聞ける環境なのか、いじめがあるのかなどです。職場環境が悪いと本当に嫌で毎日病院に行くのが嫌になります。
ですが、環境が良ければ、自分ができなくて落ち込んだとしても、その場所で頑張ることができますし、毎日出勤する時の精神的な負担も少なくなります。
医師との関係性はほんとに重要か?と思う方がいるかもしれませんが、看護師は何かをするうえで、医師への報告と相談が必要になることが多いです。毎日医者と関わるうえで、嫌みな医者や、感じの悪い医者と関わらなければならない時間は自分にとって本当に苦痛な時間になってしまいます。なので看護師と医師の関係性も、就職前に把握しておいた方がいいと思います。

・教育体制

看護師1年目として就職するわけですから、教育体制は大事なことです。病院全体としてどんな方針なのか、どんな研修制度をとっているのか、部署の教育体制はどうなのか、などです。意外と部署ごとの教育体制は違うので、インターンシップに参加して確認することをオススメします。部署によってはいっぱい課題がでて大変ということがあったり、全くの放置だったりと本当に部署によってそれぞれ異なります。
1年目は何でも質問して吸収して成長できる時期ですから、病院、部署の教育体制がしっかりしているところを選べるといいですね。

・同期は入りそうか

これは毎年の就職状況を調べたり、インターンシップに参加すれば情報を得ることができます。
同期は本当に必要か?時と場合にもよりますが、職場環境が本当に良い環境でない限り、同期の存在は本当に心の支えになると思います。自分が辛い時や、落ち込んだ時は同期の存在は本当に支えになります。自分がわからない時や困った時は同期と一緒に考えたり、情報を交換したりできます。嬉しい時は同期と喜ぶことができます。そんなの誰でもいいんじゃない?って思う方もいるかもしれませんが、先輩とこのような関係になるには意外と時間がかかっったり、難しかったりします。
私は同期の存在は本当に心の支えになったので、同期が入りそうかということも、病院を選ぶ前に把握しておいた方がいいと思います。

・給料

給料は意外と病院によって異なったりします。
貰えれば貰えるだけ良いですが、給料だけ良くても職場環境が最悪であれば、きっと長くは続かないと思います。
何を一番に考えるかは人それぞれですが、給料やボーナスは最低限いくらもらえるのか把握しておく必要があると思います。

・勤務体系

二交代か三交代か、これはけっこう重要です。重要とはいえ、その体系に合わせて仕事ができるようになりますが、就職する病院がどっちかなのは把握しておく必要があります。二交代か三交代かによって休みの取れ方はかなり違います。二交代だと休んでるような気がしないのに給料はそこそこだし、三交代だと働いている時は眠たいけど、がっつり休めて給料も上がる。こういうのもしっかり把握していく必要がありますね。

これらは最低限、就活の際に確認しておく必要があります。
なぜなら私自身、新卒で就職した病院は情報の確認不足で失敗したと思ったからです。
それについては次に話していきますね。

【自身就職の失敗談とその理由】

自身が1年目の就職で失敗した理由は明確にあります。
それは情報収集や参加することを怠りました。

・実習や国会試験の勉強の忙しさを理由に就職説明会にしか参加しませんでした。インターンシップには参加しませんでした。
希望病棟の見学として10分くらいはステーションにいましたが、10分ナースステーションにいただけで何が分かるの?って話ですよね。
・大学病院だから多分教育体制は大丈夫だろうと思っていました。
就活前に教育体制などはパンフレットを見てなんとなく分かっていたつもりになっていました。部署の教育体制については全く調べてませんでした。
・就職した病院1か所にしか病院説明会に行きませんでした。
実習や国会試験の勉強の忙しさを理由に、就職先の病院は1か所しか調べませんでした。
なので他の病院と比較してみるということをしませんでした。


これじゃあ、失敗してもしょうがないと思います。
自分がめんどくさがってちゃんと調べなかったのですから、今は本当後悔しています。
そうならないために就職前にやった方がいいことについては次に説明していきます。

【後悔しないために就職する前にやること】

・病院説明会だけでなく、インターンシップに必ず参加する
病院説明会の時に、院内を回ることができますが、そんな短時間では病棟の雰囲気や実際は分かりません。
午前中に説明会、午後にインターンシップと1日で回ることができる日程もありますが、私は1日インターンシップをオススメします。
むしろ1日だけでも職場の雰囲気なんて分からないくらいです。なので半日ではなく1日のインターンシップに参加されることをオススメします。

 

・インターンシップでは、先輩方に質問できる機会が必ずあるので質問する
自分が疑問に思っていることや、聞いておきたいことはスッキリするまで質問しましょう
「○○はどうなんだろう?」「○○したときはどうなの?」など疑問を抱えたまま就職したときに、自分が思っていたのと違ったとなることは一番避けたいところです。
「こんなことまで聞くの?」と思われたとしても、失礼がなければ全然良いと思います。就職してから「やっぱり聞いておけばよかった」となるより、聞いて解決する方が賢いですよね。

 

・病院の口コミや職場の雰囲気などをネット検索してみる(何件かサイトを見れば大体口コミを見ることができます)
インターネット上に書かれている口コミは、誰かが実際に体験して書いてくれてるので、本当の様子が分かります。
病院が説明していることだけでは分からない、本当の状況や雰囲気、実際などをイメージすることができるので、積極的に調べることをオススメします。


これらをできるかぎりできることをやって納得した場所に就職できるよう就活を頑張ってください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。後悔しない病院を選ぶために、
・就活の際には忙しくても時間を作って何件かの病院の就職説明会に参加しましょう!
・インターンシップには絶対に参加しましょう!!
・積極的に口コミなどを自分で調べましょう!
是非、病院選びの際の参考にしていただき後悔のない選択をしてください。

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