介護の就職で履歴書を書くときの5つのコツ

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#1056 2020/04/25UP
介護の就職で履歴書を書くときの5つのコツ
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初めて介護の就職や転職を考えているなら、履歴書の書き方はしっかり押さえておくべきです。適当に書いたりすると、失敗する可能性もあります。
ここでは書くときのポイントを紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

<経歴は忘れずに書く>

履歴書には経歴を書く欄があるので、就職に有利なものはすべて記入しておいてください。初めてだと、アルバイトなどを加えてもよいか迷ったりしますが、心配は無用です。介護関係のアルバイトやボランティアをしていると印象が良くなるので、しっかり書いておきましょう。
これまでの経験を振り返り、介護の就職に役立ちそうな情報なら、残さず盛り込ことが大切です。少しでも採用されやすくなるように、アピールポイントは多く伝えるようにしてください。

とはいえ、短期で辞めてしまった仕事などは、少し書きにくいものです。すぐに辞めていると、よくない印象を与える可能性があるため、隠しておきたくなります。そんなときは悩んでしまいますが、隠すよりは、なるべく書いておくようにしましょう。
自分ではうまく隠したつもりでも、社会保険の加入で履歴を見れば、簡単にわかってしまいます。あとからバレたときは、経歴詐称と思われてしまい、結局は印象が悪くなるのです。
それを避けるには、短期の仕事もきちんと書き、退職の理由を説明しておきましょう。ネガティブになりすぎず、「今度は長く続ける」という気持ちを絡めて伝えれば、それほど不利になることはありません。

<プラスになる長所と短所を考える>

長所と短所の欄は、履歴書を書くときに悩むことが多い部分です。なかな内容が決まらないと適当に書きたくなりますが、まずは落ち着いて、冷静に効果的な文章を考えていきましょう。

上手に長所を書くためのコツは、「介護の仕事でどう役立つか」というアピールにつなげることです。ただ良いところを挙げるだけでなく、仕事でどのように活かせるか、なるべく具体的に書いてみてください。そうすると、採用する側に自分のメリットが伝わり、就職しやすくなります。なんとなく書いて終わらせるのではなく、効果の高い書き方をしていきましょう。

短所の場合は、素直にだめなところを書くのではなく、長所にもできそうな内容にしておきましょう。例えば、「こだわりが強すぎて作業が遅れる」という短所は、レクリエーションのための工作で役立つ場合もあります。こだわった部分が利用者に喜ばれ、良い結果になることもあるのです。救いようのないマイナスなだけの短所ではなく、そうしたポジティブな特徴を考えてみてください。
自分の欠点を書くときは悩んでしまうこともありますが、なるべく前向きに考え、採用されすい履歴書を作っていきましょう。

<趣味や特技は空欄にしない>

趣味や特技の欄を軽視していると、空欄にしたり、「特になし」と書いて次へ進んでしまうことがあります。しかし、それはよくないやり方です。採用する側では趣味もしっかり見ているので、きちんと埋めるようにしてください。

一見すると重要度が低そうな趣味や特技ですが、もし無趣味だった場合は、ストレスの解消がうまくできない恐れがあります。そうなると、雇ってもすぐに辞めていく可能性が高いため、履歴書でチェックしているわけです。
どんな仕事でも同じことですが、働いていればさまざまなストレスを感じるものです。うまくストレスを発散できていれば問題はありませんが、ため込んでしまった人は、やがて耐えられなくなっていきます。その心配がないことをアピールし、採用されやすくするためにも、趣味や特技はしっかり書くようにしましょう。

ただし、書き方は少し工夫してください。ただ単語を記入するだけでなく、具体的な説明を加えて補足すれば、より効果的なアピールになります。
特に、音楽鑑賞や映画鑑賞、読書などが趣味の人は、好きなジャンルや作品などをセットで書き込んでおくようにしましょう。それらも立派な趣味ではありますが、面接官の中には無趣味と捉える人もいます。できるだけ細かく書いておけば情熱が伝わりやすくなり、真剣に取り組んでいることがわかるので、ぜひ試してみてください。

<資格は正式名称で統一する>

履歴書には介護関係の資格をアピールできる欄があるので、採用につながりそうなものは残らずピックアップし、必ず記入しておきましょう。
ただし、初心者は名前に気をつけてください。ケアマネージャーやホームヘルパー2級といった資格は、ごく一般的な呼び方のように思えますが、実は正式名称ではありません。ケアマネージャーは介護支援専門員、ホームヘルパー2級は介護職員初任者研修が本当の名前です。
初めて履歴書を書くときは、その点を勘違いしたまま記入し、失敗することがあります。履歴書を作成するときは、きちんと名前を調べて、正しいものを記入するようにしてください。

また、記入する資格は、介護に関係のありそうなものをチョイスしましょう。英検や漢検といった関係の薄い資格で、なおかつ級数が低いものなどは、いくら正式名称でもあまり意味がありません。介護の仕事に関係の深いものを優先的に選んでいきましょう。

その際は、運転免許証を省かないように気をつけてください。初めての人は運転のスキルを軽視してしまうこともありますが、実際にはとても重要な資格です。デイサービスなどは送迎業務を行う場合もあるので、運転技術はとても役立ちます。
その仕事の業務内容を詳しく調べ、少しでも関係のありそうなものは忘れずに書くようにしましょう。

<志望動機はアピールに効果的なものを>

志望動機は、相手に熱意を伝えるための重要な要素です。よくわからないからといって空欄にすると、「やる気がないのでは?」と思われてしまいます。そうしたマイナスな印象を防ぎ、介護の仕事への強い思いをアピールするためにも、真剣に考えて埋めるようにしましょう。

その際に注意しておきたいのは、ありきたりな書き方にしないことです。誰にでも書けそうなことでは、あまり良いアピールになりません。例えば、「施設の理念に共感しました」といった書き方だと、あまり考えなくても出てくるような特徴のない文章になりがちです。うまく書くなら、ある程度オリジナリティをもたせるようにしましょう。
おすすめは、施設のホームページなどをチェックし、念入りにリサーチする方法です。詳しく調べて情報を集めれば、その施設ならではの特徴が見えてきます。それを意識しながら、自分の目標やできることなどを絡めて書いてみてください。就職先をしっかり見据えて書けば、「よくあるつまらない動機」といった印象をもたれることはなくなります。自分の言葉で書き、熱意がうまく伝わるようにしましょう。

また、条件のことばかり書くのも、避けておきたいやり方です。家からの距離や給料の高さなどを動機にしてしまうと、効果的なアピールはできません。それどころか、「他にぴったりな条件があったらすぐ辞めそう」というマイナスな印象を強くしてしまいます。
本当に距離に魅力を感じていたとしても、そのまま書いたりせず、採用されたあとの仕事への取り組み方などを強調していきましょう。

そして、具体的に書くことも、忘れてはいけないポイントです。自分の言葉でやる気が伝わる文章を考えても、具体性がないと、相手の心に届かないことがあります。
就職したい気持ちをより強く込めるためには、それまでの経験などを入れて書くようにしましょう。過去に介護関係のアルバイトをしていた人は、そのときの体験を絡めながら動機を説明してください。実際の体験が加わることで具体的になり、さらに効果的なアピールができます。
介護の経験がない場合は、他の仕事で得たことなども盛り込んでみてください。介護の仕事にも共通するような要素であれば、未経験の人でも上手に志望動機を書くことができます。

まとめ

5つにポイントを細かく説明してきましたが、すべてに共通することは、「デメリットを極力排除してメリットを増やす」ということです。
適当に書いたり空欄にしたり、採用されにくくなるやり方はしないでください。相手に好印象を与える要素が多くなれば、失敗を避けることができます。

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