転職活動は人生において、一大イベントです。 今回は、実際に転職活動をし、転職、転職失敗の経験をした私のエピソードを聞いて 同じ失敗をしないように是非、参考にしてほしいです。
<転職活動はスムーズ!でも働いてみてガッカリ・・・。>
●転職したきっかけ
私は当時25歳、地元の急性期病院で3年勤めた看護師でした。 転職したきっかけは、県外で暮らす彼との結婚がきまったからです。 お付き合いしていた彼とは2年間遠距離恋愛をしていたので、お互いに「もうそろそろ一緒になろう」と思い 私が彼のもとへ、ついていくことになりました。
●転職活動 その1:転職サイトに登録してから
転職活動はスムーズに進みました。 資格を持っていることと、医療従事者であることが強みだったのか、転職サイトに登録するといくつも転職先の候補が上がりました。 「あれ?転職なんて楽勝じゃん!」と決まる前から余裕をかましていました。 実際に転職先の希望条件や転職先の給料などを含めて絞り込み、検索しても、転職先の求人はたくさんありました。 「こんなにいっぱい。どうしようかなー。どれにしようかなー。」 わくわくしながら求人サイトで求人を探しまくりました。 リクルーターといって、転職をサポートしてくれる専任の方までついてくれたので、 転職活動が初めてで、わからないことだらけの私からしたら、すごく助かりました。 リクルーターさんも一緒になって条件に合った求人を探してくれるので心強かったです。
●転職活動 その2:面接から採用まで
自分の家族、そしてリクルーターさんと相談し、条件に合う2つの求人に絞り込みました。 実際に2つの企業に応募し、まずは書類選考から。 2つとも書類選考は難なく通り、次は面接となりました。 面接も難なく通り、2つの企業から内定をいただくことができました。 本当にとんとん拍子。 2つの病院から、私が選んだ病院はA院(クリニック)。 選んだ理由はお給料です。 実際に働いてみなければ人間関係は見えないし、給料の良い、土日祝日休みのA院(クリニック)を選びました。 B院(療養型病院)は給料は前職より落ちるし、シフト制で予定が組みにくいと思い、申し訳ないですが辞退しました。
●転職後の実態 その1
A院に就職が決まり、翌月から働くことに。 最初は院長先生、看護師さん、事務さんともにいい雰囲気でした。 しかし、ここできになったことが・・・。 なんと、従業員は私を含め3名だったのです。 クリニックは営業時間が決まっているし、そんなに忙しくないのかな?と最初は深く考えていませんでした。 しかし、先輩看護師や事務さんに話を聞いてみると、 どうやらこのクリニックは1年間に4名もスタッフが入れ替わっているらしく、スタッフが安定していなかったそうです。 過去のことは2人とも詳しくは知らないようで、具体的な理由はわかりませんでした。 私は、働き始めて2週間は医師の診療介助につき、怒られながらも学習し、タイミングや雰囲気をつかんでいきました。 しかしある日、一度ミスをおかしました。 それからです。院長先生、スタッフの態度がごろっと変わりました。
●転職後の実態 その2
その日から、明らかに院長先生は私を無視するようになりました。 挨拶をしても返さない。 何かを依頼しても無視する。 指示を確認しても「そう言ったでしょ!」と声を上げる。 そして他のスタッフも私への態度が変わりました。 唯一話すことができた先輩看護師(Fさん)は私に 「ごめんね、今は何もさせるな、教えるなと言われているの」 と小声で私に誤ってきました。 院内では私と話すことも禁じられていたようで、仕事終わりに少しだけ話をしてくれるぐらいでした。
●転職後の実態 その3
どうしても私への職場のスタッフさんたちの態度が気になり、先輩看護師(Fさん)に相談しました。 すると、、、 「今は耐えよう。ほとぼりが冷めたらきっと大丈夫よ。」 と励ましてくれはしました。 しかし、そこから1か月は現状はなにも変わりませんでした。 そして約1か月後の診療後のことです。 院長先生から「今月をもってやめていただこうと思う。」と言われました。 私は、クビになったのです。 理由は、「職場の雰囲気に馴染もうとしないから」「即戦力にかけているから」でした。 確かに私は急性期病院しか経験がなかったので、クリニックでの経験がないのは事実です。 しかしそれは、採用面接時点でわかっていたこと。 クリニックでの経験がないことを知ったうえでその時は、「一緒に頑張っていきましょう」と言っていたのに・・・。 それに「職場の雰囲気に馴染もうとしない」のは、無視されていたわけで・・・。 挨拶もして、返事ももらえないのに、あれ以上どう努力すればよかったのか。 頭の中は急なクビ宣告に混乱していました。
●転職後の実態 その4
クビになったことは、お世話になっていた先輩看護師(Fさん)に伝えました。 「何もできなくてごめんね。ここ、変なところよね。本当にワンマンで、あなたに対する態度、ひどかったわよね。」 先輩看護師(Fさん)は何も悪くないのに申し訳なさそうにしていました。むしろ唯一の支えとなってくれたのに・・・。 私がいなくなって悲しいと思ってくれたのは先輩看護師(Fさん)だけでした。 そして、その先輩(Fさん)が言うには、過去に辞めていったスタッフもみんな、雰囲気が合わずに辞めていったのだとか。 クビ宣告されて、即日に帰っていったスタッフもいたようです。 その話を入職前に聞けていたら、入らなかったのにと思いました。 私はその月の末まで、解雇になり、職を失いました。
●その後
私はクビになったという悲しさから、しばらく転職活動をすることができませんでした。 人生経験も浅いため、この時代にクビになるなんてとても恥ずかしかったです。 自分の力が及ばなかった、あの時ああしていれば、など・・・。 考えても仕方のない後悔ばかりして、何もできない日々を過ごしていました。 そして同時に、今までの看護師として働いてきた自信も喪失して、空っぽの状態でした。 そんな私を救ってくれたのは、またしても先輩看護師(Fさん)でした。 「若いんだから、いくらでも病院はあるし、働き方がある。たまたま縁がなかっただけだよ。」 その言葉に助けられ、また、転職活動する勇気が持てました。
●転職の反省点
・職場の雰囲気を重視していなかった ・スタッフが安定しているのか、リクルーターに確認をとればよかった ・自分が本当にやりたいことはなにか見失っていた ・給料を重視しすぎた
●アドバイス
転職するということは、いちから新しい職場の雰囲気に溶け込んでいく必要があります。 そうなると、年代の近い人がいる職場をおすすめします。 なぜなら、話やすいからです。 転勤などで地元を離れざる負えなかった人はなおさら。 気楽に話せる人が、家族以外に身近にいるというのは非常に心強いですよ。 次に重視する点は、職場の人間関係です。 入職する前に人間関係を見極めるのはとても難しいことですが・・・。 これは一番重要だと、私は経験してみて思います。 クリニックなど、常に求人募集がでているところは何か裏があります。怪しいと思ってください。 入職前に職場の雰囲気を知るのは難しいと思いますが、離職率を聞いたり、直近の離職者の退職理由を聞いたり、 いくらでも詮索するヒントはあります。 面接時に聞くのは、ためらわれると思います。 なので、方法としてはリクルーターさんに聞いてみることですね。 リクルーターさんは私たちが思っている以上にたくさんの情報を持っていますから。 私の失敗した点は、年間休日日数や給料などを重視しすぎたことです。 もちろん年間休日日数は多いほうが嬉しいですし、給料もいいに越したことはありません。 ですが、やはり人間関係が一番ですね。 実際に体験してみて痛いほどわかりました。 もうほぼトラウマの思い出です。(笑) どこに行っても、気持ちよく働きたいですよね。 最後までエピソードを聞いてくださり、ありがとうございました。 あくまで私の経験談なので、参考になったかどうか・・・わかりませんが。 こんな経験をした人もいるんだな。くらいに思っていただければありがたいです。 私のような転職の失敗をしないように、失敗してもくじけにように みなさんも転職活動をがんばってください!応援しています。
まとめ
いかがだったでしょうか? 転職で新たな病院に就職するときのポイントは、 ①転職サイトに登録して、リクルーターをつけてもらう ②自分の今までの経験に見合った就職先を検討する ③自分がやりたいこと、興味のある科や領域を選択する ④職場の人間関係を重視する ⑤職場のスタッフの人数や年代を事前に教えてもらう ⑥スタッフの離職率を事前に聞く。 病院選びに是非参考にしてみてください。
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