介護の就職で志望動機を考えるときの8つのポイント

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#1042 2020/04/13UP
介護の就職で志望動機を考えるときの8つのポイント
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介護の仕事を始めるには、履歴書や面接などで志望動機を伝えなければなりません。しかし、初めての就職では、どんな内容にすればよいかわからず、悩んだりするものです。

<自分のアピールポイントを明確にする>

介護の志望動機を考えるときは、いきなり始めるのではなく、まず準備を整えることが大切です。ある程度方向性などを決めてから文章を考えないと、途中で行き詰まったり、なかなか完成しないことがあります。 それを避けるためには、自分にどんな強みがあるのか、よく考えるようにしてください。その点が明確でないと、相手の心をつかむような志望動機にはなりません。自分で自分のことがわからないようでは、アピールすべきポイントも見えてこないからです。 したがって、履歴書に書く志望動機を考えるときは、自分を見つめ直すことから始めていきましょう。就職したい福祉施設に貢献できる要素があれば、それがアピールポイントになります。 自分の強みがきちんと伝わることを意識しながら、効果的な志望動機を考えていきましょう。

<事前に念入りなリサーチをする>

志望動機を書く前の準備では、自分だけでなく、就職したい施設を掘り下げることも重要になってきます。職場のことがわからない状態だと、よい志望動機を書くことはできないので、リサーチは念入りに行うようにしましょう。 その際に最も注目しておきたいのは、施設の特徴です。方針や制度など、さまざまな情報をできるだけかき集め、どんな施設なのか詳しく知っておいてください。特徴がわかっていれば、志望動機を作りやすくなります。 これは、施設に合わせて考えることができるからです。自分の強みがはっきりしていても、それが施設にとってプラスにならないようでは、採用してもらえません。しかし、施設の特徴と自分の強みがしっかりと噛み合うようなら、心配は無用です。 この点を必ず押さえておくためにも、事前のリサーチは怠らないようにしましょう。施設の特徴に合わせてメリットを提示していけば、採用されやすくなります。

<なるべく具体的に書く>

準備をしてから書き始めれば失敗は少なくなりますが、より効果的なものを作るなら、具体的に書くことを常に意識しておいてください。具体性のない内容では、説得力が生まれません。面接で話すときも、相手の心に響かないことがあります。 そのような失敗を回避するためには、経験を盛り込むようにしましょう。自分の経験を絡めた主張にすることで、より具体的になり、説得力が増していきます。 例えば、「やる気があります」とただ伝えただけでは漠然としていますが、経験がプラスされると違ってくるものです。ボランティアの経験や家族の介護の経験を話し、そこから介護の仕事への熱意につなげていけば、気持ちが伝わりやすくなります。 これは、深みのある内容にしたいときも有効な方法です。実際の経験を加えると、ただやる気を伝えた ときのような浅い印象はなくなります。具体的なエピソードを盛り込み、上辺だけの言葉にならないよう、うまく調整してみてください。

<自分の言葉でオリジナリティを出す>

初めて介護の志望動機を考えるときは、本やネットで情報を集め、そのとおりに書いてしまうことがあります。例文などをそのまま使い、できたような気になってしまうのです。 しかし、そのようなやり方では、相手に伝わる志望動機にはなりません。自分の言葉が入っていないため、「どこかで見たことがある文章」「ありきたりでつまらない動機」といったマイナスな印象を与えてしまうのです。 この問題を解決するためには、やはり具体的なエピソードが役立ちます。自分だけが体験したことを盛り込めば、他の誰かが考えた志望動機に寄ってしまうことはありません。自分の経験を踏まえて、施設にどのような貢献ができるのか、丁寧に伝えていきましょう。 すでにある文章を利用するのは楽な作業ですが、本当に採用される志望動機にするなら、きちんと頭を働かせてください。自分だけの動機を用意し、効果的なアピールをしていきましょう。

<キャリアアップについて触れる>

介護の志望動機では、向上心があることをアピールするのも、重要なポイントになってきます。就職したらどのようにキャリアアップをしたいのか、できるだけ詳しく伝えてみてください。 ここでも、経験を大切にしていきましょう。それまでの自分の経験を話し、そこから将来のビジョンへ広げていくことができれば、具体的で説得力のある主張になります。 経験で得たものを活かし、実際の仕事でどう役立てるか考えることも、有効な方法です。就職してからも常にスキルを磨き、質の高いサービスを提供できるように努力することをアピールすれば、かなり熱い気持ちが伝わるものです。 こうした前向きにな話題を入れると印象がよくなるので、志望動機を考えるときはぜひ意識しておいてください。書類の提出や面接の段階で、すでに未来を見据えている状態にすれば、採用担当者に注目されやすくなります。

<経験者は退職理由に注意>

すでに介護の仕事を経験しており、新しい施設で働くために志望動機を考える場合は、辞めた理由をうまく説明してください。退職理由にマイナス要素が多いと、採用に悪影響を与えることがあります。 絶対に避けておきたいのは、前の職場の悪口です。不満があって辞めるパターンはよくあるものですが、それらをただ列挙するのはやめてください。ネガティブなことが目立ちすぎると、印象を悪くするばかりであり、新しい仕事につながっていきません。 失敗しないためには、たとえ嫌な思い出が合っても、なるべく前向きな内容を考えましょう。 例えば、「この施設ならより利用者に寄り添った仕事ができると思った」という理由は、前の職場の悪口が入っていないため、とてもポジティブです。自分を高めることが目的なら、愚痴を吐き出すだけの内容とは違い、印象を悪くすることもありません。 ただし、そう感じた理由が重要になってくるため、施設の特徴や自分の経験などはしっかり盛り込むようにしてください。

<なぜ選んだのかしっかり伝える>

就職する介護施設を探すときは、立地や給料などを細かくチェックし、自分に合った働きやすいところを選ぶものです。履歴書を送る気になったということは、そうした情報にも魅力を感じているわけですが、志望動機では触れないようにしてください。 家からの距離や報酬の高さなどは、自分だけのメリットになってしまうからです。 そのような志望動機では、あまりやる気が伝わりません。「もっと条件の良い施設に移っていきそう」という印象が強くなり、やる気のなさをアピールすることになってしまうのです。 本当に働きたい意思を示すなら、自分だけでなく、施設側のメリットにも触れていきましょう。自分の経験やスキルを紹介し、就職したらどんなことができるか、わかりやすく伝えてみてください。それなら、自分だけのメリットを話すより、ずっと効果的です。 たとえ本当に思っていることでも、「近いから」「稼げるから」といった雑な理由はカットし、メリットの大きい要素を入れていきましょう。

<中身のない長すぎる志望動機はNG>

初めて介護の志望動機を考える人は、言いたいことをやみくもに詰め込んでしまい、結局何が言いたいのかわからない文章にしてしまうことがあります。 そのような志望動機は、長くなりがちです。しかも、要領を得ない内容になることが多いので、印象がよくありません。就職のために採用されやすい志望動機を考えるなら、くれぐれも注意してください。 本当に気持ちが伝わる志望動機にするなら、情報の整理も忘れないようにしましょう。自分の強みや経験、リサーチした情報などを揃えたら、どうすれば大事なことが伝わるか、きちんと考えながら整えることが大切です。 いくら必要な情報でも、冗長な表現でただ並べただけでは、質の高い志望動機にはなりません。無駄を削ぎ落し、なるべく簡潔に、なおかつ要点を押さえた内容にしていきましょう。それなら、介護への熱意や施設への共感などが、よりクリアに伝わるようになります。

まとめ

志望動機を考えるときは、自分の思いをただ書き殴るのではなく、ここで紹介したようなポイントをしっかり意識しておいてください。 自分の気持ちをすべて正確に伝えるには、コツがいります。事前の準備や具体的な書き方などを把握した上で、採用されやすい理想的な志望動機を考えていきましょう。

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