求人募集が多い福祉の仕事について?私が介護福祉士を取得するまで?

会員登録 ログイン
メニュー
#997 2020/02/27UP
求人募集が多い福祉の仕事について?私が介護福祉士を取得するまで?
更新情報を受け取る mail このエントリーをはてなブックマークに追加
mail

さて超高齢化社会になるといわれる日本ですが、日本人の平均寿命が延びているのはご存知ですか?
長く生きる老人が増えれば、それだけ介助が必要な老人が増えるという事です。
人手不足が問題となっていますが常に求人があり、需要のある資格です!実務経験で3回試験に落ちて介護福祉士を取得した、私の介護福祉士を取得するまでと働く事業所の見極めなど、資格を取得してからをお伝えしたいと思います。

まず、なぜ私が介護福祉士を目指したかというと祖母の死です。
生まれた時から一緒に居て面倒を見てくれた優しい大好きなおばあちゃん。病気で私が17歳の時に亡くなってしまいました。亡くなったあと、ああしてあげたかった、これしてあげたかった…など後悔が押し寄せます。祖母に出来なかった事を他の老人にしてあげたい…それで私の心は救われる…これが、きっかけです。

まず、介護福祉士は国家資格!試験に受からないと取得出来ません。
試験を受ける取得を得るには2通りあります。

1、専門学校へ行って試験を受ける 
2、実務経験3年以上にて試験に挑む。

私は後者でした!まずヘルパーの資格を取得しないと現場の仕事は難しいし限られる。そう聞いたので、求人誌をチェックしながら、業者に問い合わせを何件かしました。
そこで、訪問入浴業者のアルバイトなら資格が無くても出来ますとの業者がヒットし!!
まずは面接をして下さるとの事で、受かってもないのに嬉しかったのを覚えています。結果は…採用ok!これで福祉に携われるとさらにウキウキでした。
当時18歳で、高校生だった為、土日のみということでアルバイトをさせて貰える事になりました。

訪問入浴は3人でチームを組んで老人宅に伺い、お部屋に組み立て式のお風呂を作って入浴介助をします。ほとんどの方が寝たきりなのかと思いきや、車椅子で自宅で入浴出来ない方や介護者が入浴介助が出来ない、ほぼ独居で介護者がいない、疾患がありデイに行けないなど、様々な事情がある方ばかりでした。大変な事も有りましたが、入浴すると皆さん喜ばれ、感謝されるお仕事だったので苦ではなかった記憶があります。
アルバイトをして3カ月近く経った頃、トップからヘルパー2級を取得したらどうか、費用は会社で半分補助しますとの提案があり、なんとも嬉しい申し入れです。条件として、しばらくは会社で働いてくれる事を提示されました。
この事業者は何の情報もなく、求人を見ただけだけど良い所が見つかったと改めて感激したのを覚えています。
当時のお金のない10代からすれば補助金を出してくれるなんて嬉しすぎました!と、同時に真面目な性格で頑張り屋さんだからと評価も頂き、急に社会人になったような気がして、期待に応えられるようにもっと頑張ろうと誓いました。

高校を卒業し、週5アルバイトをしながらお休みの日にニチイ学館に通い授業を受け、現場研修を三日間受け、確か半年くらいで無事にヘルパー2級を取得しました!

それから訪問入浴のワーカーから、同じ事業所で展開している、在宅ヘルパーへ仕事の内容が変わる事になりました。
在宅ヘルパーは、老人宅へ伺い、調理やお掃除の家事援助。オムツ交換や入浴介助などの身体介護と援助内容が分かれており、単体も有れば両方の場合も利用者のニーズによって違いました。
また、介護保険内で出来る援助と出来ない援助、中には病院付き添いなどもありました。大体は利用者にプランと違う頼み事をされた場合、あまりに度を超えた内容でない限りこなしていましたが基本的にはNGです。

ケアプランに添っての介助が必須です。訪問介護は思っていたより大変でした!まず、当時の私は若かった!
家事援助といっても料理や掃除など親と同居の私はやはり子供。まるで半人前。利用者さんが食べたい料理が作れませんヽ( ̄д ̄;) 生姜を大量に入れちゃったり?生だったり?…etcベテランヘルパーさんが調理を教えてくれたりしましたが、その中で一人の利用者さんが私と一緒にお料理をして下さるようになりました!
主任さんに、私にお料理を教えるのが楽しいと言ってたと言われ、家事援助に対する負の気持ちがひっくり返ったのを覚えています。
もしあの方が居なかったら家事援助はやめたいと主任さんに相談しようとしていたので逃げないで良かったと思います。

それから2年以上同じ事業所で働きました。
そこで段々と施設で身体介護を勉強したい。看護婦さんに付いて教えて貰いたいと思うようになりました。
ただ資格を取得した恩もあるからと悩みましたが、休みの日に仕事が入って出たり、無銭残業したり、十分恩は返したかなーと自分に納得させ、まずは求人募集している業者は無いかと探しました。

施設といっても様々な事情所があります。

特別養老人ホーム、有料老人ホーム、、デイサービスetc…その中でまず自分の希望に合った事業所を詮索しました。

1、身体介護の基本などや病気など勉強をしたいということ。
2、通勤が近い所。
3、賃金も良い所。

その中でやはり手当ては大事です!夜勤手当が良い所、交通費が全額補助など長く勤めるには必須です。悩みながら吟味し、条件にあう三件ピックアップし、先ずは1番の候補の特別老人ホーム、通称特養!ここの事業所の面接を受けたいと思い、早速応募し、面接を受ける事になりました。
面接で気をつけたのはやはり服装です!髪型、身なりはやはり地味にしました。
17年前の当時の福祉は現代ほど人手不足では無かったかと思います。
現代は人手不足から資格のない方も働かせたり、事件が起きたりと採用する人間を吟味出来ない現状もある様です。
無事採用され、施設で働くにあたり何が1番はキツかったかというと夜勤です。
日勤も有るのでスッカリ生活リズムが狂ってしまいました。施設内で一般と重特があり、一般は比較的自分で動けたり認知症も軽かったり介護が軽度の方。重特は認知症が重度、寝たきりなど介護が大変な方と部署も別れていました。
勤務体制もA勤からD勤まであり、まずは全勤務内容を覚えなければならないのも大変でした。
ワーカーさんの、入れ替わりも激しく、後で知った事ですが、働くワーカーさん達内で派閥があり、グループ毎仲が悪かった様です。これは働くうえでは要注意です!気持ちよく働けるには助け合う、働くワーカーさん同士適度に上手く付き合ってないと利用者にも良いサービスは提供出来ませんよね。

その頃介護福祉士試験に挑戦する事にしました!この時21歳くらいだったかと思います。資料請求し、前事業所と今働く事業所に働いた月日や時間の証明書を書いて貰い足りていたので試験を受けれる事になりました。さてこれから勉強漬けの日々。
結果は…筆記試験に合格!!次は身体介護の実務試験です!試験当日、確か青学だったかと思いますが、行くまで迷ってしまいホームレスさんに道を聞き、時間ギリギリでした。仲間が居たら力強いのにと不安でしたね。試験は不合格!!緊張して声も、裏返り、全然ダメでした。自分で落ちてるよなーと分かっていましたがガッカリ。試験は年に一度なのでチャンスは来年…。受かったのは三回目。まさに三度目の正直です。資格を取得してからは、まず時給が上がり、正社員になれました!ボーナスが出るので賃金的にもかなり、上がったと思います。そして何より国家資格を取れたと自信がつきました!それから結婚する25歳まで働き、寿退社出来ました!1番良い去り方が出来て満足です。

現代は福祉の資格も当時より増え、介護用品も充実し、福祉制度も変わったりしているようです。現場を離れ10年。介護福祉士にら限らずですが、資格を生かせる施設や働き場所の吟味は中々難しい場合もありますが、ニーズが常にある資格なので、歳を取れば訪問介護はさほどハードではないですし、若いうちは施設でバリバリ夜勤したり、自分の体や年齢に合った働く場所を選べる資格だと思います。是非、体に気をつけて自分に合った資格の活用をして頂きたいと思います

まとめ

長々とありがとうございました。まず、福祉の現場で働く事業所の内容を選ぶポイントは2つ!年齢や体に合った働く場所を選ぶこと。福祉といっても事業内容は幅広く、訪問介護か、老人福祉施設か訪問入浴か。デイなのか特養なのか…自分に合った、自分のしたい仕事内容の吟味です。そして、働く社員同士のコミュニケーションは上手くいっているのかも大事なチェックポイントです!資是非、働く事業所選びに役立てて頂けたら幸いです

こんな記事/動画も見られています

 

こちらの本が読まれています

意見をメールする 更新情報を受け取る

バックナンバー

 

【看護師お役立ちコラム】への応募・問合わせ

名前【必須】
電話番号
Eメール【必須】
Eメール(確認)【必須】
問合わせ・応募内容
【必須】

 

Facebook Twitter email
看護師の転職・求人。病院を動画で確認!ミスマッチを防ぎます Pagetop