クリニック求人へ応募をする際に見ておくべきポイントとは?

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#993 2020/02/23UP
クリニック求人へ応募をする際に見ておくべきポイントとは?
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今後、クリニックへ転職を検討されている看護師さんは、就職先を選ぶ際にどのような点をチェックしますか?今回はクリニックの求人に応募するときにチェックするポイントをお教えします。

病棟勤務からの転職で人気のあるクリニックの求人ですが、クリニックへの転職をする際にチェックするポイントはなんでしょうか。今回はクリニックへ転職するときの気になるポイントをお伝えします。
クリニックの就職を希望する看護師の多くは、病棟勤務を経験して数年たち、新たな挑戦をしたい方、結婚などで働き方を変えたい方、また、専門の知識を深めたい方、夜勤のない仕事をしたい方など様々な理由があるかと思います。

・転職先を決めるときには…?

転職先を決める際のポイントですが、まず、当然のことですが「あなたが新しい職場で何を学びたいか」、が重要となってきます。クリニックは、特定の診療科目に秀でているところがほとんどのため、それがあなたが興味を持つ内容かどうか、知識を深めたいと思うかが大切となります。自分の興味のある内容でないと、楽しみながら長く務めることも難しいかと思いますし、志望動機は、面接の際にも必ず聞かれる内容ですので、自分が転職をして何をしたいかをはっきりとさせておく事が大事になります。

・求人には複数応募しておく

転職をする際、希望の職場にすんなりと就職できればよいですが、そうも行かないのが現実です。そのため、面接するクリニックは応募の段階で1つに絞らないようにしたほうが安全です。あなたの希望する求人に応募が重なって書類審査の段階で落とされたり、あなたの経歴がクリニックの求めるものとずれていたりすることで、内定をもらえないという可能性もありますし、複数箇所を受けるメリットとしては、クリニックの比較をすることができるという点もあげられます。面接を通して、より、自分にあった職場を選ぶ事ができます。

・面接相手は誰と…?

同じ診療内容のクリニックでも、AクリニックとBクリニックとでは規模やカラーが異なっており、クリニックの雰囲気も違います。個人病院のため、クリニックの雰囲気には院長のキャラクターが大きく影響していきます。そのため、面接の際は看護師長だけでなく院長ともお話する事が大切です。院長とお話をしてみて、その雰囲気や話し方、性格などから今後上司として付き合っていく事ができるか判断します。
しかし、クリニック側も診療時間後や昼休みなど、時間を割いて面接の時間をとっているため、必ずしも看護師長、院長の両方としっかりお話が出来る訳ではないので、状況をみて面接をお願いしてみてくたさい。

・長く務めるために

面接の時は受かりたい一心でこちらの印象をよくすることに集中しがちですが、お話ししてみた印象から、冷静に相性を判断することが必要です。比較のためには、1箇所の面接で決めるのではなく、いくつか見学した上で決めることをおすすめします。
クリニック側からしてみても、せっかく採用したのに、働いてみたら合わないからとすぐ辞められてしまっては、指導や採用の努力が無駄になってしまいます。
クリニックによっては面接後に1日業務体験を実施しているところもありますので、そこで一日の業務内容を把握する事ができます。そして、業務内容だけでなく看護師のキャラクター、スタッフの労働環境など、しっかり見て自分がここで働けるかきとんと判断してみてください。

・面接の予定をたてる

そして、面接の日程調整ですが、複数箇所受ける場合は日程を大幅に開けない事が大切です。実際にあったケースとして、転職活動する看護師の都合がつかずAクリニックの面接をしてからBクリニックの面接を受けるまでに、間が生じてしまいました。Aクリニックで面接をした後すぐに内定を頂いたのですが、お返事をするまでの猶予期間に、Bクリニックの1日体験を終了することができず、結果エージェントさんから、「早くお返事しないと、内定を取り消されてしまいますよ」と焦らされ、結局Bクリニックをしっかり吟味できずに終わってしまったという事があります。
このように、内定を早めにいただくことがあることも想定して、先方に失礼のない範囲内で返答ができるように、就職面接は日にちを固めて予定を組んだほうが良いでしょう。
現在の仕事をしながら転職活動をされる方にとっては時間を作ることはなかなか難しいかもしれませんが、日にちを集中して面接の予定を立てると、焦らずに転職先を検討することが出来るかと思います。

・自分のキャリアに自信もって

教育体制がしっかりしたクリニックであれば、基礎的なところから学ぶことができるかと思います。しかし、クリニックは、大きな病院とは違い、基礎的な看護技術や、社会人としてのふるまい等の教育時間をしっかりもうけるところはあまり多くありません。小規模体制で運営しているクリニックでは人手不足から求人がでている事もあるため、即戦力が求められます。そのため、新卒や経験の浅い方よりも、病棟でしっかり経験し、社会性と専門知識を身につけた看護師が求められます。自分が今まで経験してきた看護力に自信をもって、自分をアピールしてください。

そして、面接担当の看護師は、そのままあなたの先輩、指導者になることもあります。クリニック側があなたとの相性やあなたのキャラクターを吟味するだけでなく、あなたもしっかりと看護のプロとしてのプライドを持ち、就職先との相性を吟味して、素敵な職場と巡りあってください。

・面接先は一ヶ所に絞らない。
・院長や看護師長ともしっかりお話をする。
・自分と職場との相性を面接の際に吟味する。
・1日業務体験では働く自分をイメージする。
・応募する前に面接日の調整をする。
・面接では、職場があなたを見る機会であると共に、あなたが職場を見る機会でもあることを意識する。

これらを意識しながら、面接に望めば、より、ご自身の希望にそった職場に出会えることと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
クリニックの求人に応募をするときのポイントはこのようになりますが、何より、皆さんにとって大事なことは新しい職場で何を学びたいか、です。そのクリニックの専門性を理解し興味を持つことが大切になります。
是非、クリニックへ転職の際にはご参考にしてみてください。

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