転職を意識する時は職種に限らず色々な要因があると思います。
理由は、人間関係・希望職種でない・スキルアップのため・残業が多いから・
給与面・家庭の事情等々、理由は様々だと思います。
その中で看護師は専門職であるがので求人の多さと高採用率がありますが、
それが故の落とし穴もあります。
転職してから後悔されないよう、私の経験を紹介したいと思います。
【転職する際のポイント、診療科メインで選ぶ】
転職の理由がハッキリとしている場合は求人選びは簡単です。
希望診療科やスキルアップをしたいなら該当診療科で有名な病院を選べばいいと思います。
しかし、求人選びと実際に採用されてからの現実とのギャップは少なからずあると思います。
ここでは以下の項目について私が経験したことを元にそのギャップを少しでも
少なくする為の求人選びのポイントと選ぶ方法を紹介したいと思います。
【スキルアップが理由】
まず第一に、コミュニケーションスキルを上げたいなら精神科、糖尿病に関する事を学びたければ糖尿内科、もしくは内科、救急医療を学びたいのであれば救急科、手術前後の事を学びたいのであれば外科など、希望する診療科に配属される必要があります。
しかし、巨大総合病院や各地にある医療センターなどでは配置の希望は求人通りには中々かなえられません。
そこで、しかし自分の希望診療科に配置されるとも限りませんし、勉強だと思って数年は我慢し配置換えを期待しても
それではスキルアップのために転職した意味がありません。
なるべく最短でしかし、個人病院では可能ですが総合病院や医療センターなどでは、中々自分の希望通りの配置にはならないのが現状です。
ですので、まずは技術と適応能力、仕事の把握を目指します。
そして、3年目にはプリセプター(1年目の指導)がありますからそれをこなしてからひと段階成長してから配置換えの希望を出すという方法もあります。
その際、希望通りに行かなければ退職の意向を話しても良いでしょう。
新人さんの場合は、4年目がポイントだと思います。
配置された所で、もし自分の生きがいを感じたら認定看護師を目指す事ができます。
応募規格に就労期間は5年以上の制限があるため、早ければ早いほど受験資格を得ますが、学校の年間授業料と生活費などでなかなか上手く行かない現実があります。
その為に、勤務側は給料保証はどうなってるのか、家賃や授業料補助はどうなのかを確かめておく必要があります。
また、中途採用で重要なのは、自己技術と適応能力の早さ、メンタルの維持です。
配属される科によりますが、自分の技術スキル以上の場所ですと、
年齢を見て仕事ができると勘違いされたり、ガッカリされたり最悪陰口を言われたりします。
また、自分からは仕事の件を若い看護師には聞きづらかったりします。
居場所が段々と無くなり退職する方もいらっしゃいます。
私も実際に中途採用で1か月で辞めた人を何人も見ました。
ですので、自分の技術がどのぐらいであるか、何を未経験であるか、
中途採用者にもどの位のサポートがあるか、きちんと確認してから再就職しましょう。
上手く行けば、中途採用からのスキルアップも目指せます。
【残業が多いのが理由】
残業は多いほど多ければ良い、というのは昔の話です。
私も散々残業をしてきましたが、ちゃんと残業代として時間を付けれくれる病院もあれば残業代は1時間まで認めると言った暗黙の了解があったり、看護研究や勉強会のために休みの日でも無給のまま出勤したり、など皆さんもすでに経験済みの事も多いかもしれません。
経験や看護師友達等からの残業の少ない診療科の情報!
残業する=仕事ができない人、というイメージ概念がかなりあるからでしょう。
しかし、2名夜勤体制で入院があったり急変があった時など、何故に定時で帰れますか?
その時の書類作成や家族への対応、処置や点滴、看護記録(メモ)で手一杯。
何とか食事の下膳を終えて、申し送りをするので精一杯です。その後に、残った仕事をするのです。
残業無し!と、謳っている病院や施設は信用しないで下さい。
本人には残業は無いかもしれません。しかし、背後には必ずそれを補っている看護師がおり相手を気づかずに不快にさせているかもしれません。
それらが人間関係を悪くさせる可能性もあります。
看護師転職サイトなどでの謳い文句には、簡単に乗らない方が良いです。
【給与面が理由】
誰もが働いてて欲しがるもの。それはお給料です。それに、残業代までプラスされ
人間関係も恵まれてればまず言う事はありません。
しかし、お給料が高くなると、それに応じて天引きされるものが増えていきます。
「税金」と「社会保険」です。所得税・住民税に社会保険では健康保険・厚生年金
雇用保険、40歳以上は介護保険など。
初任給から天引きされるのは雇用保険と所得税だけです。しかし次回月からは全て天引きになります。
私の中での負担は厚生年金の高さでした。負担率は9%程と言われていますが約一割!
30万の給料に対して3万年金だけで引かれるのです。これは正直痛い…
これに住民税や所得税が掛かるのですから高給取りになるほど、引かれる額も多いです。
看護師の初任給は18~22万ほどだと思います。手取りはもっと少ないです。
経験年数が給料を上げていきます。
転職する際には、自分の経験年数を考慮してくれるかどうかをまず考えましょう。
年数加算があって常識だとは思いますが、
まれに付けない個人病院や施設もあるので気を付けて下さい。
看護師転職サイトで、日勤のみ40万、支度金20万、寮つきなどの話もありますが
よくよく聞くと、寮は3年以内であったり、仕事がかなりハードであったりします。
病院側からの要求が強く、ご奉仕を要求してくる事もあります。
ご奉仕とは5年、8年など、その病院で退職せずに働き続ける事です。
それ以前に退職した場合は違反金を払わないとなりません。
その場合は転職サイトに支払った費用を要求してくる場合があります。
転職サイトとの間に金銭が発生してるからです。
上手い話はありません。まずは安易に再就職せずに話をじっくりと聞き、検討する
必要性があります。
【家庭の事情(子育てしながら)が理由】
子供が出来て、産休に入った場合は在籍している病院に勤め続ける事をお勧めします。
産後復帰の際にかなりサポート制度がある病院が多いからです。
なぜなら、サポートをしないと皆辞めていくからです。
託児所がある場合は早めに申し込みましょう。
寸前になり託児所が満員だという場合もあります。
保育園も同様です。仕事をする際は優先的に入れます。
子供が発熱や嘔吐などで呼び出しを受けても帰宅しやすいでしょう。
また、子育てしながら再就職する場合は非常勤(パート・アルバイト含む)
の勤務形態で働くことも良いかもしれません。
その際はボーナスがありませんが、(金一封ならあるところもあります)
帰宅しやすい、休みやすい、週に3~5日など勤務形態を選べる、
扶養の範囲内で務めさせて貰えるといったメリットもあります。
転職サイトの利用も出来ますが、条件が絞られる可能性があります。
少子化で子供は宝であるはずなのに、働きづらい環境も悲しいですね。
まずは、給料よりもお子さんの成長を優先させながら働く、という
意思を持って仕事を探したり看護師をされることが重要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?転職は今までの人生を変化させるポイントにも成り得ますが、
ただの通過点でもあります。理由も様々でしょうが一度で諦めず何度もトライして理想の職場が見つかることを願ってます。その際、この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
働きながらでも看護師になるチャンスはいくらでもあります。頑張りましょうね。
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