看護師を目指す皆さんが、新しい病院や就職先を選択するときに困るのは全国各地にある数多くある病院や訪問看護ステーション、市役所などの就職先から絞ることではないでしょうか。ここでは候補を絞るときに調べるべきポイントについていくつか紹介し徹底解説を行います。
「就職活動する際のポイントについて」
・インターンシップに参加してみること
病院の紹介はホームページ上でもたくさん掲載されていて、そこから得られる情報はたくさんあります。
しかし、勤務している職員数や取り扱っている診療科、病院のこれまでの歴史、患者さんへむけたメッセージなどしか載っておらず、なかなか病院の中、働く姿をイメージすることは難しいのではないでしょうか?
病院の中をイメージすることができる機会としてインターンシップがあります。希望している病院がインターンシップを実施している場合は是非参加することをおすすめします。
ホームページや外観からだけでは分からない、病院の中を少しは見ることができるのでイメージ力をアップさせることができるのではないかと思います。
また、インターンシップでは病院内の案内だけではなく、2~3年目くらいの先輩看護師と昼御飯を一緒に食べて交流する機会を設けている病院も多いので、実際に病院で働いている生の声を聞くこともできますし、自分が疑問に思っていることを質問することができます。さらには、インターンシップに来た人には就職時の面接のときに有利になるという話もあるので、就職を考えている人はインターンシップに参加することをおすすめします。
・なるべく規模が大きい病院を探す
病院の規模が大きいと扱っている診療科も多く、新しい医療機器なども入ってくることから学べる機会が自ずと増えます。
それだけ看護師として知識や技術を身に付けることができ、周りの看護師と比較しても評価が大きく変わってきます。
また習得することができる知識の違いだけではなく、教育体制も異なってきます。現在は新人への教育は努力義務から義務へと変更となり、どの病院でも新人に対して教育をすることが当たり前となり、プログラムも確立されています。
大きな規模の病院同士では教育プログラムに大きな差はありませんが、規模が小さい病院であるとどうしても人手不足や経験不足などから教育プログラムを充実させることができません。
必ずしも規模の小さい病院が劣っていて、いい看護をしていないというわけではありませんが教育プログラムに関してはそのような傾向にあるようです。
そして、一度人間関係をこじらせると修復することは難しいし、人があまりいないから休みも取りにくいのではないでしょうか。
・ホームページからだけではなく、雑誌などからも情報収集する
ホームページには簡単な情報しか載っていません。
そのため雑誌からも情報収集することをおすすめします。
もし心臓血管外科の領域を希望する場合は手術件数はどのくらいなのか、どのような最先端の治療を行っているのか、合併症の発生率はどのくらいなのかなどについて対象の病院だけではなく、全国の病院と比較して優れているのか、件数が多いのかなどを知ることができます。
このような情報はホームページ上では知ることはできません。
・勤務体制を調べる
現在は国の働き方改革によりだいぶ労働時間を管理してくれるようになりました。そのため残業時間や休日出勤などの回数は減ってきていると思います。
しかし、看護師の仕事上、患者さんの急変があったり、緊急入院の受け入れがあったり、することが多い時間内に終わらせることができなかったりしてどうしても残業する時間が多いことが現状ではないでしょうか。
その中で3交替で勤務することはきついと思います。3交替の勤務では17時が定時でも仕事があがれず結局21時になり、24時の深夜業務をしないといけないという事態が発生してしまいます。
その点2交替勤務では1回当たりの拘束時間は長くありますが、休みの回数は多く確保できるため身体的、精神的な負担を軽減することができます。
・基本給を調べる
看護師の勤務では夜勤業務が含まれているため他の職種と比較して、給料は高い方に設定されています。
夜勤手当て以外にも住宅手当てや通勤手当てなどが付いているから給料が高いと感じるかもしれませんが、基本給はさほど上昇しないためボーナスは変わらず、年収としては何年働いてもあまり変わりにくいという特徴があります。
ボーナスなどは基本給をもとに算定されるため、しっかりと基本給で反映させてくれるかどうかについて調べたほうがいいと思います。
・看護体制について調べる
看護体制によって勤務の負担は大きく異なります。1人で多くの患者さんを担当しなければならないのか、1人で多くの処置やケアをしなければならないのか、2人で一緒に担当しながらケアを行うのか、ケア専門で行う人がいるのかなど、看護体制によって働き方は異なります。
1人で全てを行うよりも、2人で一緒に行うほうがインシデントの件数も減りますし、ミスも減ってくるので負担を減らすことができます。
看護体制を重要視する人はあまりいませんが、今後の働き方に大きく関わってくるため調べておくことをおすすめします。
・離職率、どの世代が働いているのかを調べる
離職率が高い病院は看護師が定着していないばかりか、自分が就職した際に大きな負担を強いいられることになるかもしれません。
離職率が高いということは働く人にとってあまりいい環境とは言えません。また、離職率と同時にどの世代が多く働いているのかも一緒に調べてみてください。
若い世代が大半を占めているとやはり辞めていく人が多いから新卒採用で補っていたり、中堅の世代がいないと、ママさんにとっては働きにくい環境なのかもしれないなど、様々なことを推測することができるので、離職率と一緒にどの世代が働いていて、どのような分布になっているかを調べることをおすすめします。
まとめ
いかがだったでっしょうか?
病院や就職先を絞り込むときにはインターンシップに参加すること、なるべく規模が大きい病院を探すこと、雑誌等からも情報収集すること、勤務体制や教育体制を調べること、基本給を調べること、離職率やどの世代が多く働いているのかを調べることがポイントであることを理解してもらえたと思います。
就職活動は今後も自分の働き方に大きく関わってくるので、後悔のないようにしっかり調べ検討したうえで取り組むことをおすすめします。
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