看護師への就職での最終関門は「面接」でのハキハキ力を発揮し採用をゲット!

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#968 2020/01/29UP
看護師への就職での最終関門は「面接」でのハキハキ力を発揮し採用をゲット!
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就職活動で避けては通れない面接。しかし、話の内容はもとより、つい見落としがちなビジネスマナーなども面接時には評価の対象となります。 看護師は人と接する機会なので、コミュニケーション能力が必要です。就職に向けた最終関門となる面接の留意点について、さまざまな観点からご説明するとともに、面接前に知っておきたい面接でのコツや準備しておきたいこと、知っておけば対策できることをまとめて徹底解説していきます。

まずは、看護師の仕事内容をご紹介します。

就職するには仕事内容を知らなければいけません。看護師は、病院やクリニックだけでなく介護施設や保育所など、さまざまな場所で活躍しています。女性のイメージが強い看護師ですが、男性看護師も年々増えています。60代以上の看護師も増えており、長く活躍できる仕事のひとつです。また、急速に進む高齢化に対応するため、特定の医療行為については一定の条件のもと、医師の判断を待たずに看護師が行うための研修制度が開始されました。看護師の仕事の幅はますます広がりつつあります。 看護師の職場は、医療施設、介護施設、保育所、学校、企業、個人宅(訪問看護)など多様です。実務内容は職場によって大きく異なります。 医療施設に勤務する場合は、入院患者の看護を行う病棟看護師、外来診察をサポートする外来看護師、手術室で医師をサポートする手術看護師、救急患者に対応する救急看護師など、施設規模や診療科によって役割もさまざまです。 訪問看護では、病気や障害のある人が、住み慣れた場所や家庭で療養生活を送れるよう、個人宅を訪問して看護を行います。訪問看護や介護施設での看護は、急速な高齢化によって病院以外での日常的な療養を必要とする人が増加していることから、今後ますますニーズが高まる分野です。このニーズに対応するため、「特定行為」に定められた診療の補助は、手順書に基づいて看護師が行えるよう(医師による指示は必須)研修制度が開始されるなど、看護師の仕事の幅はますます広がりつつあります。 一方で、特定の看護分野について、より質の高い看護を提供したり実践したりするための「専門看護師」や「認定看護師」といった認定資格の取得者も増加しています。専門性を追求して看護師としてのキャリア形成をめざす流れもあるようです。

具体的な看護職へのイメージがわいたところで、具体的な就職に向け、面接に臨む前の準備の方法をお伝えします。

先方の病院などの働く場の特徴、病院の経営理念や方針など、ホームページなどを活用して隅々まで読み込んで情報を入手しましょう。   就職を前に、質問している面接官の意図を理解し、理念や方針にそった受け答えが出来ると好印象につながります。 面接が決まったら、開始時間や交通手段を考慮して、家を何時に出ればよいか余裕をもって予定を立てておきます。 特に、土地勘のない場所だと道に迷うことも考えられます。 所在地は正確に把握しておく方が賢明です。 面接が始まる5分前には会場の前に控えていましょう。 遅刻はもってのほかですし、あまり早く着き過ぎてもいけません。 履歴書、職務経歴書、看護師資格証明書のコピー、筆記用具は必要になるでしょう。 何を持参すべきか事前によく確認しておきましょう。 履歴書には通常写真を貼っておきます。 また、履歴書と職務経歴書は封筒に入れて面接官に渡すのがマナーです。 自分用としてコピーを手元に取っておくと安心です。 面接時の第一印象はとても重要です。 身だしなみは十分に配慮してください。 看護師は清潔がモットーですから、当然、清潔感のあるなしは判断材料の一つになります。 基本的に服装はスーツがよいでしょう。 上品で清楚な印象のある、紺やグレー、ベージュなど落ち着いた色のスーツに、白いブラウスなどを合わせるのがお勧めです。 化粧はナチュラルメイクを心がけましょう。 ノーメイクでも厚化粧でもよくありません。 また、イヤリングやネックレスなどのアクセサリーは控え、派手なネイルも避けましょう。 面接を機に事前に美容院へ行っておくのもよいですね。 前髪は眉にかからないようにして、長い髪は束ねておくと印象がアップします。 また、当日きちんと手入れすることはもとより、面接室に入る前にも最終チェック(乱れていないか、フケは落ちていないかなど)をしましょう。 ヘアカラーをしているときは、できるだけ黒に近い色がよいでしょう。 直接患者と接する職場では、派手な色でなくても染めていること自体に拒否感を示される場合があります。 好印象にするには、できるだけ黒にしておいたほうがよいかもしれません。

次は面接時のマナーをご紹介します。

履歴書はたいてい事前に相手方に渡っていますが、最終的な合否は面接時の対応で決まります。
受け答えや話し方、立ち居振る舞いなども評価の対象です。
 ・ドアは3回ノックして、返事が聞こえたら中に入り、ドアを閉めます。 勧められるまでは椅子に座りません。
・ 自分の氏名を名乗り、ゆっくりお辞儀をします。
・会社の面接では、志望先を「御社(おんしゃ)」といいます。
・病院では、「御院(おんいん)」と呼びましょう。
・面接では、なぜこの病院(会社など)に勤務したいと思ったのか、また、これまでの実務経験から得た看護観についてよく聞かれます。
あらかじめ面接の想定問答をして対策を立てておきましょう。
・最初に受ける質問はこの志望動機が多いと思います。
どんなところに魅力を感じて仕事をしてみたいと思ったのか、ホームページやパンフレットなどを熟読してポイントを押さえて話しましょう。
応募先の施設をよく理解し的確で説得力のある話ができると、面接官にはあなたの存在が印象に残ります。
・また、魅力を感じたこと、これから挑戦してみたいことなどを率直に話すとより就職を勝ち取るには好印象です。
・さらに面接官が聞きたいことは『看護師として仕事をしてきた経験に基づくあなたの看護観』です。
看護師になろうと思ったきっかけ、目指してきた看護師像、先輩看護師から学んだこと、失敗や挫折から得たこと、患者との関わりで大事にしていることなど、印象的なエピソードをまじえて話すとわかりやすいですね。
実体験をよりどころとした話からは、看護に対するあなたの情熱やポリシーを伝えることができます。
自分が所属した科で身に付いた技術や経験などを具体的に話します。 技術面だけでなく、チームリーダーやプリセプターなどの経験、学会発表なども含め、積極的に話をしたいところです。
今までこのような経験をしたので、ここではこんな目標がある、こんなことに挑戦したい!といったことが話せると、目的意識の高い人物という印象になります。 仮に未経験だとしても、このようなチャレンジ精神を持っている、という意思を表明することが大事です。
何となく就職したいというだけでは、その他大勢の一人になってしまいます。 この人を採用するとこんなメリットが生まれそうだと、面接官の期待感が募るように伝えましょう。 ほとんどの場合「何か質問がありますか?」と問われますから、質問は予め用意しておきましょう。 その際、印象の良い質問と悪い質問があることに注意してください。

・良い印象

相手の話をよく聞いているからこそ発せられる質問は好印象です。 「さきほどこのようなお話がありましたが、その点をもう少し詳しく教えてください」など、その場で考えて的確な質問をすると、理解力が高い、探求心が深いなどと思われるでしょう。 緊張してとっさに思いつかない場合を想定して、やはり質問は準備しておくものです。

・悪い印象

労働条件についての質問は印象が悪くなる可能性があります。 特に給与や賞与、休暇などについては、事前に調べるか紹介会社などの担当者に問い合わせておき、不明点は解消しておきましょう。 労働条件にこだわって求職活動をしている人、と思われてしまいかねません。的を達成するのに適している方法を選んで転職活動に取り組むようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。面接は誰もが緊張するものです。 特に看護師は人と接触する機会が多く、「コミュ力」が求められます。また、人の命も預かる仕事ですので、普通の会社に就職するのとは意味が違ってきます。ですので、意識次第で面接官に好印象を与え内定に近づくことができます。事前の準備を怠らず落ち着いて面接に臨むことが大切です。皆さんが素晴らしい結果を勝ち取れることを願っています!

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