超高齢社会の中今後多死社会になると言われています。
及び国の指針では病院から在宅へ。
キュア(治療)からケア(癒し)へと時代の変革の時でもあります。
その中鍵を握っているのが訪問看護師であると思います。
看護師の仕事は多岐に渡りますが、その訪問看護師にスポットをあてお知らせします。
未来の看護師はどうなるのか。これからの社会がどうなっていくのか、公立の病院が再編危機に立たされている今看護師である我々、また未来の看護師はどのようになっていくのか。その中でも鍵を握る訪問看護師という仕事に焦点を当ててみたいと思います。
私自身看護師として個人病院で勤務したあと病院が系列の訪問看護ステーションに勤務しました。
まずなる方法といえば簡単でハローワークや看護協会のナースセンター登録し検索すると各地域の訪問看護ステーションが表示されます。
もし気になる訪問看護ステーションがあるならgoogleで検索し事業所問い合わせする事が一番早いと思います。
もし事業所のホームページがあればメールフォームがある場合あり、そこに質問や面接希望の旨を書き込めば返信メールで返ってくるか、電話を登録しておけば直接電話がかかってきます。
(しかしメールは数日かなければ返答がないこともあるので、時間に余裕があれば使用してもよいと思います)
indeedという最近求人サイトを私も使用してみましたが、直接事業所コンタクト取れる場合もあります。しかし、看護師紹介会社や派遣会社が広告をのせている場合が多いのでどのような事業所あるか知るには良いかもしれません。
紹介会社へ相談してよいですが入職にあたり、100万程事業所が払う形となり採用にあたり人選という意味でハードルは上がるようです。(見学の際にいち事業所の管理者より耳にしました)
私の例では紹介会社が先々事業所へ連絡を入れていかれ、行きたかった事業所まで連絡されしまいには断られた経験があります。
事業所選びは時間はかかるかもしれないですが、納得行くまで見学し話を聞くのが一番だと思います。
はじめに訪問看護の事業所探し方法から話をしてしましたが、訪問看護といっても病院からの派遣する(みなしの訪問看護)
と株式会社など設立した訪問看護ステーションがあります。
最近は小規模多機能という施設(通いと泊まりと訪問介護)に訪問看護を組み合わせた訪問看護ステーションがあります。(以前は複合サービスといわれれいました。)
私が入社したのは株式会社の訪問看護です。
会社なのでマネジメント能力や介護保険、医療保険など知識が必要となりますが他職種(ケアマネージャー、介護士、看護師、理学療法士、社会福祉士、地域の民政委員や病院、施設の関係者)と協力し一人の方を全員でサポートしていくので病院と違いやりがいを感じます。
わからないこともありますが医療知識がつまった固い頭を柔軟にするにはよい仕事だと思います。
訪問看護ステーションの配属は最低2.5人と少数精鋭ではありますが、個々のキャリアや看護観が活かせる場だと感じています。
一人一人と関わる時間も病院と違い長く、その人の生活を見ることができるため、一人一人の全体像看護師として見ることが想像しやすくなると思います。
これはこれから地域社会を支えて行くためには訪問看護という仕事はよい経験になる思います。
メリットばかりでありません。臨床経験が必要ということや、男性の個別看護に不安があるステーションや地域性がある訪問看護ステーションがあるのは事実です。
しかし、それも一部なのでもし沢山ある中の訪問看護ステーションに入職できなくても、会社の都合の為気にせず自分に合う職場を探せばいいと思います。
仕事内容は基本病院で学んだことをベースに医療介入や介護介入をしていきます。
介護保険を使用した訪問看護ならばケアマネージャーのケアプランにそってその訪問する曜日や時間(30分ー1時間など)、医療保険なら病院から退院後2週間、主治医訪問看護指示書により訪問することとなります。
オンコールがある場合が多いですが当番制に分けている場合が多いです。
看取りの場合もあり在宅の主治医が担当の利用者の方なら連絡調整が必要となっていきます。
私の場合は在宅で家族に看取られてなくなるガン患者様に関わらせていただいたとき、今まで看護師という仕事をしてきてよかったと思う場面がありました。
病院では急患であれば救命や、家族とすぐ連絡が取れなければ延命処置も行われることもあります。
その中には高齢者の方々も含まれ、その判断は難しく看護師としてもそのような場面が心苦しく感じることもありました。
今はアドバンスケアプランニング(人生会議)という家族で話を合う機会を持とうという流れになってきています。
家族が死について口にしたくない、また不安になっているとき相談したり、近くで寄り添うことできることも訪問看護師の仕事のひとつだと思います。
訪問看護ステーションは理学療法士の方が立ち上げて看護師は管理者をされていたり、高齢者だけでなく精神科看護師や医療的ケアが必要な心身障害児の看護もあります。
赤ちゃんまでお年寄りまで。
障がい者まで地域で支えていこうと共生社会になる現在下地作り進んでいると思います。
病院の病床数が削られ、介護保険施設であり介護療養病床も廃止となり介護医療院となるようになっています。
在宅やサ高住などの施設へ重度の患者様や利用者様方を支えるのは看護職だけでなく地域の方々やその関係者や介護医療福祉に携わる有識者でもあると思います。
2025年に向け2020年からもより変革が進み看護職へ期待ニーズはますます高まって行くと思います。
私自身はケアマネージャーへのスキルアップも考えて資格取りました。現在は一次予防的な観点でのアプローチも勉強したいと思っています。
認知症の高齢者が多い中に認知症ケアなど知識にな場面も訪問看護師していると多く立ち会います。
興奮したり高齢者方々どのような対応で接したらいいか、どのような言葉かけをしていけばよいか。など病棟駆け回っている入退院や検査や医師の介助をするバタバタな看護師時代は学ぶことが少なかったです。
ゆっくりと一人の人その家族に関わることができる看護。それが訪問看護醍醐味ともいえるでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
少しでも訪問看護という仕事に関心を持って頂けたでしょうか?
看護師は病院以外にも活躍できる場があり、沢山のニーズがあると感じて頂けたと思います。
看護スキルだけでなく在宅看護は得るものも多く、自分自身が成長できると場だと思います。
少し勇気を振り絞って扉を開いてみたら今までと違った看護観を得られると思います。
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