公務員から看護師への転職。その道しるべをお伝えします。

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#941 2020/01/02UP
公務員から看護師への転職。その道しるべをお伝えします。
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自分のやりがいを見つけることができず、とりあえず社会人としての扉を開き仕事を始めた方。
日々に悩みを抱え、自分の道しるべを見失ってしまってしまっていても諦めないでください。
転職体験を読んで頂き、少しでも希望の光が見い出せたらと思います。

【最初の社会人としての扉】

高校卒業にあたり、周りの友達は、ほとんど大学などの学生生活の扉を開き自分の道を見つけることができていました。
そんな中、私は将来像を見出すことが出来ず、自分は何に興味があり、何がしたいのか全く導きだすことできていませんでした。
大学など進学するにもお金がかかるので、とりあえず、就職を考え、就職試験をし、幸いなことに公務員として職につくことが出来ました。

【新社会人として感じていたこと】

社会人として当初は、上下関係における上司とのやり取りや、仕事に慣れることに精一杯でした。
仕事へのやりがいや、楽しさを見つけることはできず、淡々と過ぎていく日々を感じていました。
唯一安心できる材料として、高校卒業で社会人として働いていたため、学生の友達から比べると、自由に使えるお金があることでした。
そのため、若干優越感に浸っていました。

【将来に対する不安】

数年経つと、周りの友達も大学や専門学校を卒業し、仕事の悩みや楽しさなど話すようになりました。
私は、変わらず淡々と仕事をこなす日々が続いており、そんな日常にこんな状況でいいのか悩み始めました。
社会人になり、看護師として働く友達が多く、病院での出来事ややりがいなど耳にするようになりました。
友達はしっかりとビジョンをもって看護師として働きていている中。自分自身が不甲斐なく将来像を考えなおすきっかけになったことを今でも覚えています。

【自分を振り返る】

自分におかれた仕事をみつめなおし、自分のだれかのために役立つ仕事をしたいと思うようになり今からできることを考えました。
考えだすと、すぐに行動に移ることができ、まずは情報収集から始めました。
公務員として安定した職につくことはできていましたが、一旦仕事を辞めることを決意し、上司に相談しました。
将来に対する期待も見えてきていましたが、その時は不安の気持ちでいっぱいでした。
しかし、その時に思ったことをズルズルと引き延ばしてしまうのはもったいないと考え、気持ちを切り替え新たな思いで前向きに行動を起こすことができました。
周りの友達が安定した職につき、働き始めている中、自分は仕事を辞め、転職先を探しはじめました。

【転職への道しるべ】

姉が病院での補助の仕事を行っていたため、姉からも病院での仕事の様子を聞くことも多かったので、自然と「病院で働く」ことへの関心が深まりました。
ホームヘルパーの講習会が開かれていいることを知った私は、ホームヘルパーの養成講座へ足を運び講習を受けることからスタートしました。
実際の病院でベット介助を学んだり、どんな人のケアが必要になるのかなど具体的に講習が進むにれ、「介護の世界で働きたい」と自然と思えるようになりました。
その気持ちと同時に、「専門的に身体の事を知りたい」と思い、すぐに働くことを選択せず、「看護学校を受験する」ことを考えました。
そこからの行動も早く、通える学校の情報収集をし、さっそく受験可能な学校を見つけ、年内に受験し合格することができました。

【看護師として第一歩】

現役の学生と年齢も異なり、社会人経験もしていたため、あらゆるギャップもありましたが、学生生活は楽しいものでした。
自分で学びたい気持ちが強かったので、看護学生時代の辛いことはさほど覚えていません。
勉強でき、看護師として働くために必要な知識を得らえることがとっても楽しかったです。
そんな学生生活もあっという間に過ぎ去り、看護師国家試験も突破し、看護師として働く道を取得することができました。

【看護師への転職】

公務員時代からの大きな転職となりましたが、自分のやりたいことを見つけ出し、社会人として再スタートを切ることができたことは本当によかったです。
自分のやりたいことを見つけ出すことはなかなか難しい側面もあるかもしれません。
自分の姿を見つけ出すためにも、周りの環境や友達も大きく関係してくると思います。
スタートを切るのはいつからでも遅くはありません。
自分がやりたいと思ったことには、全力で楽しみながら取り組めるはずです。

【看護師での学び】

看護師として、再スタートを切り、総合病院で働き、多くのスキルを身に着けることもできました。
ホームヘルパーとして資格を取った時は、ご高齢者の方と関わる看護師像を夢見ていましたが、配属された先は小児科でした。
小児科では、子どもとの関わりはもちろんですが、親御さんとの関わりも多くなります。
小児科だけではありませんが、ナーバスになっている親御さんも多いためどのように対応したらよいか自問自答したり、先輩から助けてもらったりしながら、コミュニケーションスキルの磨くことができたと思います。
看護師として働くことは、辛いことも沢山ありましたが、看護学生の時と同じように、常に学ぶことが楽しいことが多く、何より生き生きと仕事ができています。
公務員として働いていたころの自分からすると考えられないことです。

【看護師として他施設への転職】

患者さんとの関わりだけではなく、学生や新人指導も行う立場となり、看護師として働く中で自分自身の成長も感じることができます。
看護師として働く今、看護師は働く幅も広いため、自分のライフスタイルに合わせた職場選択などもできます。
私も結婚を機に、職場を変わり施設やクリニックなどへの転職もしてきました。
働く場所が変わると、その病院のやり方など細かい部分で異なる部分はありますが、基盤は同じです。
これは看護師の強みともいえるのではないでしょうか。
看護師から他の病院への転職を考える時にも選択肢が多くあることは魅力の1つではないでしょうか。

また、看護領域は幅が広いため、自分のスキルなど得意な分野で働くこともできますし、新たに異なる分野に挑戦し働くこともできます。
医療も発展し、高齢化も進む中で看護師の需要はより高くなっているため、今後も期待ができる職業ではないでしょうか。
転職の1つとして看護師として働くことは魅力的なことだと思います。

まとめ

自分自身の転職体験についてお話させていただきましたが、いかがだったでしょうか?
仕事にやりがいを感じることはとても大切だと思います。
働き方に悩んでる方がいれば、一つ看護師として働くことを念頭におき検討されるのはいかがでしょう。
いつからでも遅くはありません。
学ぶことは楽しいことです。
看護師として働いていく中で、自分の環境に合わせた職場選びも出来る魅力的な看護師は本当にお勧めです。

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