看護師としてのやりがいと、就職先の探し方

会員登録 ログイン
メニュー
#873 2019/10/28UP
看護師としてのやりがいと、就職先の探し方
更新情報を受け取る mail このエントリーをはてなブックマークに追加
mail

看護師を目指す方たちなら、看護師として人の役に立ちたいという気持ちがあると思います。そこで、働くということの厳しさとやりがいについて、実際に病院に就職し、働いて感じたことをお伝えします。

看護師を目指す皆さんは、少なからず人の役に立ちたいという気持ちがあるかと思います。
私も、看護師を目指したきっかけは人の役に立つ仕事がしたいという気持ちからでした。学校を卒業し、看護師免許を取り、某民間企業の病院に就職しました。
最初はやはり学ぶことばかりで大変なこともありましたが、患者さんに感謝されることが嬉しかったです。大きい病院でもありましたので、患者さんの入れ替わりも目まぐるしく、毎日バタバタと時間が過ぎていました。
夜勤は本当に大変で、あまり好きではありませんでした。また、上司とも合わず、いつの間にかツライという気持ちの方が増えていってしまい、2年で看護師を辞めてしまいました。

もう絶対に看護師はやらないと決めて、半年は医療関係とは関係ないバイトをして半年過ごしましたが、やはり就職先を探そうと思い、もう1度看護師をやってみようと思い、看護師として働ける場所を、探しました。
そして、夜勤がなく、土日休みという条件で就職先を探してみると、思っていた以上にいろいろなところがありました。
そして、訪問看護を選びました。最初はやはり不安もありましたが、しかし、病院に勤めていた頃とはまた違ったやりがいを感じることができました。病院では毎日バタバタしていたので、患者さんとゆっくり話すこともなく、業務的に接することが精一杯でしたが、訪問看護は1人1人に時間が充てれるので看護師と利用者という立場での会話もありながら、人としての会話もすることができ、利用者さんがどんな人であるのか、どんな生活をしてきて、どんな疾患があって、どんな想いがあるのかをしっかりと聴くことができます。1人1人としっかり関われることで、とてもやりがいを感じることが多いです。また、看護師同士でも意見を交換する機会が多いため、1人で抱え込まず、周りに相談しやすい環境でもあります。病院ではみんながバタバタしていて、相談しやすい環境がなかったため、1人で抱え込むことが多かったので、職場の環境の大切さも改めて知ることができました。

訪問看護でも、病院でも亡くなる人はいましたが、病院ではやはり時間に追われ、業務的な作業になってしまうことが多く、亡くなった患者さんや、その家族としっかり関われる機会がなかったですが、訪問看護は家族を含めて看取りを支援したり、家族が看れるところまでは住み慣れた自宅で過ごせるように支援をしたりと、密に関わることができ、利用者さんやその家族といろいろな話をする時間を取れるため、想いを聴くことができます。その人の最期は後悔のない形であってほしいし、家族にも後悔が残らないようにしてもらいたいと思うので、話をするなかで、アドバイスをさせてもらっています。そういう時にもやりがいを感じます。関係を築くほど、亡くなった時は悲しいですが、やはり、看護師として働いていく上で、その悲しさを感じなくなるのは嫌だと思うので、最期まで関わらせてもらえることは本当にありがたいことだと思うことができます。

これまでは、看護師としてのやりがいについて話しましたが、ここからは働くということの厳しさについて話したいと思います。

看護師として、やりがいを感じることができても、やはり夜勤があったり、休日出勤や長期休みがないことなど、仕事中心の生活になりがちで、心身ともに疲れてきてしまうことが多いと思います。
もし、これから就職先や転職先を探されるのであれば、自分にとってのやりがいが得られるかだけではなく、休みがしっかり取れるのか、また給与面もしっかり比較した方が、仕事をしっかりやった分、休みの日に自分のやりたいことをやれるかどうかを考えることが大事だと思います。
病院や事業所によって給与や夜勤手当と諸手当も様々です。看護師としてのスキルアップを考えることも大切ですが、心身ともに潰れてしまっては元も子もありません。看護師は就職先がたくさんあり、選ぶことができます。自分に合った職場がかならずあると思います。看護師にらなりたいと思った頃の理想だけでは、気持ちが持たないし、かといって給与や休みだけを重視するとやりがいを見失ってしまうかもしれません。いろんな就職先を探して、自分にぴったりの職場が見つかれば、看護師としてのやりがいをすごく感じることができると思います。私の周りには、60歳台でも看護師として働いている方がいます。看護師は長年働いていける仕事です。結婚して、子供ができて、ライフバランスが変化しても、働けるところはたくさんあります。なので、1つの場所でずっと働き続けることも良し、生活の変化に合わせて転職することも良いと思います。
そして、最後に看護師をやっていて良かったと思うのは、医療の知識を得ることが出来ることです。自分や周りの人が急な発熱や、風邪症状でも、様子を見ていいのか、病院に行った方がいいのかの判断ができるようになることや、病気になったときにどうしたらいいのかという知識が身につきます。

また、医療はどんどん進化しているため、看護師として働いていれば、最新の情報を得る機会が増えます。それが自分や周りの人を救うことになるかもしれません。また、昨今高齢化が進むなかで、家族を介護することも出てくると思います。その時にも看護技術が、大いに役に立ちます。オムツ交換1つにしても経験の有無で、だいぶ変わります。自分の将来のためにも看護師を続けることに意義があります。看護師は本当にやりがいのある仕事です。もし、辞めたいと思っても、働きやすい職場はたくさんあります。これから看護師として働く皆さんの職場選びの参考に少しでもなれば幸いです。

まとめ

総合病院と訪問看護で働いてみて感じたのは、看護師としてのやりがいと、働きやすさは、それぞれに良し悪しがあります。また、看護師の就職先は多岐に渡り、必ず働きやすい職場はあると思います。しっかりと選んで、是非看護師としてのやりがいのある仕事をみつけてみてください!!!

こんな記事/動画も見られています

 

こちらの本が読まれています

意見をメールする 更新情報を受け取る

バックナンバー

 

【看護師お役立ちコラム】への応募・問合わせ

名前【必須】
電話番号
Eメール【必須】
Eメール(確認)【必須】
問合わせ・応募内容
【必須】

 

Facebook Twitter email
看護師の転職・求人。病院を動画で確認!ミスマッチを防ぎます Pagetop