訪問看護師の求人を探すときのポイントとコツ

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#869 2019/10/24UP
訪問看護師の求人を探すときのポイントとコツ
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訪問看護師に転職する場合、どんなところに注目して選ぶとよいのでしょうか。病院の看護師とは異なる働き方なので、不安も大きいですね。失敗したと後悔しないためのポイントとコツをご紹介します。

子育てがひと段落ついたら、看護師として復帰したいなと思う人も増えてきます。そんな時、転職情報を見てみると、訪問看護師の求人が多いことに気が付くのではないでしょうか。訪問看護師は、基本的に朝から夕方までのシフトであるため、子育てと仕事が両立しやすいと人気の求人です。常勤であれば、夜間の待機勤務もありますが、それも月に何回かこなせばいいだけ。また非常勤として半日勤務という働き方もできるので、人気が高まってきているのです。

そんな訪問看護師ですが、訪問看護師というのは、地域の在宅医療を支える仕事です。また病院と地域をつなぐ、また医療だけではなく介護も担う重要な役割を持っています。そんな地域に根差した仕事ではあるのですが、そこに不安を感じる人も少なくありません。

例えば、自分はこの地域にお嫁に来た立場である。そして子育てをしていたので、あまり地域とのつながりを持っていない、しかしもしも訪問看護師として地域で働くためには、土地勘もないし道も分からない、風習も分からないから不安という人が多いのです。

そこで今回は、自分の地元ではないところで訪問看護師として就職するには、どんなことを事前に知っておくべきなのか?またどんなことに気を付けて転職活動するといいのかということをご紹介していきます。

・訪問看護はステーションごとにカラーがある

訪問看護ステーションは増加傾向にあるので、求人を見てみると、自分の地域にもいくつかのステーションを見つけることが出来るのではないでしょうか。病院のようにいろいろな患者さんが通っていて、その病院のうわさを聞くというチャンスがあればいいですが、訪問看護ステーションの場合は、自宅に訪問する看護師なので、利用した人にしか訪問看護ステーションのことはいまいちわからないということが多いのです。そのため、なかなかその訪問看護ステーションの評判を聞くということが出来ません。
しかし転職をするからには、そのような評判も参考にしたいですよね。それがわからない時には、まず訪問看護ステーションの見学に行ってみるのがおすすめです。見学に行って自分の目で確かめるからこそ、その特色やステーションのカラーが見えてくるのです。

・訪問看護ステーションの見学ってできるの?

病院はとても大きな組織ですし、何人もスタッフがいるし、病院のやり方というのがあるので、なかなか見学をするのは難しいという場合もあります。見学をする場合も廊下から病室を見る程度で、具体的にどんなことをしているかということがわからないこともよくあります。

それに比べて訪問看護ステーションは、比較的少人数の組織であることが多いです。アットホームであるので、受け入れも良好です。またケアマネや多職種、家族が相談や営業、訪問に訪れることも少なくないので、部外者がアポイントメントを取って訪問するということにもなれている傾向があります。そのためもしも見学をしたいというときには、快く受け入れてくれる可能性も高いのです。

著者も実際に転職する前に見学をさせてもらった経験がありますが、訪問に同行し、訪問看護師の動き、サービスの提供方法、家族の受け入れなどを実際に見ることが出来、訪問看護の世界に飛び込む勇気を持つことが出来ました。

訪問看護師には興味があるけれど、見学する勇気がないなあという場合は、転職サイトを利用して見学を依頼する方法も活用するといいでしょう。転職サイトに登録をすると、担当者がいろいろな情報提供や面談のアレンジなどをしてくれます。その際に面接を受ける前に見学をしたいという場合には、担当者に相談してみるといいのではないでしょうか。時間を調整して、見学をすることをアレンジしてくれるはずです。

・面談の時には、休みについてよく話を聞いておこう

訪問看護は子育て中の人に人気の求人であることは先に述べました。子育て中の人は、学校の行事があったり、学校がお休みである土日祝日は、自分も休みを取りたいと希望することが多いです。

そのような条件で訪問看護の求人を探してみると、意外にも条件に合わない求人が多いことも分かります。なぜなら訪問看護ステーションは24時間対応をしており、夜間も緊急時対応をするというところが多いからなんです。もちろん基本的には、平日の訪問が多いのですが、医療保険で訪問看護を利用する場合は、土日も含めて毎日訪問をするという場合もあります。そのため土日は交代制で勤務する、また夜間も待機勤務が回ってくるということがあるのです。

非常勤で転職を考えている場合には、土日祝日は休みという条件で入職することもできるかもしれません。しかしながら、土日は休みだけれど、祝日は通常稼働しているので、祝日は休みを取ることが出来ないということもあるのです。
そうなれば、祝日の子どもの面倒は誰が見るのか?という問題が発生します。そこで訪問看護師として転職する場合には、あらかじめ求人をよくチェックして、面談の時に休みはどのようになっているのか?学校の行事などがあれば休みを取ることが出来るのかということを確認しておく必要があるでしょう。

・土地勘がなくても大丈夫!訪問看護の世界に飛び込もう

訪問看護師になるときって、地域に入り込むということに不安を感じることが多いです。また時間通りに訪問することが社会人マナーとして鉄則ですね。道に迷って遅れるということはあってはなりません。
訪問看護で使う移動手段は、社用車です。新しい車であればナビもついているので、土地勘がない、道がわからないという人でも安心して移動することが出来ます。
またナビのついていない車ばかりであっても、会社の携帯がスマホであればナビを使うこともできますね。そのため道がわからなくても大丈夫なのです。

まとめ

いかがでしたか?訪問看護師に興味はあるけれど、思い切って飛び込むことに躊躇している人も多いのではないでしょうか。後悔しないためのポイントとコツを参考にして、自分の希望にある求人を探してみてください。地域にはさまざまな訪問看護ステーションがあります。そのためきっと自分に合う求人を見つけだすことが出来るはずです。

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