生活環境の変化や目標ができることで新た職業を目指したいと思うことはあるでしょう。
看護師は求人の数もさることながら、決して高給とは言わないまでも安定した経済も望める有力な資格であることは間違いありません。
でも仕事を辞めて目指すとなると、経済的な負担や受験勉強などマイナス要素もあります。
そこで社会人を含めた看護師を目指そうと考えている方に、働きながら看護師になる方法についてご紹介していきます。
看護師になる前に資格の違いを知っておきましょう。
まず看護師は2種類の資格があることを知っておきましょう。
国家試験合格をした看護師(正看護師という言い方もします)と都道府県の試験に合格した准看護師に分かれます。
看護師も准看護師も仕事内容ははっきり言って同じですが、資格としては国家資格である看護師のほうが上位になります。
そのため給与に差が生じます。これは学習期間の問題や学歴なども関係しているといってよいでしょう。これは一般社会と変わりません。
また保健師助産師看護師法という法律でも「厚生労働大臣の免許を受けて、療養上の世話をする」とあり、准看護師は「都道府県知事の免許で、医師または歯科医師または看護師の指示を受けて療養上の世話をする」ことが明記されています。
看護師になるには、3年コース(レギュラーコースとも言います)の専門学校か短大へ進学するか、看護関連の学部がある4年制大学へ進学するのが一般的です。
でもこれではアルバイトはできるかもしれませんが、働きながらとなると少々難しいことも考えられます。
そこで考えられるのが准看護師から進むコースです。
准看護師について知っておきましょう。
近年社会人でも30代後半以上の方が目指す数が増加してきているといわれています。中には50代の生徒さんもいると聞きます。
チャレンジに年齢は関係ないとも思いますが、それでも年齢が若いほど有利であることは間違いありません。
まず准看護学校についてですが、以前より看護資格の一本化が言われています。また少子化の影響もあってそ准看護学校が徐々に閉鎖されてきています。
現状としては厳しい面はあるのですが、それでも人材不足の関係もあり、未だ募集している准看護学校もあるのであきらめないでください。
受験資格は、中学校卒業資格があればだれでも受験できます。
基本的に准看護学校は現在は私学が多いので授業料などが高額になることが在りますが、修業年限は2年です。日中授業しているところや夜間学校のところもあります。
中には普通高校に併設されている衛生看護科などの名前で3年間のコースがあったり、夜間高校に併設されているケースがあります。
普通高校の衛生看護の中には修業年限5年としている学校が増えているので、選択するときは注意が必要です。
働きながら学ぶためには夜間学校があると助かるのですがこれは少数なので、居住地に夜間学校がないとまず進学は不可能かもしれません。
でも准看護学校は昔から働きながら通学している人も多いので、授業が割合優しいカリキュラムで組まれています。
とはいえ、通学するのですから社会人の時のままがっつり働くことは無理かもしれませんが、職場と相談したり労働時間の見直しなどで対応できるなら辞めなくても働きながら通学できる可能性があります。
また最初から看護学生と提携して勤務してもらう病院などもあります。
これは人材を確保する意味もあるので、奨学金などをもらえるメリットもあります。
ただし准看護師となれば働くことが条件のことや、働かない場合奨学金の返済などの問題もありますので、よく検討する必要があります。
働きながら通学するという場合、看護学校の実習というときは授業と違って必ず出席しなければなりません。
実習によって単位をもらううので最低限の必要出席日数が設定されています。そのあたりの調整は職場との相談になります。
准看護師になった後、看護師になるためにはどうしたらよいのでしょう。
まず看護師になって国家試験を受けるためには、進学する必要があります。准看護師の免許があって進学する場合、修業年限は通常2年制の進学コースというコースに進みます。でも進学する際はもちろん入試があります。一般的には高校卒業程度の学力を求められます。現役でないとつらいことが予想されます。
でも准看護師として勤務していたり、病院などと契約して奨学生となっていた場合、病院の推薦が受けられる看護学校もあります。
推薦が受けれた場合は、小論文と面接だけといった学校の入試もあるので、病院や奨学金を提供している施設と相談するとよいでしょう。
でも働きながら看護師を目指す、ということが前提となると准看護師には別の方法もあります。
実は准看護師は7年以上絵印象経験があれば、通信教育で2年学ぶことで卒業認定されれば、看護師の国家試験を受ける資格ができます。
以前は10年の臨床経験が必要でしたが、かなり年限が長いとのことで7年に短縮されました。
さらに臨床経験を5年にしようと現在議論されているところなので、もしかするとあと2年短縮される可能性があり、看護師の資格がもっと身近になるかもしれません。
もちろん通信教育とはいえ、実習もあればスクーリングや定期試験、レポート作成は必須なので避けて通ることはできません。
でも自分のペースで学習がすすめられることや、当然働きながら通学するので仕事を辞めなくてよいというのは、大きなメリットです。
ただ通常の学校と学習する内容は変わりませんので、自分との闘いになることは間違いありません。
でも学習することで、今までの臨床経験の振り返りや、ケアの裏付けになるので、通信教育で学習してよかったと感じている看護師は周囲にもいます。
かなり努力が必要なようです。
辛さは知っているつもりですが、働きながら国家試験へ挑戦するのですから、自身の気持ちが強くないと挫折しやすい環境です。
場合によっては周囲の理解や家族の協力は必要となってくるので、学習環境を整えるためにも周囲の人々とのコミュニケーションは密にとっておくほうが良いでしょう。
働きながら看護師になるためには、色んな道があると思いますが、時間はかかりますが准看護師から看護師となる方法もあるということを知っておくと、自分の選択肢が広がるといえるでしょう。
そして参考までに
居住地の自治体が医療関連の奨学金を設定しているところがあります。また生活費の貸与をしている地域もあるので条件がそれぞれ違うとは思いますが、地域の自治体へ問い合わせてみるのも不安材料の軽減になるかもしれません。
まとめ
働きながら看護師になる方法についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
社会人から職場を辞めるとなると、一気に経済的な不安が出てくるのは間違いないことです。
時には高い目標に向かうことも必要かもしれませんが、後になって生活ができないから学校をやめるということになっては本末転倒です。
まず看護師になるための方法を知るとともに、自身が置かれている環境を少しでも維持しながら、安心して学習できる環境は不可欠です。
より良い環境を確保しながら、看護師になるために知っておいてほしいことをご紹介しました。
あきらめないで頑張っていただく一助になれば幸いです。
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