営業職からキャリアチェンジして、介護士に就職するメリット

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#835 2019/09/21UP
営業職からキャリアチェンジして、介護士に就職するメリット
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介護士はブラックな職場ですか?
営業職と比較したときの介護士のメリットとは。自由な時間が欲しいのであれば介護士のほうが働きやすいと思います。
介護士として就職するメリットについてお伝えします。

3年前に介護職員初任者研修を受講し、老健施設に就職。営業からのキャリアチェンジをしました。
今年の4月に老健介護施設から看護助手として病院の老健施設への転職をしました。
現在は介護福祉士の資格取得を目標としています。

今回は介護士として就職するメリットと営業職との比較。
介護業界への転職、介護施設から病院への転職ついて書こうと思います。

まず、私についてですが、大学卒業後、医療機器メーカー3社で営業職を経験しています。
なぜ営業職かというと、大学を卒業して当たり前のように就職したのですが、何のスキルも資格もなかったので営業職を選びました。
また、なぜ医療機器メーカーかというと、医療は景気に左右されないという点にメリットを感じたからです。
なぜ、介護職に転職したかというと、営業職では得られないメリットを感じたからです。
具体的には
①働く場所を選べること。時間も余裕があること。
②利用者の方と直接お話ができるので、感謝の言葉を頂いたときにはやりがいを感じること。
③年齢に左右されないこと
④なぜ介護施設から、病院へ転職したか

①働く場所を選べること。時間も余裕があること。

自分の好きな場所で働くことができます。またシフトで働くため予定は立てやすいですし、残業代も出ます。
高齢者が増え続けることが社会問題化している昨今、全国津々浦々に介護施設があります。
それでもまだ施設的には足りないという問題を抱えているとともに慢性的な人手不足で多くの施設で常に求人が出ています。
引く手あまたの状況なので、どこの施設で働くかは自分で選べると言っても過言ではありません。
私の場合、田舎思考なので、最初は郊外の施設に勤めました。
通勤も自転車で10分ほどのところに住み、雨が降ってもバスを利用できる立地にしました。
それによって、生活費を抑えられますし、平日がお休みの場合が多いので、どこに行くにしても人は少ないです。

営業職をしていた場合は、通勤という問題が発生してしまうのでどうしてもラッシュの時間帯に電車に乗り、お昼時には混んでいる中ランチを食べ、帰りも同様に人の多い中、家路につき、ジムにでも行こうもんなら、混み合う時間帯に行き・・・。さらに見込み残業代という、長時間労働を助長するような仕組みがあり、いくら残業しても定額賃金しか支払われない制度があり、定時ではとても帰ることのできない仕事でした。
営業職は、どうしても他人と同じ時間帯で過ごさなければいけなかったのですが、介護職に就職してからは、その問題が解消されました。
以前の職場の場合、平日も早番のときは16:00には仕事が終わるので、その後にジムに行っても混み合う時間の前です。
介護は業界的に低賃金と言われていますが、私の場合、時給換算してみたら営業職の方が低かったです。

②利用者の方と直接お話ができるので、感謝の言葉を頂いたときにはやりがいを感じること。

感謝の言葉ほど人をやる気にさせるものはないと思います。
営業職のときは、絶対他社のほうが良いのにそれを言えない自分もいました。また常に数字に追われるため、無理にでも自社製品を進めなければいけないので、仮に納品後に感謝の言葉を頂いたとしても、心から嬉しいと思えることはありませんでした。
利用者の方だけでなく、そのご家族の方からも感謝されることが多いです。
今の仕事にやりがいを見いだせていない人は一度、介護職を経験してみると良いかもしれません。
私も介護職に就職する前に「感謝されることはやりがいにつながる」という話を聞いていましたが、全くピンときませんでした。
しかし、実際に経験してみるとこれほどまでにやる気をかき立てることはないのではないかと感じています。

③年齢に左右されないこと

介護職は年齢制限がありません。経験も必要ありません。転職回数も関係ありません。
初任者研修に最短で1ヵ月ほど時間はかかりますが、受講さえしてしまえば人生の選択肢が広がります。
最初の施設で2年働きましたが、その経験さえあれば、職場はかなり選べます。
年齢が関係ないので、私の最初の教育係は7歳下でした。しかしながら、その方も尊敬できる人であったため問題はありませんでした。若い人ほど人間性がしっかりしている人が多い業界かもしれません。
年齢、経験、転職回数が関係ないということは①の「働く場所を選べること。時間も余裕があること。」とも関わってくるのですが、いくらでも転職できますし、働き方も柔軟に変えることができます。
極端な話をすると、アルバイト、パートでも働くことができます。そして、その時給は人手不足と言われている飲食業界等と比較しても高いです。
将来的にはパートかアルバイトに変更しようと考えています。
週3回ほど介護士として働き、他は自分の好きなことをしてお金を稼ぐ、という生き方に憧れています。

④なぜ介護施設から、病院へ転職したか

最後になぜ私が介護施設から、病院へと転職したかという理由について書きたいと思います。
介護士として働く方々にとって、病院で働くということは壁があると言われています。
介護士が主役として活躍できる場所は介護施設だから、病院に行くと看護師や医師が主役であり、超えられない壁があるということが理由です。
しかしながら高齢の方を介護していると、ほとんどの方が持病を抱えております。また体調が急変することがよくあります。
介護と医療は切っても切り離せないのです。
そこで医療の知識をつけたいと思い病院へ転職しました。
実際、働いてみるとどうかという点ですが、事前に悪い噂ばかり聞いていたこともあるかと思いますが、それほど高い壁があるとは感じません。
人によるところはありますが、看護と介護で職種が違うので、それぞれの専門性を活かし働けています。
決して看護師の下働きではありません。
そして病院である特性なのかもしれませんが、医師や検査技師、放射線技師、作業療法士といった多くの職種の方々と接する機会があります。
それぞれの知見を活かすことができるのでメリットに感じます。
また、看護師という新たな目標もできてしまいました。
学校に通うなどハードルは高いのでとりあえずは准看護師を目指しています。

まとめ

営業職と比較して介護職のメリットは
①働く場所を選べること。時間も余裕があること。
②利用者の方と直接お話ができるので、感謝の言葉を頂いたときにはやりがいを感じること。
③年齢に左右されないことです。
また介護施設だけで吐く病院で働くことのメリットとして、様々な職種の人と関わることができるため、医療に詳しくなる。というメリットがあります。
転職を考えられている方は参考にしてみてください。

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