医療福祉系に就職・転職をする際に求人で失敗しない必ず見ておきたいポイント

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#792 2019/08/12UP
医療福祉系に就職・転職をする際に求人で失敗しない必ず見ておきたいポイント
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医療福祉系の仕事に初めて就職・転職をする場合「ここの会社良さそう!」「この会社で働いてみたい!」と思える求人に沢山出会います。
ですがそれは医療福祉系の求人対しての知識・経験がないことで求人に記載されていること全てを鵜呑みにしてしまい、実際に働き始めると「こんなはずじゃなかった…」という結果になりがちです。
では、今回は医療福祉系の就職・転職の求人で失敗しないポイントをご紹介します。
 

医療福祉系の就職・転職の求人で失敗しないポイント

仕事内容の詳しさ

求人には必ず“仕事内容“という項目があります。

仕事内容の部分に「患者様のお世話」「利用者様の日常のお手伝い」などという大まかなことしか記載していない会社はどんなにお給料が良くてもオススメできない就職・転職先です。

主な仕事は食事配膳・排泄介助・入浴介助・送迎になります


などと細かく仕事内容を記載している会社は実際に働き始めてからも「こんなはずじゃなかった…」となることは基本的になく、仕事を楽しみながら長く続けられたりします。

仕事内容を見てその会社に勤めているスタッフが仕事をしているイメージが湧いたり、どんなことをしているのかが想像できる会社は医療福祉系で働くことが未経験の方でも働きやすい環境だったりします。

仕事内容の項目が大まかなことしか記載されていないのに、“未経験者歓迎“などと書いている会社で実際に働くことになると心身共に疲れ果ててしまい、長く働くことが難しくなります。

なので、求人に必ずある仕事内容という項目の詳しさは今後仕事をしていく上で非常に重要なチェックポイントです。

雇用形態と試用期間の有無

どこかに勤めるということは主に正社員・契約社員・アルバイト・パートという雇用形態になります。

また、正社員と一言でいっても“期間の定めなし“・“期間の定めあり“という2種類が存在します。

務める雇用形態によってお給料や福利厚生、待遇条件や有給休暇などが変わってくるので、求人を見る際は見落としがちなこういうところも詳しくチェックする必要があります。

ちなみに、“正社員(期間の定めのなし)“というのは基本的に期間の定めがない無期雇用の正社員のことを言い、あえて記載することは少ない項目だったりします。

もし“正社員(期間の定めあり)“と求人に記載されている場合は面接や応募をする前にハローワークや会社に問い合わせてみると良いです。

正社員の求人なのに“試用期間中は契約社員“と記載している会社も時々あります。

この場合、正社員よりも契約社員の方が会社としては色々と手続きが簡単・楽なことから試用期間が終わっても数ヶ月契約社員として扱われることが稀にあります。
全ての会社がそうだということはありませんが、ブラックな会社の場合こうしたことがないとは言えません。

求人に「正社員 試用期間あり」と記載されているのであればそれほど深く考える必要はありませんが、「正社員 試用期間中は契約社員」と記載されている場合はその会社に勤めるのか否かをよく考えた方が良いです。

正社員と契約社員では待遇条件やお給料、福利厚生など色々な面で異なるため正社員として働くことを考えている方は雇用形態と試用期間はしっかりと目を通してください。

アルバイトやパートとして働くことを考えている方は試用期間等はほとんど関係ないためお給料や福利厚生、待遇条件を主に見ると良いです。

手当て

求人を詳しく見ると必ず“○○手当てあり“などと手当の有無について記載されています。

手当てが多い求人を見ると「この会社良さそう」「何かあった時良いかも!」と、ほとんどの方がその会社で働くことを前向きに考えたりします。

ですが、手当てが多い会社は“良い会社“とも言えなかったりします。

手当てが多い理由の会社は大きく分けて2つあり、1つ目は“手当ての多さを求人に掲載して会社をよくみせたい!“、2つ目は“基本給を抑えて手当てが多い給与の構成にしている“のどちらかが多いです。

これだけ見ると「良い会社じゃん!」「どこがダメなの?」と思う方が多いかと思いますが、実はブラックな会社だということも少なくないです。

なぜなら、手当には法律で定められたものと会社ごとに設定できるものの2つがあり、どちらも支給のための支給要件が決められています。

もっと詳しく説明をすると、法律で定められている手当ては支給要件も法律の中で定められているのですが、会社ごとに設定できる手当てはその要件も会社ごとに決めることができるのです。

そのため求人の見栄えをよくするためにあることないこと沢山の手当てを記載している場合があります。

求人に記載されていた手当てが気に入り、実際に働き始めたらその手当てが運用されていなかったなんてことも実際に過去にありました。

なので、沢山の手当てを気にするのではなく、本当にあってほしい手当てのみを重視すると求人で失敗せず、実際に働き始めてからも充実した手当てが貰えます。

好条件な求人には注意

求人を見て「ここで働きたい!」「これ以上良い会社なんて絶対ない!」という経験をしたことがある方も少なくないはずです。

ですが逆に考えてみるとどうしてそんな好条件の会社の求人があるのでしょうか。
もちろん実際に勤務していた方が寿退社やなんらかの家庭の事情で退職をしたのかもしれませんが、長いこと求人の出ている好条件の会社は表向きだけ好条件だったりします。

医療福祉系は常に人手不足のため人員を集めるために「入社祝い金支給」などという採用時の祝い金を贈呈している医療福祉系の会社は少なくありません。

こうした条件を見ると「ラッキー!」「無職でお金ないから入社してすぐにお金が貰えるのは嬉しい!」と思ってしまいますが、こうした会社は人材よりも人員を重視しているため実際にその会社で働いてみるとスタッフ同士の仲が悪かったり、退職者が多くスタッフの入れ替えが激しかったり、仕事へのやる気が感じられないスタッフが多くいたりします。

「この会社で働きたい!」と思って入社した場合こうした会社では楽しく仕事をすることは難しく、仕事が長く続かない結果になります。

好条件の会社には必ず理由があるので、好条件過ぎる会社はかえって危険です。
少しデメリットを感じる会社の求人の方が意外と楽しみながら長く働けたりします。

まとめ

医療福祉系の求人で失敗しない必ず見ておきたいポイントは大きく分けて4つあります。

常に人手不足の医療福祉系の仕事は、世に出ている求人の7~8割を占めていると言っても良いほど沢山の求人が出ています。

そのため就職・転職先に迷ってしまう方も多いはずです。

是非、医療福祉系の求人を見る際は4つのポイントを参考にしてみてください。

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