最近では保育園の待機児童が多く社会的問題になっています。看護師や介護士として働く皆さんのご家庭でも保育園に入れなかったり、入れたとしてもシフト勤務のため、送迎の時間が間に合わないというご家庭もあると思います。中にはそういった理由で託児所付き施設の求人を探している方もいらっしゃるのではないでしょうか?今回は託児所付きの施設へ転職を考えている方にぜひ確認していただきたいポイントを紹介します。
看護師求人に対応するために必要な転職活動のポイント
転職活動…これまでに経験したことを振り返ってまとめてみる
わたしは25歳で看護学校入学、3年間看護学校で勉強をした後国家試験合格、そして看護師へと転職しました。それまでは営業事務、経理事務といった医療とは全く別ジャンルで仕事をしていました。
とよく友人に聞かれます。
よく言えば好奇心旺盛、悪く言えば飽き性なわたしがいろんな思いがあって医療の世界へ飛び込みました。
しかし、一番「これだ!」と思えるきっかけは「人のためになることで自分を成長させたい」でした。事務経験しかないわたしは黙々とパソコン作業、電話応対をする日々。
もちろんそれでもやりがいを見つけ、日々頑張って仕事をしていたつもりでした。
でもふと「毎日同じ作業の繰り返して面白くないな」と思ってしまったのです。
タイミングよく、看護師の友人から「看護師、性格的に向いてると思うよ」と勧めてもらい、わたしが看護師へと転職するきっかけを作ってくれたのでした。
病院の就職面接を受けるまであまり意識はしていなかったのですが、面接で「なぜ全く違うジャンルへと転職しようと思ったのか」「今までの経験をどのように生かすのか」という点はかなり聞かれたので、しっかりと自分の中で明確な意思を見つけておくことがとても大切だと痛感しました。
ちなみに、私の場合は「人のためになることで自己成長したい」ということと、「事務で培った、丁寧かつ正確でスピーディに仕事をこなしていくスキルを生かしたい」ということをアピールしました。
看護師は高給取りでどこでも働ける?…どう働きたいのかをしっかりと考える
よく看護師は「給料がいい」とか「資格があればいつでもどこでも働ける」なんて言われますが、そんなに甘い世界ではありません。
確かにいつもどこでも求人はたくさんあります。
看護師募集を見つけて応募すればすぐに採用、なんてこともよくある話です。
しかし人間関係に疲れ果ててしまう、夜勤で身体を壊してやめてしまう、といった環境になじめず仕事が中断されてしまうパターンを嫌というほど見てきました。
また、出産をきっかけにブランクが再就職を難航させてしまうパターンもあります。
就職する前に、できれば病院や希望の科の概要を調べておく方が良いと思います。
就職してみないと職場の雰囲気を把握することは難しいですが、病院実習や見学などでおおよそ雰囲気を見ることができ、これから仕事を継続していくにあたり大切なポイントとなると思います。
私の場合は、看護学生中に病院実習で職場のスタッフ間の人間関係、患者様とスタッフとの信頼関係、職場がきれいに保たれているか、病院全体のシステムがスタッフの働きやすいように整備されているかなどチェックするようにしていました。
私の場合、就職先は給料面では優れていましたが、結果的に自分の希望の科ではなかったのとスタッフ間の人間関係が良くなく、やりがいも見いだせなかったため5年務めて辞めてしまいました。
現在転職求人サイトを利用し、転職してクリニックに勤めています。給料は下がってしまいましたが、スタッフ間の人間関係は良好で、仕事の負担は以前の職場と比べてかなり軽減されたため、結果転職は成功だったと感じています。
就職、転職をするときは「今自分にとって最優先したいことは何か」を明確にしておくと、仕事がしやすくなったり、やりがいにもつながりやすいと思いますし、面接対策にもなると思うので、ぜひ「どう働きたいのか」をじっくりと考えてみてください。
病院募集概要をきちんと理解しておく…こんなはずじゃなかった、を防ぐために
わたしが初めて就職した病院は比較的大規模な病院だったので、入職時に「職員概要」というものが提示され、年間の休日数や昇給率、福利厚生など明確にされていました。というよりもそれが当たり前のことだと思っていたのですが、現在のクリニックはもちろん以前の職場とは比較にならないほど小規模になっており、職員概要というものもなく年間給料もかなりアバウトな提示でした。
福利厚生も十分なものではなく、年末年始や夏季休暇などの連休もどの程度取得できるのか提示はありませんでした。
やりたかったことができているので、仕事内容面に関しては全く問題はないのですが、こうした給料、福利厚生面も仕事を継続していくうえで重要な点ではあります。
入職してから「こんなはずじゃなかった」と思っても上司になかなか言い出しにくいことですし、どうしても耐え難い条件であったとしてもまた辞めて転職活動するのも労力のかかるものです。
なるべく入職する前に自分にあった条件なのか、条件に合わない場合どこまで妥協できるのか境界線を見つけておくことはかなり重要だと思います。
1年後、3年後、5年後どうなっていたいかを考える
看護師は免許があって働く意思と体力がある限り、就職には困らないことが多いです。
しかし、仕事内容は常に患者様の命にかかわることの連続で、決して甘いものではありません。自分はこの仕事でどんな目標を持って、いつまで仕事を続けるのか…時々振り返ってみたり、仕事の目標と自分の人生の目標を照らし合わせてみると良いと思います。
時々「なんでこの仕事してるのかな…」「こんなつらい仕事、年取ってもするなんて無理」という言葉、現場にいると本当にたくさん聞きます。
現職看護師はそんな思いを抱きながら、目の前の患者様と向き合い必死に対応しています。
新人の20代前半の若手看護師はうつになって辞めてしまう子もたくさんいました。
看護師という職業は需要が多くなくてはならないものだと思います。しかし、ひとつの職業にこだわり続けて自分を壊してしまうのは元も子もない話だと私は感じています。
全職でも現職でも、わたしは一生この仕事を続けていこうなんて全く考えておらず、昨今ようやく企業などで導入が増えてきているWワークも取り入れています。
正規看護職員として働きながらWワークを認めている施設は現在ないといっていいほどごくわずがしかありません。
ですが、わたしはどちらの仕事にも影響のない範囲でWワークをしていこうと思っています。看護師以外にもやりがいを見つけて、よりよい人生を歩んでいくことが私の目標だからです。
まとめ
わたしの経験話を交えて、看護師の就職、転職に必要と思われるポイントを簡単にお伝えしました。
看護師は素晴らしい職業だと思います。でも、看護師をしていく中で「もうこんな仕事嫌だな」って思うことが絶対と言っていいほど出てくると思います。
ほんの一例にしかすぎませんが、看護師という枠を超えて、自分の人生を豊かにするためにも何か参考になればと思います。皆様のお役にたてますと幸いです。
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