看護師の花形といえば、やっぱり救命救急ですよね。医療系ドラマでも救命救急系が1番人気になるのも頷けます。そんな憧れの救急看護師になる方法と心得をお伝えします!これで貴方も救命ナースの仲間入り!
救急看護師になる方法は?
1番のオススメは「新人で配属」
救命救急の分野は、イメージ通り体力と知識と正確さが求められます。命を扱う医療の中でも、最も死に近い場所にいるからです。ほんの少しの気の緩みやミスが、文字通り命とりになることが多々あります。
そんな緊張で張り詰めた現場で働く救急看護師になる方法の1番のおすすめは、
国家資格を取ってすぐの「新人看護師」で救急部門に配属希望を出すことです。
新人看護師は看護学生時代の基礎知識はあるものの、それが現場で即戦力として発揮できることは稀です。学生と新人看護師とでは雲泥の差があると思っておきましょう。
新人看護師は真っ白な状態で入職するので、「できなくて当たり前」なため、1から指導してもらえるからです。また2年目の先輩看護師は1年間新人として頑張ってきた一番身近な先輩なため、仕事でもプライデートでも助けになってくれるはずです。
中途の看護師でも救急に配属を希望する場合は勿論指導してもらえますが、経験があるだけに「こんなこともできないのか」と言われて落ち込むこともあるため覚悟が必要です。経験があることで、ないと思っていても以外とプライドがあることに気付くこともあります。
救急分野に限らずですが、新たな分野に挑戦する既卒看護師は、経験を生かしつつも「ゼロからの気持ち」で臨む姿勢が重要になるといえるでしょう。
救急にも種類があることを知っておく
同じ救急でも、「一次救急」「二次救急」「三次救急」と種類があります。
数字が大きくなればなるほど重症患者が搬送されることになります。可能であれば、三次救急を希望することをおすすめします。
三次救急でも一次や二次救急対象の患者も搬送されてきますし、いきなり三次救急を担当することはほとんどなく、一次や二次救急の対応からスタートして指導してもらえるからです。また、二次救急のみの対応病院でも重症患者は運ばれて来るため、「いきなり三次は不安」と心配な場合は種類だけでなく教育体制や病院の設備によって選択するのも一案です。
志望動機を固めておく
「なぜ救急看護師になりたいのか?」の動機をしっかり固めておきましょう。
「花形だから」「かっこいいから」などの一見不純に見える動機でも構いません。
その場合は、理想とする「かっこいい救急看護師になっている自分」のイメージをしっかり描いておきましょう。
花形でやりがいがあるだけに、救急看護師への道は厳しく辛い道のりになります。辛く挫折しそうになった時、しっかり固まった志望動機が自分を支えてくれる指針になるでしょう。
救急看護師に向き不向きってあるの?
看護師に向き不向きがあるように、配属する診療科や分野によっても向き不向きがあります。
救急看護師に向いているタイプ
- 早い展開の急性期が好き
- 忙しくしている方が楽しい、アドレナリンが出る
- スポーツや運動が好き、体育会系
- パソコンを打つのが早い
- 自分に厳しく、他人にも厳しい
- 流れ作業が好き
- 外傷など見ることに抵抗が少ない
救急看護師に向いていないタイプ
- ゆっくりと関われる慢性期やリハビリ期が好き
- 患者とじっくり話すのが好き
- コツコツした作業が好き
- 時間をかけて考えるタイプ
- 文化系、スポーツが苦手
- パソコンを打つのが遅い
- 優しく、人に厳しくするのが苦手
- 血が苦手
一般的にはこれらが向き不向きの特徴と言われますが、看護師も十人十色。
必ずしも不向きタイプだからといって救急看護師になれないという訳ではありません。早い展開が多い救急看護の世界ですが、中でも患者の思いを傾聴してゆっくりとした関わりが必要になることもあります。
救急看護師になるための心得
救急看護師になる!と決めたら、「先輩は怖いもの」「怖くて当然」と思いましょう。
出る杭は打たれると言いますが、出なくても打たれるのが救命の世界です。そして、打たれ続けて強くなるのも救命看護師。救急看護師が挫折する1番の理由は先輩が怖いなどの人間関係があげられます。しかし先輩が怖いのは、命を守るための厳しい現場でミスが許されないからです。そんな怖い先輩も、初めは同じく怒られ、泣きながら勤務していたはず。これでもかと食らいつく気持ちで勉強して行きましょう。
心が折れそうになった時に助けてくれるのは、「救命看護師になりたいという動機」と「一緒に頑張る同期」、そして「そこで関わる患者さんからの学び」です。
あなたが頑張って生み出したあなたらしい看護に、救われることになる患者さんにこれからたくさん出会うことになるでしょう。
3年間は勉強漬けの覚悟
救急看護師に限られたことではありませんが、新人看護師の1年目は毎日勉強漬けになると覚悟しておきましょう。毎日が学生時代のテスト勉強のようなものか、それ以上になるかもしれません。救急看護師は、頭からつま先まで全身を観察できる知識と技術が必要になりますし、加えて点滴や内服など薬の作用副作用についても勉強が必須となります。
この3年間で勉強するかどうかが今後の看護人生に大きく影響するといっても過言ではありません。怖い先輩に宿題を出されてビクビクするかもしれませんが、わからないところや効率的な勉強の仕方がわからない場合は積極的に聞いて見るのも手です。
「そんなの自分で考えなさい」と最初は冷たく返されることがあるかもしれませんが、それでも自分を慕ってくる後輩は可愛いくなるものです。今後の看護人生のほんの3年間と思って、めげずに勉強してみましょう。院外の勉強会やセミナーなども救急分野は充実していますし、わかりやすいものも多いので、息抜きがてら同期と一緒に参加するのも楽しいですよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?救急看護師になる方法は新人・既卒ともに同じで、大切なのは学び続ける姿勢としっかりとした動機が重要になります。
救急看護師はなるまでが大変ではありますが、やりがいのある看護ですし、救命で学んだ経験があればどこにいっても働くことのできる、まさに「芸は身を助ける」力になってくれます。同じく打たれるならば出る杭になって、怖い先輩からも技術と知識を学びましょう!
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