看護師として転職する際の求人情報を探す方法

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#755 2019/07/06UP
看護師として転職する際の求人情報を探す方法
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看護師として勤務していて、現在の職場からの転職を考えている方や、一度職場を離れていて再度就職を考えている方などに向けて求人情報の収集の方法やポイントをお伝えします。看護師として初めて就職される方にも参考にしていただければと思います。

求人情報の収集の方法について

看護師の求人は、土地柄によるとは思いますがおおむね全国的に少ないわけではなく不自由はしないと思います。しかし、多くの求人があるからこそどのような就職先を選べばよいか迷うこともあると思います。

まずはできるだけ多くの求人情報を探し、その中から十分に吟味する必要があります。

多くの求人を探す方法としては、ハローワークを活用することに加えて看護師ならではの求人サイトの登録が必須になってくると思います。

ハローワークには記載されていない求人の情報があり、より多くの求人を知ることができます。求人サイトでは、電話などで担当の方に希望する条件(夜勤の有無や手当など)について詳しく聞き取り調査を行い、自分の希望する条件に合った病院や施設などの就職先を紹介してくれます。

有名なところではナース人材バンクやナースのお仕事などがあります。すべて無料で登録できますので、より良い条件の就職先を吟味したい場合は必ず登録して就職活動をするとよいと思います。

就職先の検討のポイントについて

 

夜勤

看護師として勤務していく場合、大きな検討事項として重要になるのが夜勤についてです。まず、

  • 自分が夜勤ができるのかどうか
  • するとしたら2交代か3交代のどちらが自分に合っているか
  • 月に何回ほど夜勤が可能であるか

などを検討し自分が勤務可能かどうかを判断する必要があります。また、夜勤の後の翌日は休みになるかどうかも体力的に大変重要になってくるので十分勤務体制を調べて把握していく必要があると思います。
夜勤は看護師などのスタッフの数は少なくなる病院がほとんどなので、サポート体制が十分か、何人体制で勤務を行っているかなども重要になってくると思います。

委員会・勉強会

看護師として勤務をしたことがない方にはイメージしにくいかと思いますが、大きな病院になればなるほど、委員会活動というものが各病院にはあることが多いです。

具体的に説明すると、医療安全チームや、栄養管理チーム、感染予防チームなど、医師や検査技師、看護師などの多職種がチームを組んで院内での様々な活動をとり行うのです。看護研究などもこの類に分類されると思います。


この委員会活動というのがなかなか大変で、時間外に活動するのか、時間内に活動するのかによってとても負担の大きさが違います。時間外にある場合などは、例えば夜勤明けでも勤務外で再び病院へ参加するために足を運ばなくてはならなかったりすることがあります。

さらに、委員会活動があるからといって時間外の場合は残業代が付かない場合が多いです。看護研究などの担当になってしまうと、病院にもよるかとは思いますが負担はとてつもないものになってきます。

休みの日までほかのスタッフとともに集まって研究の内容を吟味したり、何度も提出・訂正をさせられたりします。学会発表するとなるとさらに大変で、自分の休みをつかって発表に行ったりと看護研究が好きでないととてもじゃないけど行えません。

しかし、順番で看護研究の担当になりたくなくてもなってしまうことがほとんどですので、就職する際にこういった細かい部分も尋ねておいたほうが普段の業務以外の負担を考えると後々楽になってくると思います。

これと似たような感じで、勉強会というものがあります。

看護師という仕事柄、常に新しい知識や治療方法、薬などが出てきますのでそれに対応するためにもほとんどの病院で勉強会というものがあります。

しかし、その勉強会も病院によっては負担になることがあります。勉強会の主催を担当させられたり、資料を準備したりなど、これもまた勤務時間内に行えるかどうかなどが重要になってきます。時間外では残業代として付く場合は少ないので、プライベートの時間を割くことがあります。勉強会が時間内に開催されるか、時間や方法はどのような形かなど把握できれば把握していたほうがよいでしょう。

有給消化がどのくらい可能か

看護師として勤務しているのは女性が多く、とすると出産・子育てと仕事の兼ね合いが就職先として大変重要になってくるポイントです。

子供の急な発熱や授業参観などのイベント、妊娠中の体調不良などの場合にどのくらい休みが取れるかがワークライフバランスとして重要になります。

現在出産の予定がない方も、将来出産や子育てをする可能性はあるわけであって、その点のフォローがどのくらい充実しているかは就職先を決めるうえで必ずチェックしておく必要があると思います。

年休消化は月に何回程度可能なのか、本人や子供の急な体調不良の際の勤務体制の変更などはどの程度可能かについて調べておきましょう。

また、出産や子育てはしない場合であってもプライベートを充実させるためには有給消化率というのは大切です。例えば旅行が趣味である場合、公休と合わせて有給が消化できるかなど自分のライフスタイルに合わせて仕事も調整可能かどうかも生活の質を高めるためにも重要になってくると思います。

職場の人間関係はどうか

これはどの職場でもいえることであると思いますが、

看護師という職種は特に重要になってくると思います。看護師として働いていく上で、チームとして命を預かる以上、チームワークが崩れてしまっていると負担がものすごいです。職場の上下関係や付き合いの程度など、なかなか把握は難しいとは思いますが、尋ねれる部分は尋ねたり、一番良い方法としては、すでに勤務しているスタッフに内情を聞くのが良いと思います。給料や勤務体制が理想の形でない場合でも、職場の人間関係、上下関係が良好であると勤務は続けやすくなります。看護師間の人間関係だけでなく、医師などの多職種との関係性もどうなのか知れるとなおよいと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?看護師として就職先を探すときはハローワーク以外にも転職サイトを活用し手広く情報を集めることが重要です。

そして、就職において重視するポイントは4つ!夜勤、委員会活動、有給消化率、人間関係です。これらのポイントにも目を向けてぜひ病院選びの際には参考にしてみてください。

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