病棟での看護師から医師への報告のコツについて

会員登録 ログイン
メニュー
#707 2019/05/21UP
病棟での看護師から医師への報告のコツについて
更新情報を受け取る mail このエントリーをはてなブックマークに追加
mail

病棟で看護師として働いている時に、患者さんのことを医師に報告することが何度もありますね。その時、どんなコツがあるのでしょうか。
ここでは、医師への報告のコツについてご紹介します。
  

指示を受けた時にわかりやすい指示か確認をする

医師から患者さんのことについて、指示を受けることが多いですね。その時、指示書などで受けることが多いと感じます。もしも指示書ではなく、口頭で指示を受けた場合は、そのことをメモに取ると忘れることがないし聞き返すこともしなくていいのでそのように対処します。

そして指示を受けた時が重要なのです。

患者さんの状態について、どんなことがあれば医師に報告をするのかそこに書かれている事があります。その指示を受けた時に、どんな看護師でも理解できる指示内容であるのかということを、受けた時点で判断することが大切です。

それは、その内容がわかりにくい、曖昧な点がある場合は医師に度々確認をすることになるからです。指示を受けた時点で、わかりやすいないようなのかしっかり確認をして受け取るようにしましょう。

もしもわかりにくい指示の場合は、修正をしてもらうことが大切です。その後に、ほかの看護師が困ることがないように、その時に対処しておきましょう。

患者さんの状態をわかりやすく報告する

報告する時に、まず自分の頭の中でどんなふうに伝えるのか整理をして報告をすることがコツになります。

それは、言いたいことはたくさんあるのですが最も重要なことを的確に伝えることが大切となるからです。医師は、時間がないということを理解しておきましょう。外来で診察をしたり、外部の病院に行くこともあります。

そのため、看護師からの報告については短く出来るだけして欲しいと思っているところがあるのです。そこで短く、端的に患者さんの状態を伝えることがコツとなります。


まずどんな患者さんかということです。

手術をして何日目で、どんな状態の患者さんがどんな症状があるのかということです。そのことについて、患者さんの事を知っている医師ならいいのですが殆どの医師は、入れ替わりが激しい患者さんのことについて理解していないことが多いです。そのため、毎日申し送りなどで全患者さんのことについて把握している看護師のほうが、ずっと患者さんのことについて知っていることになります。

その患者さんの状態をわかりやすく、短い時間で伝えるようにしましょう。

当直をする医師にはある程度情報を入れておく

当直をする医師の場合は、当直室に入り込むとなかなか出てくることがない場合もありますね。そのため、病棟で仕事をしている時に、いろいろとコミュニケーションを取っておくことが重要です。まず全員の患者さんの事を把握している事が前提と感じますが、よほどの医師でない限りそんな事はありません。医師同士で申し送りを受けていることがあるのですが、そんなに詳細な申し送りを受けていないこともあります。

そのため、医師が病棟にいる時に夜間に報告するかも知れないことを少し伝えておくとスムーズに報告できるようになります。その時は、自分が知っていることでこれはまずいかも知れないということについて、伝えておくといいですね。

急変時はすぐにきてもらう

患者さんが急変した場合は、患者さんの状態について詳しく話す時間がありません。

その時は、患者さんの急変した事実を伝えて、緊迫感のある感じで話す事をおすすめします。

看護師が焦っているほど大変な状態なのだと思い、直ぐに対処してもらうことができるからです。医師は、よほどのことでない限り当直室から出てくることがありません。心配症な医師の場合は、度々あるかもしれませんがそれ以外の医師の場合はなかなか出てくることがない場合もあるのです。緊急時は、どれだけ緊急なのかということを、直ぐに知らせてきてもらうようにしましょう。

普段から医師とのコミュニケーションをとっておく

医師に報告をする場合は、なれていない医師の場合は緊張をすることもありますね。それは、やっぱり気難しい医師のいるので、そんな医師との勤務の時には看護師も緊張してしまうのです。お互いに緊張してしまうと、たちまち患者さんの迷惑をかけることになります。また報告をする時に、その緊張した状態だと自分が思っている事、伝えようとしていることの半分も伝えることができないこともあるのです。人というのは、緊張をするとそんな風になってしまうことがあります。

そのため、緊張した状態を作らないためには出来るだけ会話をして、コミュニケーションを取るようにしておきましょう。また、初めて関わる医師の場合は、どんな医師なのか情報を聞いておくといいですね。難しい医師、要件をあまり聞こうとしない医師などいるかもしれません。その医師の性格も考えて、報告スタイルを考えておきましょう。

医師は機嫌が悪くても報告する

看護師が悩むこととして、医師が機嫌が悪い時に報告をするのは辛いと思うことがありますね。その時、報告をすることは分かっていてもそのあとでとばっちりを受けることがあり、自分がその言葉に傷ついてしまうことがわかるからです。その時は、報告をした後にその嫌な気持ちになってしまいます。

その時、その辛い気持ちを考えずに気持ちを切り替えることが大切です。

それは、なんといっても考えれば考えるほど辛くなるからです。

自分はいけない看護師なのだと思ってしまい、看護師として自分を責めることもあるでしょう。そのようなことになると、仕事を正確な判断ですることができなくなります。そんな風には、なりたくありません。

もしも落ちこんでしまった時には、患者さんのために立ち直りましょう。

そしてそのことは、よくあることとして開き直るのです。そのことについては、考え込まない鈍感になることも大切です。こんなことがあったけど頑張ろうという、そんな姿勢になるようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか?看護師から医師への報告では色々なことがあります。最初は失敗したと思うこともあるでしょう。しかし気持ちを切り替えて、仕事に集中しましょう。そのことを繰り返していると、段々と医師の特徴やその医師への報告のコツを理解できるようになります。時間が解決してくれるので、そのことを繰り返し学習することが重要です。

こんな記事/動画も見られています

 

こちらの本が読まれています

意見をメールする 更新情報を受け取る

バックナンバー

 

【看護師お役立ちコラム】への応募・問合わせ

名前【必須】
電話番号
Eメール【必須】
Eメール(確認)【必須】
問合わせ・応募内容
【必須】

 

Facebook Twitter email
看護師の転職・求人。病院を動画で確認!ミスマッチを防ぎます Pagetop