私は、40歳を前に看護師転職を実現しました。そんな私が思う看護師転職の秘訣をお話していきます。今回は社会人看護師の転職の求人の応募で、こういしたら上手くいくとか、コツやテクニック、気を付けておきたいことなどをご紹介していきます。
転職を考える看護師が気をつけること!
私が看護師に転職したのは、大きな事故に合い、生死をさまよった時にお世話になった看護師さんに憧れたことがきっかけでした。全治3ヶ月の大きな自動車事故で、もうこれで人生も終わりかも!?という窮地から救われた時、このまま何もせずにおわってしまうのは嫌だ、人生で何か自分のやりがいを見つけたい、そんな思いからです。
その思いが叶って、今は41歳でみごと看護師として独り立ちできるようなりました。
正看護師と准看護師の違い
私の場合は、准看護師として働き始めましたので、最初に立ちはだかる問題としては、この2つの看護師の種類のなかで准看護師でも対応している病院を選ぶということです。
皆さんは、どちらを希望されているでしょうか?
多くの方は、もちろん正看護師!といわれると思います。実際に私もそうでした。正看護師のほうがステイタスも高いし、お給与も然りです。せっかくなるのに、敢えてステイタスの低い方を選ぶことはないと思われることでしょう。
ですが、それがそうでもないのです。准看護師のほうが、学校にも入りやすく、期間も短いです。そのため、早めに就職できるというメリットがある上に、実際に就職した私がいうのですから間違いありません。業務についても大差ありません。
ときくと、給与は安いのに、業務に大差がないとは損したような気分だと思われますが、それもそうでもないのです。実際的な違いは5~6万円程度です。賞与などを考えると年間で50万~80円程度かわるので大きいと言えば大きいでが、入学するために数年浪人をしたりすることを考えれば、近道であることは間違いありません。
准看護師をまずはめざす
このようにまずは准看護師として就職することを私はおすすめします。
具体的に次のような違いがあります。
准看護師は、正看護師からの指示で仕事をすることとなっています。そのため、基本的には正看護師の元で業務を行います。
准看護師は正看護師のサポート的な立場になるというのが名目上はありますが、実際的にはそれほど違いはありません。正看護師と准看護師の最も大きな違いは、発行元です。正看護師の免許は、厚生労働大臣により発行されるのに対して、准看護師の免許は都道府県知事により発行されます。もちろん、取った都道府県でないと使えないというものではないので安心してくださいね。
先ほどお話しましたように、給料では若干の違いがあります。
准看護師と正看護師の給与差は月6~8万円が平均と言われているので、年額としても私の例でもお話しましたように年額50万円以上の違いが出てきます。大きいと言えば大きいのですが、とりあえず働きだせるというメリットの方が私にとっては大きかったです。
もう一つの大きな違いしては、専門資格の取得の可否です。
助産師、保健師、認定看護師は正看護師であることが必須なので、それ以外ですので准看護師では取ることができません。ですので、目指すとすると、准看護師→正看護師→専門看護師というのが道筋となります。このように准看護師だから専門性が無いというわけではなくて、なるまでに期間がかかると考えたほうがいいです。
次のポイントが一番私にとっては大きなことだったですし、多分社会人看護師就職を目指す方の一番の注目点となると思うのですが、免許取得にかかる期間や学費が全く違います。
准看護師の免許取得にかかる期間は短く学費も安い学校が多いです。
看護師になるには、中学校を卒業し、准看護師養成所に2年通うことになります。正看護師の場合は、高校を卒業し、看護短期大学か看護専門学校に3年通わなければいけません。社会人でも同じです。正看護師になるための学費も、看護学校は年間100万円程度でトータルで、250万円から300万円程度かかります。准看護師の場合は、その2年分ですから、全体も3分の2で済むといことです。
社会人看護師転職の成功の秘訣
このように社会人看護師に転職するには、まず入り口に違いがあることはおわかりいただけたと思います。私のおすすめとしてはまずは准看護師を目指し、その後正看護師を目指すという2ステップの転職術が一番実際的だと思うのです。
社会人看護師の転職のコツ
このように社会人看護師になるのにはいろいろなルートがあるのですが社会人看護師として転職のコツととしては次のようなことが挙げられます。
一つ目は、社会人経験を生かした転職活動をするということです。
看護師求人のなかには、新卒のフレッシュな人材を希望している病院と社会人経験のある落ち着いた求人を希望している求人があります。ですので、もちろん社会人看護師のかたは後者の求人が向いているということになります。
ではどうやってそれを見分けるのかというのが疑問です。これには次のような見分け方があります。
一つ目は、病院訪問などをして、まわりの人の雰囲気や働いている人の年齢層などを確認するということです。
ベテラン看護師などが多いようであればこれは望みが高いです。あとは患者さんも同様です。患者さんも地域の高齢者などが多い病院は比較的、社会人看護師が望まれやすいです。
二つ目は面接を受けた時の応答です。
例えば質問などで、年齢のことばかり聞かれるようなパターン、例えば、その年齢ですが体力はどうでしょうか?とか、長く続ける自信はあるでしょうか?といような質問ばかりであれば、普段から若い応募者と相対しているので、なんとなく社会人看護師の応募者を懸念しているというようなことを感じます。
三つ目は、ある程度は病院の体制でわかってきます。
例えば、託児所や保育園がある、育休や産休などの制度が整っているというような病院は、長く続けていくことを前提としているので、社会人看護師を優遇するというよりは、どちらでもそれほど差別なく集まってもえます。
まとめ
患者さんの現病歴や既往歴を知り、起こりうる状況を予測した上で日常生活の様子を観察し、バイタルサインや検査値といった数字と"いつもと違う"という違和感がないか観察してアセスメントしていくことが急変にいち早く気づき、対応に遅れることなく動くことができると思いました。 参考になるか分かりませんが、最後まで読んでいただいてありがとうございました。お互いこれからも看護師として頑張りましょう♪
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