看護師転職面接でよくある質問とNG&模範解答方法!

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#678 2019/04/06UP
看護師転職面接でよくある質問とNG&模範解答方法!
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看護師転職をこれからしようとしてる方はまずは乗り越えなければいけないのは面接です。看護師転職での面接は、マニュアル通りに答えすぎないのがポイントであることはお話しましたが、かといってなにを言ってもいいということではありません。今回は、これはNGという例をご紹介します。
 

転職希望の最終関門の面接でNGな回答とは!?

看護師転職を目指されている方は、最初に突破すべきは面接です。これまでに代表的な質問を事例研究してきましたが、今回は、この答え方はNG、こういう内容はよしておいたほうが良いというダメな例をご紹介していきたいと思います。看護師転職では人間性や人物像が重視されますので、思わぬ一言が転職面接の結果に響いてしまうことがあります。

転職理由は?の質問に待遇や環境の話ばかりするのはNG

Q. 今回、どういった理由で転職しようと思ったのですか?

このような質問は、最も代表的な質問なのですが、こういった答えはよしておいたほうが無難です。

A. これまでの職場は、夜勤があるのに、夜勤手当がつかず、しかもかなりの過重労働が強いられていました。休みも自由に取れず、十分な休息時間がないまま働かされる日々が続いて精神的にも肉体的にも限界でした。ですので、もっと良い待遇の病院で働きたいと思いました。

このような答えは、確かに実態的にはこういった過重労働や待遇面の悪いことが一義的な理由であることは多くあると思いますが、これを初っ端から話、そのうえ、この話だけというのはあまり感心しません。この質問で、このような内容をことをつけ加えることはそれほど問題ないですが、主理由とするのはよしておきましょう。例えば、

A. 私は、これまで病院でたくさんの良い先生や患者さんと出会い、良い経験をさせていただきました。大変勉強にもなりましたし、感謝しています。そのため、つづけていきたいという思いはあったのですが、如何せん、忙しい職場で、休みが十分に取れなず常態的な過重労働の日が続いて、体調を壊してしまいました。できれば長期的に働けるような労働環境が良い職場で働きたいと思い、こちらの病院を希望させていただきました。

いかがでしょうか?実際的にあったことですから、嘘はつけませんが、言い方は工夫すべきでしょう。

スキルや経験も大切ですがそれよりまして重要なのは人間性です

面接官がやはり最終的に見たいのは人間性です。スキルや経験はもちろん大切なのですが、特に看護師という職場では人間性なくしては採用はありません。これを一番重視しているのです。

Q. あなたが看護師としてもっとも重視してることはなんですか?これからどういった看護師になりたいですか?

このような質問に、スキルについてはなすのは問題ないのですが、あまり強調しすぎると、人間性の部分が見えなくなってしまいます。

A. 私は、看護師としてスキルアップしていくことを何よりも重視しています。できるだけ、業務以外の時間は、専門の医療や看護の勉強をすることに時間を割きたいと思っています。将来は、できれば資格試験などをうけたいです。

確かに、このような答えは、それほど問題があるとは言えませんが、なんとなくそれだけ?という印象です。もしもう少し魅力を出したたければ、例えば、

A. 私は専門知識のある看護師を目指しています。それはこちらの病院で力を入れている高齢者の認知症を専門とする看護師を目指しています。その理由は、以前の病院でたくさんの高齢者の方と接して、その方達が患っている認知症について良く知るようになりました。そういった方の苦しみや辛さを少しでも理解して、より良い看護ができるように今後は専門の看護師の資格を目指すつもりでおります。

いかがでしょうか?
ほんの少しの違いなのですが、より看護師としての配慮や、思いやり、人間性の豊かさなどがアピールできていますよね。

人の悪口は禁物です
面接官の方は、自分の病院で仲間とうまくやっていってくれるかということもとても重視しています。

Q. あなたは前の職場で何か苦労したことはありますか?

このような答えは絶対NGです。

A. あります。看護師といえば、忙しいのは当然なのですが、実際に前の職場の人間関係はとても我慢が出来るものではありませんでした。女性だけの世界なので、陰口やいじめなども横行していて、このような職場で長くやっていくのは無理だと思いました。先輩もあまり信頼できる人がおらず、相談できる人もいませんでした。ですので、人間関係にはとても苦労しました。それから事務所の上司からはパワハラのようなこともされており、正直言って、とても劣悪な職場でした。こういった不満バカリ溜まる職場では精神衛生上よくないので、早々に退職を決めました。

このような答え方は、実際にそうだったとしても、相手にとってはかなり印象が悪くなります。例えば、

A. 以前の職場では、忙しいことが理由で、なかなかスムーズなコミュニケーションが取れないという人間関係がありました。仕事上で大きなトラブルはありませんでしたが、やはりもう少しお互いに理解し合えればよかったと今思えば反省しています。私自身も忙しく、ゆっくり相手を理解する余裕がなく、そういったことが理由だったと思います。性格的に、一人で抱え込んでしまう方なので、上司にも相談できず、一人で悩む日々でした。今後はもう少し前向きな解決していく姿勢を持とうと気持ちをあらためています。

いかがでしょうか?内容的には大差はないのですが、自分の悪かった点などを顧みて、今後はこのようなコミュニケーション不足のトラブルを回避したいという前向きな姿勢を示すことで相手にも悪い印象をあたえません。またパワハラというのも、あまり直接的な言葉を使わずに、上司との意志の疎通が出来ずとか、相手からの配慮に欠けるところがあり、などのように別の表現に置き換えることで、随分心証がかわりますよ。

このように面接では、内容よりは印象が大切になります。同じ内容でも、NGになってしまうことと、言い方を工夫するだけで良い印象になることもあります。

まとめ

今回は、面接でよくある質問に対してNGな答え方をご紹介しました。内容的にNGというよりは、言い方が不適当であったり、直接的すぎて相手の心証を悪くしてしまうことがあります。そのため、少し工夫していい方を変えたり、順序をかえるだけでグッと印象がよくなりますよ。

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