看護師転職面接でよくある3つの質問!!

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#671 2019/04/26UP
看護師転職面接でよくある3つの質問!!
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先回、看護師転職の面接でよく聞かれる3つの質問についてご紹介しました。今回も引き続き、よく面接で聞かれる質問と答え方のポイントについてお話していきたいと思います。それぞれの方に応じた答え方がありますので、それぞれの状況に合わせてアレンジしてみてくださいね。

 

看護師転職面接できかれる3つのポイント

看護師転職の面接でよく聞かれる質問について基本の3つを前回ご紹介しました。質問は、模範例をそのまま答えれば良いというものではなくて、自分なりにアレンジして答えるのがいいです。看護師転職の面接では、マニュアル通りの答えはかえって嫌われますので気を付けましょう。

苦労話や大変だったことこれも聞かれることです

あなたが以前の職場で最も苦労したことや、これまでの看護師経験で一番大変だったと思うことはなんですか?

こちらもよく聞かれる質問です。どのように乗り越えたのか、どのように対処したのかが面接官の注目ポイントです。

A. 私は、以前の職場では、看護師部門の主任として働いていました。そのため、看護師のチームをまとめるのがとても大変だったことです。私が統括していた部門は、24時間体制で働いているので、何より大変だったのは看護師間のコミュニケーションが不足したり、すれ違いが起こることです。そのようななかで、なんとかチームの情報伝達を迅速に行うことが業務を確実に遂行するキーとなります。誤解や伝達漏れが生じないように、できるだけチームミーティングを活発に行うようにして、風通しの良いなんでも言い合えるチーム作りが一番大変でした。また、やはり人間ですから、たまには誤解が生じたり、いざこざがおこることもあります。ましてや、看護師という忙しい職場です。人の命をお預かりしているという緊張感もあり、ピリピリした空気が流れたり、関係性があまりうまくいかないこともありました。そういったグループのメンバーの心を一つにして、良い関係を築いていく、これが私がこれまで一番心を砕いてきたことです。

このように苦労話といって、愚痴や苦労話をそのまましなくてもよくて、努力したことやこれまで最も重責を任されたことなどを苦労話にすり替えて話したほうがよりポジティブな印象となりますので正解です。

インシデント!?これは正直に言うべきなんでしょうか

インシデントは、看護師にとってはつきものです。あったといえば、マイナスイメージに繋がるし、なかったと言えばなんとなく嘘っぽい。では、どうすればいいのでしょうか?

Q.これまでインシデントを経験したことはありますか?

このような場合は、やはりある程度話すのが良い答えになります。

A. 私は、これまでヒヤッとした経験が1度あります。一度目は、薬の取違です。以前に働いていた職場で薬を事前に準備するのですが、その時に棚にあった薬を別の薬と取り違えてしまい、ほんとうにひやりとしました。同僚の看護師に指摘されて気が付いたので、大事に至らず、その後、チームでこの件についてよく話し合い、なぜ起こったのかということについて議論しました。そして改善点として、ダブルチェックを行うことと、薬のケースなどに大きな表示ラベルとつける、ケースを色分けするなど今後はこういったことがないように徹底するようになりました。このことがあって以来、私も細心の注意をするようになり、それ以降はありません。

このようにインシデントで大切なのは、その後どのような対処をしたかということです。この模範解答の良いところは、一つはチームでこの件についてシェアし、どのように対策するべきかを議論したことです。

このことで、自分だけではなく、チーム全体に周知することで、メンバー全体への注意喚起にもなり、失敗を無駄にはしていません。そして、今後このようなことが起こらないように、対策案を実施して、失敗経験を生かしています。

このように、インシデントが起こった後のことを聞きたいというのが面接官の真意です。この場面で、”ありません。”と答えるほど、味気ないことはありませんし、失敗経験はないと誇張するするつもりだったかもしれませんが、逆効果です。

過去の転職経験を気にされることもある

Q. 転職経験があるようなのですが、どういった経緯で転職することになったのですか?

これは、もしかすると、面接官は、転職が多い人というと、職場でトラブルを起こす人、人間関係が難しい人、仕事を継続できない人、そんな人ではないかと連想しているのかもしれません。本人も、質問の意図を察知して、対処にこまるかもしれません。

A. はい。過去に一度転職をしております。1度目は、自宅から通勤が1時間かかるところだったので、正直申し上げまして、夜勤がある上に1時間の通勤時間というのがかなりの重労働に感じて、今後ために転職をすることにしました。今回、出産を機に退職しました。続けたいという思いはあったのですが、小さい病院だったので、産休制度がなく、出来れば生涯続けていくことを考えると、こちらの病院のように産休制度や育休制度が整った環境で働きたいと思い、転職することにしました。時短の働き方や、パートへの切り替えなど、子供を産み、育てられる環境が整っているこちらのような病院を希望しています。

このように、理由さえきちんと説明できれば、特に転職経験の有無や回数は問題視されないことがほとんどです。転職理由を聞かれる可能性はあるので、できればすぐに答えられるように理由を準備しておきましょう。

それからこの答えのように、今回の理由についても、その病院のメリットなども交えて話せるようにするといいですね。なぜ、その病院に魅力を感じたのかが伝わりやすくなります。

このように今回もせんかいに 引き続き、面接でよく聞かれると思われる質問とその答えについてご紹介し、ポイントをお伝えしました。答えは、一通りではないので、内容にはこだわる必要はありません。面接官の意図をとらえて、しっかりポイントを抑えておきましょう。

まとめ

看護師転職を希望されている方は、まずは面接で良い印象を持ってもらうことが大切です。看護師面接の質問は、そつなく答えるよりは、自分の経験を交えてよりリアルな答えが求められます。人間性も含めて、人との接し方大切ですので、これまでの経験でどのように成長してきたのかが見られます。

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