手術室というのは、病院の中でも未知の世界ととらえられることが少なくありません。そんな手術室にあこがれを抱き看護師を目指す人も少なくありません。ここではどんな人が手術室に向いているのか?手術室看護師になるために必要なことをご紹介していきます。
手術室看護師になるにはどうしたらいい!?
手術室というのは、ある種特殊な場所です。それは衛生管理などが徹底しているから。手術環境を維持するために、容易に人の出入りができないように清潔区域として区切られているのですね。
そのため、病院内に手術室があっても、中を見たことがないという人も少なくありません。また学生の時には、施設見学実習等で手術室を少し覗いたことはあっても、実際に手術室で実習をしたことがあるという人は、ほとんどいません。それほど手術室は未知の世界なのです。
しかし手術室というのは、医療ドラマなどでよく取り上げられることもあり、手術室看護師に興味を持つ人は少なくありません。ではどのような素質が必要なのでしょうか。ここでは、そんな手術室看護師になるために必要なことをご紹介していきます。
アレルギーがなく、肌が強い人
念願の手術室看護師になっても、手洗いの消毒液により肌が荒れてしまう人もいます。また手術の直接介助のときに着用する滅菌手袋によりかぶれてしまう人もいます。
手術室に入るときには、手指の衛生も大切なので、手洗いをしっかりして多少荒れることは仕方ありません。それは誰もが経験することです。しかし自分なりの対策やケアをとることによって、それに慣れることもできるようになるのです。しかしながら、本来肌が弱く、どんな対策をとっても消毒液や手袋が合わないということもあるのですね。
手荒れをするということは、手に傷ができるということ。そして目には見えない雑菌が繁殖することもあり、手指の衛生を保つことができません。
また手に傷があると手洗いの時に痛みがあるため、本来求められる手術時手洗いがしっかりできない可能性もあるのですね。そのため、手術室の看護師は、手荒れ対策を十分にとることが求められるのです。
そこで根本的に重要なことは、アレルギーが少なく、肌が強いということが、手術看護師にとって重要です。
もちろんアレルギーの人が装着できるような手袋もあります。また消毒液もいろいろな種類があるので、それを変更することで肌への影響を少なくすることもできます。しかしながら、一旦荒れた肌を仕事をしながら改善させるのは大変なことです。
また私の同僚では、実際に手荒れがひどくなり、結局直接介助につくことができなくなった、また最終的には手術室から別の部署に異動せざるをえなくなったという人も知っています。そのような仕事への影響もあるため、手術看護師になるためには、アレルギーがなく肌が強い人が向いているのです。
人間関係の距離感を上手に取れるようになろう
手術室というのは、病棟のようにチームに分かれているわけではありません。また受け持ち部屋に分けられているわけでもありません。
大きな病院の手術室であれば何人も看護師が所属しているし、手術室の数も多いでしょう。しかしながらそれほど大規模の病院でなければ、手術室は、5~6人の看護師で支えられていることが多いのです。そのような手術室は、ワンフロアで、いつも誰かの目についているということ。つまり新人として手術室に入ったときには、だれからも見られているし、注意を受けることも多いということになります。
特に手術室というと、命に直結する場所。そのため失敗は許されません。いつも緊張が張り詰めている環境なのです。新人は特に厳しく技術指導をされることでしょう。そうやって、少しずつ手術室看護師になるためにステップを上がることができるのです。
いつもワンフロアで仕事をすることはとても緊張感を伴うことですが、反対に言えば、いつも誰かがいる環境なので、疑問や不安なことはいつでも質問できるし、指導を受けることができるというメリットもあるのです。
そのような手術室では、仕事中に一人になることのできる環境はほとんどありません。そのためその環境に息苦しさを感じる人もいます。
それを克服するためには、うまく人間関係をとることができる方法を習得することです。もちろん手術室にどっぷりはまって勉強をすることもいいでしょう。
また先輩看護師に指導をみっちり受けながら、早く手術に関する技術を習得するのも良い方法だといえます。しかしながら、やはり人間関係の密度が濃いために息が詰まる、気が休まる暇がない、新人看護師として指導を厳しく受けるのがつらいという人もいるので、人間関係の距離感がうまく取れるように努力するべきなのです。
看護師として手術の技術を一から習得しようというモチベーションを維持しよう
看護師として手術室に配属されたら、みんな同じ位置からのスタートになります。誰もが経験したことのないような看護師の分野で仕事をスタートさせることになるのですね。
つまり手術室看護師になるための道は簡単なものではありません。技術や知識の習得には時間がかかります。またすぐに直接介助につけるようになるわけではありません。
そのためには、新しい技術や知識を一から習得していこうというモチベーションを持ち続けることが大切です。頑張って上り詰めようとするモチベーションが重要なのです。
また手術という特殊なことにかかわる仕事ですが、実は、看護を提供するのはとても難しい場所です。
それは手術室は手術という技術面に注目されがちだからです。患者さんの身体的、精神的なケアを看護師として短いかかわりの中で行うのはとても難しく、どうしてもやるべき業務に時間を割かれてしまうことが多くなってしまいます。
それでも看護師として重要なことは、手術を受けようとする患者さんの不安を軽減するために、どのようにケアすることができるかということを常に考えることができるモチベーションを保ちましょう。
まとめ
いかがでしたか?手術室は看護師にとってあこがれの場所のひとつでもあります。しかしわからないことも多いので、飛び込むことに不安を抱いている人もいるのではないでしょうか。そんな手術室看護師になる方法を参考にしてみてください。そしてもともと素質があるかどうか考えて、対策を考えておくといいのではないでしょうか。
こんな記事/動画も見られています
こちらの本が読まれています

あなたに最適な施設
※記事に関連した施設です。
鹿沼病院

愛知県済生会リハビリテーション病院

愛知県済生会リハビリテーション病院
バックナンバー
- #2613リハビリテーションの看護アセスメント:患者に適したケアの実践
2025/03/12UP - #2611循環器の看護アセスメント:評価のポイントと適切なケア<
2025/03/11UP - #2612訪問看護師になるには?未経験からのステップと東京の求人情報
2025/03/11UP - #2610看護師になるには?東京で訪問看護の魅力と求人情報
2025/03/10UP - #2609血圧の看護アセスメント:正確な評価と適切なケアのポイント
2025/03/09UP - #2608がん患者への看護アセスメント:訪問看護で活かせる具体的な視点とケア
2025/03/08UP - #2607看護アセスメントとは?訪問看護の現場で活かせるスキルと実践ポイント
2025/03/07UP - #2605訪問看護師の求人情報と東京で働く魅力
2025/03/06UP - #2606訪問看護師の求人探し!未経験者から経験者まで、理想の職場を見つける方法
2025/03/06UP - #2603心不全患者の看護アセスメントと訪問看護の実践ポイント
2025/03/05UP - #2604帯状疱疹患者の看護アセスメントと訪問看護の実践ポイント
2025/03/05UP - #2602看護アセスメントの基本と訪問看護における実践的なポイント
2025/03/04UP - #2601看護師のアセスメントについて必要なこと
2024/06/23UP - #2600就職、転職にて目に留まりやすい簡単な自己PRの書き方
2024/06/22UP - #2599転職先の人間関係について!こんな人は失敗する!
2024/06/21UP - #2598子どものコミュニケーションを読み取ってアセスメントにつなげよう
2024/06/20UP - #2597看護師の就職や転職時の自己PRについて
2024/06/19UP - #2596看護師の転職先として人気の就職先の利点と注意点
2024/06/18UP - #2595生成AIは看護アセスメントに使うべき?
2024/06/17UP
【看護師お役立ちコラム】への応募・問合わせ