看護師さんのアセスメントについて(患者さんへの対応のコツ)

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#653 2019/04/14UP
看護師さんのアセスメントについて(患者さんへの対応のコツ)
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看護師のアセスメント、患者さんへの対応って皆さんどのようにおこなっていますか? 看護師の1番大切な仕事といっても過言ではないアセスメントについて、何が大切で、そのために、どのように患者さんと向き合えば良いのかということについて紹介していきたいと思います。

患者さんへのアセスメントのコツ

患者さんへのアセスメントは看護師にとって最も重要なことであると言っても過言ではありません。患者さんへのアセスメント次第で、患者さんが自分の病状を把握できたりすることにもつながっていきますので、自分の病状に対して不安だけを持って入院している患者さんよりも、しっかりと自分の病状を把握していて、その病状を少しでも良くする、回復させるにはどのような行動をとるべきなのかということがわかっている患者さんのほうが、退院までに、しっかりとモチベーションも持つことができるでしょうし、結果的には、完治までの時間も早くなるのではないかと思います。

そこで今回は、アセスメントについて、コツを紹介していこうと思います。

アセスメントにおいて、重要なことは、いかにして情報を収集することができるのかというところが大きいと思います。

患者さんの自覚症状は患者さんでなければわからないですし、医師であっても患者さんの自覚症状まではなかなか正確に分からないと思います。ですので、看護師さんのアセスメントの力が問われている部分になると思います。

患者さんの情報集めが一番重要!どのように収集する!?

情報収集といっても、患者さんには自分の症状に後ろ向きであったり、不安もあると思いますので、なかなか自分から話したがらないという患者さんもたくさんいらっしゃると思います。

また、もともと無口な方で、コミュニケーションをとろうとしてくれない患者さんもいると思います。

そのような時に、看護師の立場として、どのようにすれば、患者さんから、情報を集めることができるのでしょうか。

やはり患者さんは、病院という普段慣れていない環境であったり、雰囲気において、ストレスを抱えている場合が多いと思います。

ですので、患者さんと向き合う方法としては、無理に症状だけを聞き出そうとするのではなく、普段から、患者さんといろいろな話をしたりして、患者さんに、安心して話ができるという環境を作ってあげるということが大切だと思います。

例えば、病状のこと以外に患者さんの好きなことや好きなものについての話をしていき、その患者さんがどのような人であるのかということを理解してあげるようにしていくだけでも、患者さんからすると、気持ちが楽になると思いますし、この看護師さんは信用できるということを思ってもらえることにつながっていきます。

患者さんへのアセスメントばかりに気を取られてしまい、患者さんがどのような性格であるのか、どんな人なのかということを見ずに対応していては、信頼関係も生まれてきませんので、より多くの、正確な情報を得ようとするのであれば、まずは、患者さんのことを良く知っていくべきではないかなと思います。

病状についてしっかりと理解をしてもらうことから始めよう


次に、アセスメントのコツとしまして、患者さんに、病状についてしっかりと理解してもらうということが大切になると思います。

患者さんは、自分の病状について、不安を抱いている場合が多いと思いますので、看護師として、患者さんには、その病状を良くするためには何をするべきかということを丁寧に教えてあげるようにすると良いと思います。そうすることで、患者さんも、不安から、自暴自棄になっている場合であっても、少しずつでも患者さん自身の病状を理解していくようになってもらえるようになると思いますし、患者さんのモチベーションの向上にもつながっていきまして、よりたくさんの情報を得ることができるようになると思います。

アセスメントにおいては、患者さんからの情報をいかに集めるかということが非常に大きいですので、患者さん自身にも、しっかりと、自分の病状を把握してもらうようにするべきだと思います。そうなれば、患者さんから、いろいろとわからないことであったり、自覚症状についても、遠慮なく伝えてくれるようになるのではないかと思います。

患者さんが自分の病状を知り、回復のために必要なことを知るということは、患者さんがやがて退院したあとの自己管理という面でもすごく重要になりますし、退院後に、自己管理の仕方がわからないということになってしまうと、患者さんにとっても良くないことですので、情報収集でできるだけたくさんの情報を集めることで、少しでも、診断や、治療において、正確に対応できるようにしていかなければなりません。

関連図を書いて整理してみよう

あとは、患者さんの関連図を書いて整理するということも必要になってきます。
関連図は、患者さんを理解するという意味でも重要になります。

患者さんは、一人について見るのではなく、周りにいらっしゃる家族であったり、職場の関連であったりをまとめて見ることにより、その患者さんのことをより深く知ることができるようになっていきます。

アセスメントといっても、簡単なことではありませんし、患者さんという人間に対して行うことになりますので、いろいろな苦労が出てくることは当然ではあります。ですが、アセスメント次第で、患者さんが早く良くなることにもつながります。

看護師として、一人一人の患者さんに対して、しっかりアセスメントすることにより、元気に退院していかれる患者さんの姿を見て、良かったなと思えるような経験をたくさんすることにより、アセスメントということに、誇りを持って取り組んでいくことにより看護師さんにとっても、モチベーションのアップにつながることになると思います。ですので、アセスメントに対して自分はすごく重要なことを任されているという自覚をもつことも大切だと思います。

まとめ

看護師がアセスメントにおいて、必要なポイントについて紹介してきました。

看護師のアセスメントではいかに情報を集めるのかということがすごく大切になってきますので、そのために患者さんとの向き合い方についてや、看護師自身の取り組み方について説明してきました。アセスメントの良し悪しは、患者さんにとって、どれほど大きな影響を与えるのかを認識して行くことが大切です。
 

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