皆さんはどこの病院で働いていますか?大学病院、公立病院、クリニック、一般病院...。今回ご紹介するのは他の病院に転職を考えている方や新しく就職をする学生さんに向けて私なりの考え方をメリット、デメリットを交えて伝えたいと思います。
大学病院時代の私が転職にいたる経緯まで
私は看護学部のある4年制の大学に入学し、併設の大学病院にて看護実習を行いました。そのため就職活動を行う祭、自分で一から探すことが面倒であったこともあり、そのまま大学病院へと就職いたしました。
当時は循環器病棟を希望。
看護実習を行う中で病棟の活気が一番であったため、当時配属を強く希望していました。
しかし、人気であったためか願いは叶わず1年目は救急外来に配属となりました。看護師としてのスタートを切った私は、気持ちを切り替えここでの仕事に励んでいました。
仕事が終わった後、大学病院の図書館で2ー3時間残って勉強。そんな日々を過ごしていましたが、長くは続かず。大学病院ということもあり、運ばれてくる患者さんは重症の患者さんが多く、もちろん病態も多岐にわたるため、あれもこれもと病態から対処の仕方、挿管の補助や薬剤の種類など、慌ただしい現場のなかで覚えることが多々ありすぎて明らかに私のキャパシティを超えていました。
他科の看護師さんからはよく、患者さんと話さなくて良い、おむつの交換をしなくて済むなど羨ましがられていましたが、私にとっては逆でした。
毎日激務でしたが、2年間はこの救急外来で働こうと決めて頑張っていました。2年が経とうとしていたとき、私は当時のような毎日切羽の詰まったような状態ではなく、忙しさの中でもこの仕事にやりがいを感じていました。
ベットメイキングやおむつの交換など他の看護師と比べるとできない技術もありましたが、医療に対する知識や急変対応に関しては誰にも負けないくらい成長したと思います。
あの時羨ましかった一般病棟も今では興味も湧かず、もっと救急外来で働きたいと思っていました。
ただ、意欲があっても体力は少々きつく、一度大学病院から離れて他の病院で働いてみようと考えました。そこで私は、比較的救急外来が盛んな公立病院を探すため転職サイトを見始めました。しかし転職サイトは一般企業と比べ看護師という職種に限定しているためなかなか希望に合った病院が見つからず苦戦していました。
そこで私なりのコツなのですが、その時思いついたのが県の看護協会の求人募集掲示板。ここには自分の県に絞った病院が見つかる他、看護協会に掲載されているため安心して探すことができます。そこで私は2つの公立病院に絞り、実際に見学に行き、今に至ります。
公立病院病院時代の私、どちらの病院がいいのかについて
さて、長々と私の転職話について書かせていただきましたが、ここからは大学病院と公立病院のどちらがいいのかについて私なりの考えを述べさせていただきます。
ただ、あくまでも一般病棟に勤めていない私の考えなので他の方と少し意見が異なる可能性があります。
まず結論から言いますと、今私は大学病院に戻りたいと考えています。
もちろん、今の病院は働きやすく、それなりに忙しく、休みもしっかり取れます。
ただ、やはり物足りなさを感じます。
勉強が苦手でなかった、むしろ好きだった私にとってある程度仕事・知識が頭に入って染み付いた状態になると、やはり公立病院では業務のルーティン化になりがちです。これは全ての公立病院に言えることではないのですが、私の働いていた病院には心臓血管外科がありません。
循環器内科はあるため、心筋梗塞の患者さんは運ばれてきますが、大動脈解離疑いの患者さんは他に回します。こういった、この患者さんはうちで診れるけどこの患者さんは診れないといったことが起きてしまうのです。
大学病院ではそれがなかったため、運ばれてくる患者さんは様々でした。また、外傷性の交通事故患者さんも受け入れないため、やはり大学病院にいた時の方が1日中頭がフル回転していました。
大学病院の個人的なデメリットについては一つ前の体験談にて軽く述べさせていただきました。
やはり体力面に自信がなかったり、ある程度しっかりとした目標を持っていないと、人によっては働くことにきつさを感じる方がいらっしゃるかもしれません。
しかし、しっかりとした研修制度や設備の充実度は公立病院には負けませんし、より高いスキルアップができます。さらに、ここまで救急外来で働いてきて、ドクターヘリに乗れる看護師になりたいという新たな目標ができました。そのため、あと少しこの病院で頑張って働いたら大学病院に戻ろうと考えています。
看護師の転職は他の仕事と比べハードルが低いと私は考えております。
もちろんそこにはしっかりとした目標や意欲が大切ですが、国家資格を所有している以上、それを無駄にするといった考えを持ってらっしゃる方は少ないと思います。人それぞれによって転職の理由は異なると思います。
- お給料が高い病院に行きたい
- 今の病院の人間関係が嫌いだ
- 都会の病院に行って仕事もプライベートも充実させたい
などなど。
しかしそれらに共通して言えることは、病院のサイトを見るだけでなくしっかりと見学をして病院の雰囲気を確認することがコツであり重要です。そのためには一つの病院に留まるのではなく、学会や勉強会で周りの病院について情報網を広げることが大切だと私は考えております。
転職したい方にあまりいいアドバイスはできませんが焦らず、自分がどんな看護師になりたいのかしっかりとしたビジョンをたてるといいでしょう。長くはなりましたがご参考になれば光栄です。ありがとうございました。
まとめ
まとめになりますが、公立病院と大学病院、さらにはクリニックや一般病院、たくさんある病院の中で自分に合った病院を探すことはとても難しいです。ただ、一個でも条件を妥協することでその病院が自分にとっていい病院になることは間違いありません。住めば都、一年働いただけではよさはなかなかわからないので焦らずやりがいをもっ看護業界を渡っていきましょう。
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