会社員を辞めて看護師を目指す道のり~看護師の求人募集が私を助けてくれた~

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#637 2019/04/03UP
会社員を辞めて看護師を目指す道のり~看護師の求人募集が私を助けてくれた~
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社会人から看護師を目指すにあたり学費、生活費など3年間果たしてやっていくことができるのだろうか?という疑問にお困りの方は多いのではないでしょうか。大丈夫です。奨学生求人を行っている病院があるのです!

 

自動車ディーラー営業マンから看護師を目指した理由

私は、高校卒業から大学の経済学部へ進学しました。特に経済学部への興味があったというわけでもなく、「合格したから行ってみよう。」という軽い気持ちでした。大学4年生の時に大手の自動車ディーラーの求人内容を発見!自動車に興味があった私は受験を決意しました。就職試験に合格することができ何の迷いもなく就職。

私の心は晴れ晴れしたものでした。「やった!仕事が手に入った!!」これで卒業後も安心だ!その心はもう意気揚々としたものでした。

そして晴れて入社!営業マン時代は本当にたくさんの出会いがあり、お客様に怒られたり、褒められたり・・・私の心も浮き沈みの激しい毎日でした。

上司からは仕事のやり方は基本的には教えてもらえず、「見て盗め」と教えられ観察力が鍛えられました。その甲斐あって、観察力はかなり鍛えられたと思います。
しかしそんな営業マンの報酬は成果型、やってもお金にならない仕事とは確かに存在するもの・・・給料も月々で大きく差がありました。

(例)手取り14万~30万とかなりの差額・・
「安定したい。安定して給料がもらいたい。。」そんな気持ちが私の中で次第に芽生え始めました。


そんな中、私の嫁に相談してみました。ちなみに私は大学卒業と同時に当時交際していた彼女とすぐに結婚しました。私の嫁は看護師だったのです。

看護師に興味を持ち始めた私

営業マンを必死でこなしていたそんなある日。普段は互いの仕事内容については嫁と話さないのですが、仕事に対する不満を私が伝える機会がありました。

その時、嫁が「看護師だったらそんなに収入が不安定なことないけどね~」と何気なく言いました。さらに嫁は言います

  • 「あなたは人と関わる仕事をして、相手の気持ちなど察するチカラは今の仕事でも身についているはず。」
  • 「看護師も同じく相手の気持ちを汲み取ったりしなければならない」
  • 「対人関係をつくるという点では共通するから挑戦してみたら?」

という言葉があり、未知の世界だけどやってみたい!やってみよう!という気持ちが芽生えました。

会社への退職届

決めたら即行動したい。というのが自分の性格でした。まぁ年齢的に若かったで気持ちがそのまま行動に出た。というのが本当のところでしょうか。

嫁とそこまで深い話をしたわけでもなかったのですが看護師への興味が少しづつ沸き始めていた私は上司に相談。退職届を出しました。。上司は驚愕の反応「は!?何を言っている!?」

営業成績もそこそこ残していたので上司はかなりのリアクションで話し始めました。

  • 「看護師はきついぞ!?」
  • 「今この会社を辞めたら戻れないんだぞ?」
  • 「その前に看護学校へさえ受かっていないのであれば合格してから退職願を提出してもいいんじゃないか?」

上司からは気を使って頂き、優しい言葉をかけていただきました。
しかし私の心は固くなに「看護師になる」もうそう決まってました。

看護学校受験

看護学校を受験することになった私ですが、これといって対策はしませんでした。
(数学、国語、英語の3科目)というか、仕事が忙しく看護学校の受験勉強なんてしている時間がありませんでした。ですので受験はほぼぶっつけ本番。幸運なことに無事受かったのです。(ただ面接に関しては営業マンの時のコミュニケーション能力がかなり活きました)

看護学生になった私

晴れて看護学生になれた私ですが、それはもうハードな学生生活でした。

私が入学した看護学校は3年間の正看護師取得コースでした。結婚して家庭があるため(入学時子供はいませんでしたが)金銭的な余裕がなく、授業が終われば即バイトの毎日です。

バイトは友人から紹介してもらった、病院関連の施設で看護助手をしました。週6日働きました。土日の休みはできるだけ稼ぎたかったので8時間はバイトに当てました。

看護学校は実習期間になると受け持ち患者の情報収集から看護計画立案、疾病のに関する事前学習などとにかく現場以外での勉強がかなり必要になってきます。

そんな中、在学2年生の時に長男が生まれます。自宅→学校→バイトの中、子育ても加わりそれはもう多忙でした。今になって考えるとどうやってあの期間を乗り越えたのか不思議です。子どもができたことで金銭的には正直さらに苦しくなりました。そんな中、学校内の求人コーナーに目をやると「正看護師奨学生募集!」の記事が目に入りました。

求人募集の多さに驚愕、奨学生?なんだそれ?

 校内の求人募集のコーナーには様々な職場の内容が記されており、看護師の幅広い仕事に驚かされたのを覚えています。

金銭的に苦しかった私は病院奨学生というものを知らなかったのですが、実習先の病院が奨学金制度付きで求人広告を出していました。(二次救急病院)

あまり深く考えず生活がかかっていたのですぐに応募。面接を受けて奨学金の受け取りが決定しました。と同時にほぼ就職も決定しました。そして毎月3万円の奨学金が振り込まれその3万円が私の生活を助けてくれたのです。振り込まれた奨学金については借りた期間分を正看護師として働いてくれれば返金しなくても良いとのこと!

お金を頂いてさらに雇ってくれるなんて!なんて素敵な制度なんでしょう!教育ローンなどは検討していましたがやはり借金は背負いたくないとの思いが強く、借りるまでには至りませんでした。病院の奨学金制度は看護学校に通う生徒に強力な味方になってくれること間違いなしです。

働きながら看護師免許はとれるのか?

皆さんこのような疑問はあると思います。

結論から言えば取れます。

先ほど話した奨学金制度などもあり金銭的に最低限の生活を送ることは可能です。しかし・・かなりの気合と根性が必要になってきます。

私は看護学校2年生の時に第1子が生まれました。睡眠時間など2時間3時間は当たり前です。要は自分で決めた道なのだからこれぐらいの苦労は当然と思えるかどうかです。

看護師になると決めたのならば逃げられないのです。しかしその資格は一生モノ!様々な職場で必要とされ活かすことができるのです。

看護師国家試験

看護師国家試験のことは今でも鮮明に覚えています。私はさほど緊張しませんでした。

それは今まで地道にコツコツとやってきた自負があったからです。それだけが自分を支えていました。なので本番はリラックスして臨むことができました。

看護師の国家試験は過去問題を15年分復習すれば70%は同じ問題が出題されるといわれています。特別な勉強方法はいらないのです。

ましてや才能が必要な分野でもありません。ただ一つ言えることは毎日地道にコツコツと勉強すること、ただそれだけです.

まとめ

会社を辞めて看護師を目指すというイメージが沸きましたでしょうか?奨学金とバイトを組み合わせれば何とか生活を送ることは可能です。あとはやる気次第!看護師の免許さえ取ってしまえば求人はいくらでもあります!看護学生は忙しくて疲れてる暇なんてありません!あっという間に終わってしまいます!なりたい看護師に成るために頑張ってください!

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