就職先を決める時に求人情報からわかるポイントと、自分にあった職場を見つける方法

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#631 2019/03/28UP
就職先を決める時に求人情報からわかるポイントと、自分にあった職場を見つける方法
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就職を決める時には、どのようなポイントをみて選べばよいのでしょうか。
給与や休日などに目がいきがちですが、長く働く職場を見つけるためには見極めることが重要です。
求人情報から見てとれること以外にも重視すべき点についてご紹介します。

 

現在の仕事から転職を考える際に知っておくこと


私は現在産院で助産師として働いています。
助産師になる前は、心外専門の病院で看護師として働いていました。

専門性を高めたいということで選んだ病院だったのですが、命に関わる緊急オペも多いので大変忙しかったです。仕事とプライベートの両立で悩んでいた時に自分自身の結婚と出産があり、職場を辞めることになりました。

しばらく育児に専念していたのですが、子供も成長して自分自身のキャリアを考えたところまた働きたくなり、近所の病院など再就職準備をはじめます。

しかし、なんのために仕事を再開するのか理由を見出せなくなってしまったのです。

友人が助産師としてパートで働いていて、仕事と家庭を両立していました。彼女の話を聞くうちに助産師としてのキャリアに興味を持つようになったのです。

自身の出産でも助産師の方に大変お世話になったこともあり、また大学に戻り助産師になる決意をしたのです。国試や実習は大変でしたが、無事に助産師になることができました。

現在は助産師が20名がいる比較的大きな産院で働いています。分娩件数が1ヶ月で100件程度あるので、仕事自体は忙しいです。

夜勤の時など大変な時もありますが、出産される方の笑顔を見ることができ、自分を信頼して母乳ケアなどに来てくれる患者さんを見るとやりがいを感じます。
妊婦健診から相談にのり、産褥期までに関わることができる産院ですので、スキルアップにも役立っていると感じました。

私は産院での経験がなかったのですが、外来や様々な分娩スタイルを通じて、助産師としての経験を積めているので就職先をしっかり選ぶことは大切なポイントです。

働いて3年になりますが、求人情報をしっかりとみて、いつくかの産院を比較してよかったと思っています。

同僚の話を聞くと、同じような産院でも定着率が悪くすぐに離職してしまう産院もあると聞きました。私は紹介会社などを通さず、直接求人を見て申し込みました。

はじめは自分がついていけるか不安な点もありましたが、研修制度がしっかりとあり先輩助産師のおかげで一通りの仕事をできるように成長した自分がいます。自分が母親になったからこそアドバイスできる点も多いので、キャリアチェンジをして助産師になってよかったです。

就職先の選び方

私は求人情報を見て直接応募をしたのですが、就職先を選ぶ時にはいくつかのポイントがあると思いましたので紹介します。

私は看護師としての経験は10年以上あったのですが、ブランクもあり、助産師としては未経験だったので就職に苦労すると思っていました。総合病院や大きめの病院は経験がありましたので、個人病院に絞って求人を探しました。

個人病院であっても規模が大きいところであれば、研修もしっかりしていると思ったからです。

圧倒的に経験者を求めるところが多かったのですが、自分のキャリアや柔軟性をアピールして採用してもらえることになりました。出産と子育て経験があったこともプラスに働いたのです。

産院は限られていたので、事前にホームページをチェックしました。

求人情報を載せている産院は多く、給与や条件なども記載されていたのです。私は年齢もかなり上ですが新卒採用枠になるので、大学の就職サポートセンターでも情報を集めました。

私は大学病院や総合病院よりも、より経験を早く積みたい希望がありましたので、法人の産科を選んだのです。

求人票からは病院がどういう状態なのかがわからない


給与の高さや残業の少なさなどから、大学病院を選んだ大学の友人たちも多くいました。求人票では、条件面などはわかっても病院の中がどういう状態なのかを知ることは難しいです。

口コミサイトをチェック!

私は、子供を産んだママたちが病院のことを書いている口コミサイトなどを利用しました。実際に出産して満足できている産院だったら、職場の雰囲気もよく、レベルも高いと思ったからです。

実際に訪れてチェック!

実際に産科を訪れてみて、自分で見てみることも大切です。

患者さんの立場にたった意見を知ったりや見学をすることで職場のイメージや雰囲気をつかむことができました。エージェントも利用したのですが、なかなか希望に合う就職先が見つからなかったので、色々な方法を組み合わせて就職活動を行うことがおすすめです。

エージェントのコンサルタントは、職場の年齢層や実際の残業などについても詳しく職場のことを知りたい方には役立ちます。
私が就職先を選ぶ時に特に重視したのが、将来助産師として独立できるように経験とスキルアップができるという点です。

個人の産院では忙しさのあまり、研修制度がほとんどなく、経験者でないとお断りというところもありました。新卒の方であれば、ある程度の規模のある病院ですと安心して学びながら、スキルをつけていくことができます。

外せないポイントを考えておく

自分が外せないポイントをいくつか決めておくと条件だけで決めない就職活動ができるのです。条件だけで選んでしまうと、実際には知ることがなかなか難しい残業が多かったりします。

給与面や福利厚生などに目がいきがちですが、自分がどう成長していきたいかやどのような技術を身に付けたいかなど将来のプランを考えた上で就職先を選びましょう。

分娩件数や助産師さんが何名働いているのかを事前にチェックして、比較検討することが必要です。何十年先のプランを立てるのは難しいかもしれません。

それでも具体的に目標を立てていくと、自分が選ぶべき病院が決まってきます。
就職を決める時には、後悔しないように慎重に比較検討してください。

まとめ

病院を選ぶ時には、自分がどのようにスキルアップするのか具体的なプランを立てることが重要です。

その上で、成長機会がある病院を選ぶことができます。

給与や残業の少なさなども気になるポイントではありますが、条件以外の部分もしっかりと情報を集めて比較検討することで就職先のことをより知ることができるのです。

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