大きい病院だからって大丈夫?看護師の求人情報を探すなら病院の光と闇を見極めましょう!

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#620 2019/03/17UP
大きい病院だからって大丈夫?看護師の求人情報を探すなら病院の光と闇を見極めましょう!
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看護学生さんや再就職希望の方も、就職の際は病院の求人情報と、口コミ、気になりますよね。今回は就職の際の私の体験を踏まえた病院の光と闇についてお伝えします。
 

求人探しをする際に期になる病院の光と闇

就職をする際に役に立つ病院の光と闇についてお伝えしたいと思います。

就職を選ぶ際に、お伝えしたいのは

  1. 大きい病院だからって福利厚生も充実し経験豊富になるとは言えない
  2. 各病院のメリット、デメリットを見極め自分あった病院を見極めましょう

ということです。

大きい病院は福利厚生は充実しているの!?

まず、大病院の福利厚生や経験についてお伝えしようと思います。

私は某国都道府県公立の附属看護専門学校を卒業し、そのままその国都道府県公立の病院へ就職し看護師となりました。

その理由は、実習先であり慣れていたこと、病床数、手術件数も多く、最先端の急性期医療を学ぶことができると思ったからです。

配属先は整形外科、小児科病棟でした。私の看護学生時代に私の祖父、祖母が配属先で手術を受けており、親近感が湧いていたので第一希望にしており希望が通りました。そのようなこともあり、とても向上心を持って、勉強会や自習などを行い過ごしていました。

しかし、毎日の激務、毎月だされる課題や慣れない看護師業務に、体調を崩してしまいました。1年目の6月に食事なども喉を通らなくなり、腸炎になり入院することになりました。

その間は病休扱いとなり、基本給はそのまま、ボーナスも他の同期と同じ分を受け取ることができました。

入院中、入院後は国都道府県公立​だから、福利厚生もしっかりとしているんだ!この病院に決めてよかった!と感じていました。

一ヶ月ほど入院し、退院後は業務量など配慮するよう師長さんが調整してくださいました。そのようなこともあり、少しずつ復帰し通常業務ができるまでなっていました。そのまま看護師を続け、先輩との人間関係も構築され、慕われる後輩もできていました。

プライベートでは長く付き合っていた彼と結婚することになり、結婚休暇をとることになったのですが、ここからが問題でした。

師長さんは元々スケジュールにルーズな方であったので、前々から結婚休暇について相談をしておいた方がいいと思い、半年前から相談をしていました。

私「師長さん、結婚休暇をいただきたいのですが、何月頃の何日がいいでしょうか。」
師長さん「おめでとう。そうだね、1月の後半で29日頃からなら僕も助かるなぁ。」
私「わかりました。それではその日程で予約を取ろうと思いますのでお願いします。」


と病棟の都合を伺いながら結婚休暇について確認をしていました。そのあとも何度か師長さんに確認を取りながら結婚休暇について話を進めていました。
結婚休暇一ヶ月前になり、師長さんから急に電話がありました。

師長さん「ごめん、結婚休暇の予定変えれない?!」

前々から予定を入れていたのにもかかわらず、そのようなことを言われました。

もちろんもう既にキャンセル料はかかります。どうしてもシフトが組めないのだろうと思い、泣く泣くキャンセル料を払いました。キャンセル料を払った頃から、整形外科の看護師の方は多いと思いますが、ADLの悪い患者さんも多く、私は自分の手を駆使し過ぎてしまい、両手の腱鞘炎になってしまいました。病院でも、病休を取り安静にするようにと言われていました。

師長さんへ相談しても、

師長さん「結婚休暇を取ろうとしてるんだから、病休はとれない。夜勤免除なども難しいと言われました。」

手を少しでも動かせば激痛が走ります。出勤するたびに異常な程悪化し、安静にしていれば治ったものが手術しないと治らないレベルまで悪化してしまいました。

病院では「手術後は一ヶ月ほど安静にしていないといけません。」
と言われましたが、
師長さん「そんな手の腱鞘炎ごときで、一ヶ月も休ませられない!それならやめたほうがいいんじゃないか?」
と言われ、私もこの状態のまま看護師を続けるのもつらかったので辞職を希望していました。

しかし、スタッフが足りない、急にやめるなんて常識ないんじゃない?といわれ、その後も二ヶ月ほど日勤、夜勤業務を続けました。ほとんど何もできない私と一緒に夜勤をする先輩や後輩にとても申し訳ない気持ちで毎日過ごしていました。

私が悪い訳ではないのに、私の看護技術が未熟なせいだと責められることもありました。また、患者さんには「役に立たない看護師がなぜいるの?できる人を連れてきてちょうだい!」
と怒鳴られることもありました。

皆さん、就職、転職する際は福利厚生について必ず調べをしておきましょう!

求人に載っていないことも多いかもしれませんが、就業規則は必ずどこの病院に行っても示されていると思います。


私の場合は最初の入院の際は給料免除はありませんでした。しかし、両手の腱鞘炎になった際は、病休や傷病手当など全く受け取ることができませんでした。

全ての病院や全ての国都道府県公立病院がそうではないと思いますが、
そのような病院でした。

各病院のメリットデメリットや求人情報を見極めよう

これがすべてのようなものなのですが、必ず各病院のメリット、デメリットを考えること!

私は、慣れている病院でありメリットばかりを考え、デメリットについて考えていませんでした。

毎月の課題や委員会での課題、仕事は就業時間以外で行い、日勤の日は毎日22時まで残業をし帰宅していました。そのような生活が続き、体を壊してしまい、病休や傷病手当など全くもらえない病院に就職してしまっていました。もし、転職する際は、この国立病院機構はおススメできません。メリット、デメリットを比較し、自分がやりたい看護ってどこだったらできるだろうと考えてください。

そして、求人サイトで看護師募集が多くなっていますが、みなさんは、募集要項だけではなく必ず就業規則まで確認するようしてください!

まとめ

つまり、病院を選ぶ際に必要こととは2つあると言えます!
①大きい病院だけが福利厚生の充実があるわけではない!必ず就業規則まで確認する!
②メリット、デメリットを比較して各病院を確認すること!
以上、ほとんど私の体験を踏まえてですが、是非病院選びの参考にしてみてください!

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