行って帰るまでが面接試験!面接前後に気をつけたいポイント

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#607 2019/03/04UP
行って帰るまでが面接試験!面接前後に気をつけたいポイント
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看護師を目指す皆さんにとっての試練のひとつは面接でしょう。面接の中身の準備は色々な情報がありますが、前後についてはなかなか教えてもらう機会がありません。ここでは、その面接前後に気をつけたいポイントをご紹介します。
  

前日までに持ち物のチェックを!

面接試験に出かけたら、忘れ物を取るために帰ってくることはできません。出かける道中で「必要な物を忘れた!」「入れたはずのものが見つからない!」と気づいて焦ってしまうことは、面接本番に影響を及ぼします。そしてあなた自身がきっと後悔することでしょう。看護師の就職や転職を目指す人にとって、「忘れ物をすること」は仕事の性質上あってはならないミスです。

面接日が決まったら、当日の持ち物として準備が必要なものがないか早めに確認しておきましょう。遅くとも前日までに必要なものが揃っていることを確かめて荷造りをして、翌日出かけるための持ち物と、心の準備を整えておきましょう。

  • スーツは、落ち着いた色のスーツがよいでしょう。シャツもスーツ、ハンカチ類にシワや汚れなどがないかどうか確認して、アイロンをかけておきましょう。
  • 靴はローヒールを用意します。靴はその人を表すともいわれます。土埃などがついていたら印象がよくないです。
  • ストッキングは、自分の肌色にあうナチュラルな色合いを選びましょう。伝線しやすいものなので、予備を用意しておくのもオススメです。
  • 自分の身だしなみをチェックして、清潔感のある身だしなみに整えておきましょう。
  • 就職・転職用に提出した履歴書のコピーを確認しましょう。面接で尋ねられるかもしれないことは、面接会場へ向かう道中にも気になるかもしれません。移動時などにも確認できるように持ち物へ入れておきましょう。
  • その他、就職希望先から指定されている持ち物や書類等が揃っているか、不備がないかを確認しましょう。

 

身だしなみは清潔に、華美にならないように!

「印象をよりよく見せるために、メイクを念入りにしっかりと…」という発想は、かえってマイナス効果になりかねません。

職場で求められている看護師像は、あくまでも清潔感があって、医療者としてふさわしいこと。マスカラでまつ毛を長くすれば、看護師としてより信頼される…などという世界ではないのです。また、アクセサリーやネイルアート、目立つ色の髪色などは看護師として働くには不適切な身だしなみです。

メイクは控えめにして、あなたのナチュラルでよい表情が採用担当者へ伝わるようにしましょう。

現地への到着には余裕をもって!

採用者が就職試験の時にまず確認したいことは、「約束の時間に遅れずに到着していること」でしょう。

これは、この先の職場での仕事のあり方にも通じていくものだからです。移動手段が徒歩や自転車でないかぎり、自働車でも電車でも自分の都合どおりに移動できるとは限りません。到着までの時間に余裕を持っておくことは、あなた自身の心の余裕にもつながります。

また、現地に早くつけることのメリットは、面接試験会場の周囲の雰囲気に少しでも早くなれることができるということにあります。

交通機関に遅れが生じる可能性や、現地で迷ってしまうこと、トイレなどを見越して、15分前には指定場所へ到着できるようにしましょう。
また、これだけ念入りに準備をして出かけてもやむを得ず遅れてしまう場合には、必ず電話で連絡を入れましょう。

受付の前に行っておきたいこと

面接試験のための受付に行くと、もうそこは就職試験の会場です。会場内で身だしなみを整えている姿を誰かにみられるのは恥ずかしいですよね。

受付を訪れる前に、まずは身だしなみを整えておきましょう。

髪型やメイク、服装がきちんと整っているか確認しましょう。受付時に提示する必要のある書類があれば、バッグからすぐ取り出せるようにあらかじめ準備しておきます。また、受付での対応に関しても、ハキハキと気持ちよく受け答えを行いましょう。

控室では静かに順番を待つ!

控室は、面接を受ける人たちの共通の居場所です。大切な就職面接の前の控室ですから、場所をわきまえた振る舞いが求められます。もし知り合いが同席していてもおしゃべりに花を咲かせるのは控えましょう。

  • 私語をつつしむ
  • 携帯電話などの電源を切っておく
  • 順番を呼ばれるまで静かに座って待つ
  • 名前を呼ばれたらすぐ移動できるように荷物を整えておく

 

控室から退出するときは

控室であなたの名前が呼ばれたら、相手に聞こえる大きな声で「はい」とはっきりと返事をしましょう。そして担当者の指示に従って面接室へ向かいます。この時間は、面接試験が始まるまでのなかで一番緊張する瞬間かもしれませんね。

いつもより少しだけ大きく息を吸って、深呼吸をして、自分の気持ちを落ち着かせて面接にのぞみましょう。

また、スリッパを借りている場合などには、足音がパタパタと大きくなりがちです。医療現場で医療者の足音が周囲に鳴り響くのは、とても耳障りな行為にあたります。緊張で気が向かなくなりがちな足元の歩き方などにも配慮するとよいでしょう。

気が緩みがちな面接後には

ようやく面接がおわり、ここまでの就職や転職に向けての準備と緊張から解放されたあなた。ホッと気が緩んで、

  • 「現地に忘れ物をしてしまった」
  • 「渡さなければならないものを渡しそびれてしまった」
  • 「伝えなければならないことを話しそびれてしまった」

といったことのないようにしましょう。あなたの就職採用に関係する人は、面接官だけとは限りません。また、どこで誰がみているかもわかりません。家を出て、帰宅するまでが面接です。道中に気をつけて帰宅しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?面接試験に向かう前と後とでは、両方とも気持ちに余裕をもって、忘れ物がないように、そして自分に納得のゆく面接試験の時間を過ごすことができるように工夫できることがたくさんあります。大切な面接のために自分の時間を投資するような気持ちで準備をするとよいですよ!

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