転職をすることは勇気も今期も行動力もいります。めんどうくさくなってしまって、もう今のままでいいやと思ったり、転職してもすぐに嫌になることもあると思います。その度に自分には忍耐が足りないとか、今後この転職歴で仕事が見つかるだろうかと悩むこともあると思います。でも大切なのは自分の姿勢、そして表現力が大切なのではないでしょうか。だから、転職で未来を心配している皆さん!大丈夫!すべては自分次第です。メリットとデメリットをお伝えします。
退職したあと派遣社員しての看護師経験
看護師になって職場になれるまでは嫌なことや大変なことがたくさんあると思います。また、看護師歴が長くなると飽きてくることもあると思います。そして転職という言葉が頭をよぎったとき皆様はどんな求人情報を見るでしょう。
そしてその際、なにに重きをおいて職を探しますか?
看護師転職サイトは今や数えきれないほどあると思いますが、私はまずその転職サイトの口コミを見て、良さそうないくつかの会社に登録をしました。
その時々によって求める条件は変わってくると思います。
私は大学病院で毎日忙しく数年働き少し気楽に仕事がしたいと思い派遣の仕事を探しました。自宅近くで高給与の病院の募集があり斡旋会社の方と一緒に面接の末、看護師紹介会社の派遣社員としてある病院で仕事をしはじめました。
派遣でも仕事内容はその病院の正社員とかわらず受け持ちもするし、フリーも、リーダーもする、残業もあるし、頼まれれば夜勤もしました。
所属としては派遣会社の所属になるため私が夜勤を頼まれたときの給与交渉は会社がし、病院の正職員よりもはるかに高い給与で働いていました。数ヶ月ごとの更新があり、書類の提出などはありますが気持ち的にも金銭的にも病院勤務時代と比べるとかなり良かったと思います。し
ばらく働いていましたが、元々いつかは派遣を辞め正職員にならなくてはいけないという気持ちがあったため、勤務先の看護部長にその病院の正職員として働くように言われた際に派遣に比べ条件がわるかったためやめることとのなりました。
忙しかったけれど気楽に楽しく働けていたため、こういう働き方もありだなと思いました。
正社員を求め転職経験した紹介会社の得意不得意!
また正職員として再び働き始めようと思い派遣のときに登録した会社へ再度連絡をしましたが、私の求める条件の職場が見つからず紹介会社から連絡が来なくなりました。
そのときの条件というのが月の手取りで30万以上、教育がしっかりした300床以上の病院、忙しくてもかまわないが残業は少ない方がいいというものでした。
条件としては普通だと思いますが、やはり紹介会社にも得意、不得意がありちゃんとした病院を探すにはそれなりにしっかりした会社に登録する必要がありました。
また会社探しから始め複数の会社に登録し、その中の一つの会社に紹介された国立病院へ就職が決まりました。この病院は面接で勤務形態について虚言していたことに入職後に気がつき1年で退職しました。
スタッフは皆良い方だったのでそこは残念でしたが、今思うと最初に働いていた大学病院と比べ教育体制がなっていないとか、皆の知識が浅いとか色々と比べてしまっており、その環境で何かあったときに自分を守りきれないと思ったのもやめるきっかけでした。
このときの転職についてですが、複数の紹介会社に登録するきっかけとなったのがインターネットでの求人を見てのことでした。
ネット上で良い求人が募集中になっているのに実際に問い合わせるとその病院については紹介してもえず求めてもいない病院ばかり紹介されることが多々ありました。
その紹介会社は口コミを見ても賛否両論でした。ここから私はネット上での情報をうのみにせず、信頼のおける会社に条件を伝え仕事を探してもらうことにしました。
信頼できる紹介会社を選ぶことが大切
転職活動にやや疲れつつまた転職活動をしたわけですが、そのときの条件はちゃんとした病院で給料が良いこと。このときは前2回の転職でお世話になり信頼のおける会社にお願いして探していただきました。
良い病院という定義が分からないといわれ、自分でもよく分からなくなっていることに気がつき、もう給料だけで仕事を探してもらうことにしました。そしてリハビリ病院で働き始めました。給料は確かに良かったですが仕事はとても忙しく体力的にはきつかったです。しかしみんなで仕事をするスタイルであったため残業も割と少なく忙しくても達成感が感じられました。
転職の際に大切なことは!?自らの自己分析!
この辺で私はどんな病院が働きやすいと感じるのかがわかり始めました。そもそも新人から働いていた病院が基盤になっており、さらに言えばプリセプターと同じ様な仕事の仕方で、てきぱきと人より働くことが当たり前で好きなんだと気がつきました。
どこの病院に行っても忙しいと感じるのは自分が働きすぎる性格だからで、忙しく働いているのが好きだったのです。どこに行ってもきっと変わらないなら給料の良いこの病院でいいやと3回目の病院でがんばっていく覚悟を決めました。
家庭の事情で転職した際の苦労
彼の転勤についていく形で転居が決まり、また転職することとなりました。新天地ということ、また年齢的にも夜勤をやめてみようと思い日勤常勤の仕事を探し始めました。
ここでも以前お世話になった会社へ連絡したのですが、日勤常勤でそこそこ稼げる仕事というのが見つかりませんでした。
そのため新たに日勤のみに強い会社を探し職探しが始まりました。このときも複数の会社に登録をしたのですが、どこの会社でも日勤常勤で稼げるのは訪問看護か美容ということでした。
自転車に乗れないため訪問看護はあきらめ美容の職を探すことにしました。会社を通すと求人はないのに、私が個人で美容外科や皮膚科のホームページを見ていると求人の項があることに気がつき、とりあえず大手といわれるところに履歴書を送ってみました。すると面接の運びとなり内定をいただきました。
病院の採用試験では筆記と面接ですが、それももう内定前提で話をすることが多いと思います。ですが、美容ではその会社に選択権があるとう雰囲気でこちらが選んで頂く気持ちでいくというのが、さすが美容だなと思いました。そんなことを思いながらも就職が決まり現在は美容外科で働いています。
ばりばり病院で働いている皆様には物足りないと思います。実際私も張り合いがないと感じています。でも家族がある方や、同じことを繰り返すことが楽だと感じる方には向いていると思います。
まとめ
このように数回の転職で私は自分が見えてきましたし、次の転職の際は自分に合ったところを選べる自信があります。転職が多いことは良いことではないように思いますが、そこから得られる発見もあると思います。我慢して嫌な仕事をするとすべてが霞んできますし、生き生き、キラキラはできないと思います。時間、人生は有限です。自分が良いと思えるまで勇気を持って行動するのも大切だと、私は思います。
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