看護師が就職先を選ぶ際の決め方/ポイントとは!?

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#481 2018/10/29UP
看護師が就職先を選ぶ際の決め方/ポイントとは!?
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看護師を目指すあなたにとってどのような病院に就職するかはとても大きな問題ですよね。 今回は、そんなあなたのために、病院を選ぶときの基準をいくつか紹介してみたいと思います。

就職先の病院選びのポイント

その1: 雰囲気

あなたが今就職を目指している病院の雰囲気はどんな感じでしょうか? 活気のある様子ですか? それとも、どことなくジメジメしているでしょうか? なんとなく暗い雰囲気が漂っているとしたら、働いていても気分が乗らないかもしれませんね。 もしあなたが就職しようとしている病院のスタッフや入院患者さんが暗い表情を浮かべているとしたら、その病院に就職するのは避けた方がよいでしょう。 看護師という職業は、病人を相手にします。 病気の人たちは、必ず悩みを抱えています。 ですから、看護師には「明るく接してほしい」「安心感を与えてほしい」と考えています。 そして、病院は入院している方々にとっては、「生活の場」です。 もしその生活の場が鬱々としていたら、患者さんたちの健康にも影響が出るかもしれません。 悪い雰囲気が漂う病院というのは、必ず何かしら原因があります。 看護師間の連携がとれていなかったり、仲が悪かったり、その他さまざまな原因は考えられますが、その結果として病院全体が暗い雰囲気になっていることが多いのです。 ですから、就職ではそうした病院は避けた方が無難です。

その2: 人間関係

雰囲気と関連して人間関係もとても重要です。 転職を考えている看護師なら、この点は重々承知しているかもしれませんね。 各所が調査している看護師の退職理由を見てみると、 どの調査でも「人間関係」が原因で退職をしていく看護師が多いことがわかります。人間関係は、働く上でそれほど大きな障害になりかねないのです。 「せっかく入った病院だけど、3か月で退職した」という事態は避けたいですよね。 ですから、就職前に人間関係について入念に考えておく必要があります。 とは言っても、実際に働いてみる前に人間関係について「合う・合わない」を確かめるのは難しいかもしれません。 ですが、いくつか方法はあります。 まず、もし、あなたの先輩や友人があなたの志望する病院で働いているなら、 その人たちに話を聞いてみてください。 そして、

  • 「嫌な上司はいないのか」
  • 「同僚いじめはないか」
  • 「パワハラやセクハラが蔓延していないか」
  • 「同僚たちの間に絆はあるか」

といった質問を投げかけてみましょう。 先輩や友人であれば、率直な意見を話してくれるでしょう。 彼らからお話を聞いたら、その意見を踏まえて、本当にあなたの就職先はその病院でいいのか考えてみてください。 もし、少しでも心に何かが引っかかるなら、その病院に就職することについては考えなおした方がよいでしょう。 また、面接で面接官に質問をしてみましょう。

  • 「院内の人間関係は風通しのいいものか」
  • 「看護師間の連携はよくとれているのか」

などあらかじめ考えていた質問を投げかけてみましょう。 もし面接官に現場の看護師や看護師長がいるなら、チャンスです。 その人のことをじっくりと観察してみましょう。 「もし自分の上司がこの人だったら」と仮定して、イメージを膨らませてみましょう。 違和感があれば、面接後でも遅くないので、なぜあなたは違和感を覚えたのか考えてみてください。 そのほかにも、人間関係をリサーチする方法には、インターンシップに参加してみたり、ネット上の口コミ掲示版を利用して情報を探るなどが考えられます。 自分に合った方法で人間関係について探りを入れてみましょう。

その3: 教育体制

あなたが就職しようとしている病院の新人教育はどのようなものでしょうか? 研修会や勉強会は定期的に行われていますか? 先輩看護師が新人に教育してくれる体制はきちんと整備されているでしょうか? もし教育制度がしっかりしていなかったら、その病院に就職することは避けてください。 新人教育がなく、いきなり現場に放り込まれるような病院に就職してしまったとしたら、あなたはひどく混乱する事態になります。 行動の指針がない状態で動きまわることは非常にストレスが大きく、あなたの労働の満足度を落としてしまいます。 また、経験のある転職者であっても、教育体制について吟味しておくことは大切です。 なぜなら、病院ごとに細かいルールは異なるからです。 例えば、ガーゼの使い方ひとつとっても公営の病院か、それとも私営の病院かで変わってきます。 「新人研修がないため、以前就職していた病院のルールに則って働いていたが、 そのルールは今働いている病院では禁止されていた」 ということも考えられます。 ですから、転職者でも教育体制についてしっかりと確認しておくことが必要になります。 さらに、キャリア形成の観点からも教育体制は重要です。 もし就職した病院であなたが良質な教育を受けていたとしたら、 それは10年後・20年後のあなたの看護師としての人生を大きく変えるかもしれないのです。そうした点まで見据えて就職先を検討しましょう

その4: 勤務地・通勤時間

意外ですが、就職先選びとして勤務地・通勤時間も重要です。 通勤の方法には何を考えていますか? 車ですか? 電車ですか? いずれの方法でも構いませんが、通勤に時間がかかると、それだけでストレスになります。 また、看護師という仕事の性質上、夜勤があったり、不測の事態で急に招集がかかることもあります。 「急な命令があったが、この時間は電車が動いていないからすぐに病院に行けない」 ということがないように勤務地についてもよく考えておきましょう。 では、具体的な通勤時間の目安はどのぐらいでしょうか? できれば、長くても自宅から30分以内の場所にある病院を選びましょう。 それ以上の距離だと、遠すぎます。 もし近くに候補の勤務地がない場合、引っ越しも視野に入れて動きましょう。

まとめ

いかがでしたか? 以上、簡単にですが、看護師の就職先を選ぶポイントについて解説してきました。 しっかりと病院を選ぶことで充実した看護師生活を送りましょう。  

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