介護の就職先の選び方、介護士の規律が守られている老人ホームを選ぶ

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#459 2018/10/07UP
介護の就職先の選び方、介護士の規律が守られている老人ホームを選ぶ
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老人ホームでの就職を目指す介護士の方は、何を重視して職場を選びますか? 今回は職場の厳正な規律という観点でお伝えします。

職場恋愛のケース

多くの老人ホームでは、勤務している介護士の年齢が10代後半から20代前半の年齢で過半数が占められていることも珍しくありません。このため、一般の民間企業同様に職場恋愛が発生します。

また、老人ホームの場合は、入居者である高齢者を介助するときに、男女の介護士がペアとなって入居者を車椅子からベッドへ移すなどの作業を行うことがありますから、他の一般企業と異なり異性の従業員同士で肌が触れ合いやすいです。

さらには、入居者の入浴介助をおこなうときは、入居者は男性でも女性でも裸となりますし、介助する側の介護士は薄着となって介助をします。そして、毎回入浴介助のときは介護士たちは全身びしょ濡れになりますし、しかも男女の介護士がペアとなりピッタリとくっついて入居者を介助するため、若い介護士たちは欲情を催しやすくなる傾向があります。

男女のペアで夜間勤務のシフトを組むケースもある

老人ホームで施設責任者たちがシフトを組むときに苦労することが、夜間勤務です。人手不足の老人ホームが多いため、男性同士のペアや女性同士のペアとするだけでなく、男女1名ずつの組み合わせで夜間勤務とするケースもあります。
そして、老人ホームの職場環境は、先述のように一般の民間企業のような職場環境とは異なり、とくに若い男性と若い女性従業員との関係が密着しやすいです。そのため、夜間勤務をともにすることをきっかけにして、男女の関係が生まれてしまうケースもあります。酷いケースでは深夜の時間帯に、老人ホーム内で空室となっている部屋に入り、その部屋のベッドを利用して介護士2人が結ばれてしまうのです。
ところが、隣室で就寝している入居者に気づかれてしまい、翌日、入居者が担当の介護士に「昨晩、不審な物音が隣室から聞こえてきた」と話をされてしまい、それがきっかけとなり夜間勤務者同士の情事が発覚するのです。当然、施設責任者は昨晩の夜間勤務者から事情聴取を行い、不適切な行為が判明した場合は、他の施設へ人事異動が行われたり、懲戒処分が下されます。

介護事業所内での規律が維持されている老人ホームを選ぶことがポイント

介護士の方で、老人ホームを就職先や転職先として検討される方がいらっしゃると思いますが、老人ホーム内での規律が保たれている職場を選ぶことをお勧めしたいと思います。ただし、採用面接の場で、介護士同士の風紀の乱れについて質問しても、面接官が素直に回答してくれるはずはありません。そのため、事前にインターネットの掲示板をできるだけ調べて、情報収集に努めることが重要です。
また、老人ホームに入社後、わずか3日程度で風紀の乱れを知ったならば、施設責任者に申し出て、入社の事実そのものをなかったことにしてもらうことも、最善の方法です。入社後1週間程度であれば、国民健康保険などの手続きは、錯誤を理由として取り消すことが可能だからです。そのため入社した事実をなかったことにすることも可能なのです。

まとめ

介護士の方で老人ホームを就職先として検討されている場合には、介護士同士の風紀の乱れが存在しない職場を選ぶことをお勧めしたいと思います。どの職場でも社内恋愛は存在しますが、老人ホームの場合は男女で肌が接する機会が多すぎるため、他の民間企業とは異なり、風紀の乱れを放置しておくと真面目な人間にとっては働きにくい職場となってしまうのです。

このため、職場の規律を厳正に維持できているか否かを重視することをお勧めします。

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