就職、転職を考えた時にまず行うことは、求人探し。しかし実は求人情報だけではわからないことがたくさんあるのです。ここでは就職、転職求人探しをする際に大切なポイントをご紹介します。
求人からではわからない、病院の本当のシフトや給料の実際
私は、これまでに複数回の転職を経験しています。人材紹介会社や求人情報誌、また転職サイトなどあらゆるものを使用して転職した経験がありますが、共通して思うことは一つ。それはどの求人情報を見ても、その通りではないし、求人情報からではわからないことがたくさんあるなということ。そのため転職を成功させるには、いかに詳細な求人の内容を知り、比較して転職先を絞り込めるかということにあるといえます。
求人情報は、あくまで基準でしかない
これまで転職をしてきて、求人情報と実際に聞いて得た情報では食い違いもあるし、このシフトでは…と納得できないこともありました。つまり求人情報は、あくまで病院の基準を掲載しているものでしかないのです。
例えば大きな病院になると、病棟によって2交代制、3交代制に分れていることもあります。また交代勤務は同じだけれど、早出や遅出なども変則勤務をつけていることもあります。しかし病院が出している求人というのは、あくまで標準のものであり、病棟によってシフトが異なるということは求人情報から読み取ることが出来ないこともあります。
また休日に関しても、求人情報には年間○○日とか病院カレンダーによるなどと書かれていることがあります。これだと土日は休みなの?とはっきりとした情報を得ることはできませんね。
著者は4週9休というところに転職をした時、土日は休みだと聞いて入職したのですが、入職してから祝日は普通に稼働する日だと聞いてびっくりしたことがあります。私は子供を面倒見てくれる人がいたけれど、その後に転職してきた人は、祝日に勤務は聞いてない!また子供を預けるところがない!とパニックになっていたことがあります。そのような条件を聞いていなかったということが問題にもなり、はじめの3ヶ月は祝日勤務を免除されたけれど、それを過ぎるといつまでも甘えていては困ると病院側から言われ、祝日勤務を命じられるようになってしまったのですね。結局子育てと仕事の両立が難しくなり仕事を辞める結果になってしまいました。
このように求人情報から得られる情報と実際の働き方には随分差があるのです。また実際に聞いてみないと分からない情報があるので、転職情報の収集時や面接時によく確認することが重要です。
小さな病院の雇用条件、特に給料面に関しては変わることもある!
大きな病院というのは、いろいろなことが統一されていますし、同じ基準で看護師が勤務します。また雇用条件というのもしっかりと決められており、それほど変更されるものでもありません。しかし小さな病院になると話は別です。
著者が経験した病院では、給料日がきまっていたにも関わらず、病院の経営が傾き給料日が変更されたということもありました。その時は何とか給料日を変更することで給料は滞ることなく支給はされていたのでよかったのですが…。また別の病院で働く非常勤の同僚は、冬のボーナスは少しばかり出たのに、次の夏のボーナスは出なかったという人も!個人病院で看護師の数は約30人。それを統括するのは、まだまだ若い病院長。その病院長のさじ加減ひとつでボーナスさえも急に変えられることもあるのです。
このような情報というのは、就職や転職する前に知り得ることはできません。それは病院の内情のことだからです。
また病院としてもあまり知られたくないことかもしれないので、詳しく説明されないこともあるので注意が必要です。
求人がいつも出ているところには注意が必要
大きな病院で求人が出されているところというのは、看護人員の充実を図って、もっと患者の満足度を高めるための医療を提供するために求人を常に出しているというところが多いです。またもっと勉強したいという看護師を応援するサポートシステムを整え、質の高い看護師を獲得しようと求人を出していることも少なくありません。
しかし小さな病院で求人がいつも出ているところは要注意です。本当に看護師が抜けたから、その分の人員募集で求人を出していることもあるでしょう。
しかし病院が回らないほどごっそりと看護師がやめてしまったという病院の求人や、看護師が定着せずに困っているという病院も少なくないのです。そのようなところは当然転職後の勤務が大変になることは目に見えていますね。しかし求人情報だけではやはり本当の病院の状況を知ることはできません。だからこそ求人がいつも出ているところは注意して内容をチェックすることが大切なのです。
求人内容に書いていないことはどのように情報収集するといいのか?
求人内容に書かれていないことは、やっぱりわかないから仕方がないとあきらめていませんか?就職、転職した後に失敗した!こんなはずじゃなかったと感じないようにするためにも、しっかりと情報収集しておくことが大切です。
そのために活用できるのが、仲介に入ってくれる担当者です。例えば求人情報誌でも人材紹介会社でも転職サイトでも、求人に興味があることを伝えると、病院との間に入って連絡を取ってくれますね。その際に、自分では聞きづらいことを代わりに聞いてもらうといいのです。
例えば病院の休日の取り方はどうなっているのか?実際の時間外勤務は多いのか?看護師さんはベテランが多いか新人が多いか?また基本給以外にはどんな手当があるのか?といったことです。これらをより詳しく知ることで、しっかりと病院の求人を吟味して選ぶことが出来ます。吟味して選ぶほど、実際に就職や転職した後の後悔が少なくなるといえます。
まとめ
求人情報の内容をより詳しく知ることは、実際に就職や転職の成功につながります。そのためには事前の情報収集、そして病院の実情をよく吟味して選ぶことが大切です。
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