就職先は病院だけではない。自分のライフスタイルに合った就職先

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#411 2018/08/20UP
就職先は病院だけではない。自分のライフスタイルに合った就職先
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新卒のときは、その後の看護師人生の中でも最初の就職先は大事だと思っていた私です。大きな病院で経験を積むことが大事だと思っていましたが、看護師の働く幅も広がっている現在では、自分のライフスタイルにあった就職先を選ぶことが大事です。

就職先は病院だけではない。自分のライフスタイルに合った就職先

私の新卒からの最初の就職先は大学病院でした。大学病院を選んだ理由は、最先端の医療が学べて第一線で仕事が出来ると思っていました。また最初の就職先は、後々、転職する際に影響するかもしれないと思い、家から通いづらい場所にあったのですが有名な大学病院に就職しました。

少し、甘く考えてた私は、わざわざ自宅から1時間以上掛けて通勤しなくてはならない病院に就職したことで、心身ともにとても疲れきってしまっていました。勉強会や残業、夜勤もあって通勤時間は大きな負担でした。その後、自転車で通える地元では割と大きめの病院に転職をしましたが、私の勤めた病院は家からも近い場所にあり、病院の施設や設備も全く違っていて大学病院より効率良く仕事が出来るシステムでした。残業もほとんどなく、師長がしっかりと管理していました。大学病院では新卒で20代ばかりの職場でしたが、新たな病院の科はママさんナースがたくさん働いていたし、夜勤も必ずやらなきゃいけないわけでなく、小さなお子様がいるママさんナースは、夜勤をしなくてもいいように師長が調整していました。大学病院に憧れていたのですが、再就職した際には「どうして最初からここに就職しておかなかったんだろう。もっと早くに転職しておけば良かった。」と思いました。

最初の就職のときは、最低でも4年くらいは勤めないと、次の就職先に悪い影響が出るだろうと思っていたので結局4年間勤めました。私の友人は1年で合わないと見切りをつけて転職して、転職先の方が自分に向いていたようです。その後、ずっと、同じ場所で働いています。私の場合は、4年も我慢する必要はなかったと思います。

フルタイムとパートタイム

退職金やボーナスといった給料面を考えると、フルタイムで長く同じ病院で働いていた方がメリットがあるかもしれません。私が再就職した病院には託児所があって、出勤と同時に子供を預けて仕事に行き、時間ぴったりに仕事を終らせて子供を迎えにいく、という人がたくさんいました。結婚や出産、子育てと看護師との仕事を両立する場合には、病院では看護師職員がたくさん居て、働いてくれる代わりの人がたくさんいるので、時間短縮や休暇も意外と融通が利きます。新卒のときは、なんとか仕事を覚えて、いろいろな経験をしてたくさんの知識を増やしたいと仕事中心の生活でしたが、長い目でみると私生活も充実できる病院を選んだ方が長く続くと思います。

就職するのなら、なるべく長く勤められた方がメリットもあるので、自宅から通いやすい場所がよいと思います。看護師の離職率はとても高いですし、再就職もしやすいのが現実です。自分で転職先を探すのもいいですが、転職をサポートする看護師のエージェントを利用するのもいいかもしれません。転職をサポートするエージェントはたくさんあって、転職した際には10万円の祝い金が貰えるところもありますのでエージェントの言葉のみを鵜呑みにしてしまわないように注意が必要です。看護師不足の病院などでは、看護師を確保するために良くみせようとするものです。再就職する際にはしっかりと自分にあったポイントをチェックしましょう。

  • 離職率がどのくらいか(平均継続年数)
  • 看護師の年代層
  • 子育てをしている看護師の割合
  • 福利厚生が充実しているか
  • 上司をみてみて、家庭を持っていても看護師長などを勤められているか
  • 自宅から近いか

などチェックしましょう。

他にも、もしも結婚を控えていて、生活スタイルがまだわからないとか、学校に通ったりする予定である看護師であるならば、すぐに就職先を決める必要はないと思います。看護師であるメリットは、働く幅がたくさんあることです。私は、退職してから、看護師のエージェント会社に登録して、病院で働いている看護師だけではなく、いろいろな看護師に出逢いました。老人ホームで夜勤だけをしている看護師さんもいましたし、健康診断を行うクリニックに勤めている人もいましたし、企業で働く看護師など、病院だけではありません。私も何度か再就職をしていますが、勉強したいことがあって、就職はできない状態のときは、看護師のエージェントを利用しました。

中には、短期間で契約できる病院での仕事もあったり、単発の仕事であったり、仕事の内容も様々です。短期間の契約から病院で働いてから、その病院に就職した人もいました。ある看護師の友人は、新卒から10年同じ病院に勤めました。しかし、友人の病院では、周りがどんどん辞めていき、長く勤める人が少なく、病院での仕事量の負担が増えていき、鬱病を患ってしまい、しばらく結婚生活が落ち着くまで、看護師エージェントを利用して少しずつ、どこに就職しようか考えて、結局、パートとして新たに病院に就職しました。

夜勤の有無とクリニック

病院では夜勤があるので、平日勤務である夫とも時間帯が合わないのとストレスが少なめの、クリニックに勤めています。クリニックの場合は、看護師の数が限られていますので、休暇も取りづらいかもしれませんが、残業もすくないし時間どうりに帰れます。クリニックの方が給料は少ないですが、私生活が充実できます。病院で勤めていたときは、夜勤が終った後に友人とショッピングに行ったり楽しいこともありましたが、30代になるとキツイと感じます。しかし、転職を考えている方も、なるべく長く同じ病院に勤めたほうが、給料やボーナスも上がるし、退職金も上がるので、もしも同じ病院で違う科や外来に異動することで解決できるようなら、そうしたほうがいいかもしれません。

まとめ

いかがでしたか。看護師は資格があるので再就職がしやすいですが、なるべくなら長く働ける方がメリットはあります。なるべくなら、離職せずに長く働ける職場を選びましょう。

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