転職と新卒の就職を目指す時の違い<面接対策>

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#406 2018/08/15UP
転職と新卒の就職を目指す時の違い<面接対策>
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転職の場合には、今までの経験が最大の武器です。しかし、経験の前に、前職の仕事の辞め方、前職の人との関係が転職に関わってくることもあります。
いずれ転職を考えている人が、注意するべきことについてご紹介します。

転職の際に必ず聞かれること!

新卒で就職する場合と違い、転職する場合には、面接で必ず聞かれることがあります。転職の場合には、必ず、今までの仕事の経験や状況が聞かれます。

今までの職場での辞め方が大切です。

いずれ転職を考えていて、今まだ仕事を辞めていない場合には、できるだけ良い形で、今の仕事を辞めるようにすることが大切だと思います。

年度末のきりのよいところで退職するなど、上司とよく相談し、退職することに納得してもらって、現在の職場に迷惑のかからないような退職の仕方をするように努めることが基本です。退職を思いとどまるように諭されることもあると思いますが、決して今の職場が嫌でやめるのではないことと退職後にどのようにしていくつもりかをしっかりと伝えて、上司にも退職することを前向きにとらえてもらえるように話していくことが大切です。

看護の世界は広いようで、狭いものです。上司が、他の職場の看護職と知り合いであることはよくあることです。上司同士が同じ学校の出身で以前から仲が良かったとか、研修で知り合いになったとかいうこともあります。
迷惑がかかるような形で、退職した場合、その情報は、他の職場に伝わってしまう危険性もあります。

また、転職先でも同様のことが起きるのではないかと思われてしまいます。

そのため、転職を考えている場合は、円満に退職することを心がけるということが大切です。もうすでに退職している場合には、どうして退職することになったかを面接できちんと言えるようにしておくといいと思います。
結婚や出産というわかりやすい理由がない場合には、特に具体的な理由を言えるとよいと思います。

円満退職でなかった場合にも、「勉強してみたいことができたため、前職を退職してこういうことを学んだ。ステップアップするために、再就職を考えている」というような流れを考えておくといいと思います。正直に嫌なことがあって退職したことを言う場合には、自分の未熟だった部分を反省し、転職先では、どのように行動していくかを伝えることが大切です。もう一度チャンスを与えてあげようと思わせることができなければ、採用は難しいでしょう。そのため、元々短期契約であった場合を除き、短期間で転職を繰り返すということは、次の仕事にも影響を及ぼすということを心に留めて、今ある仕事をしっかりとやるということが大切だと思います。

今までの職場の人とも関係を保っておけるといいです。

今までの職場の上司や同僚と良好な関係を保ち、できたら退職後も連絡できるようにしておくといいと思います。頻繁に会ったり、連絡をとるということはなくても、年賀状だけでも続けて近況報告をしておくといいです。
公に募集はしていなくても、看護職を探している職場は結構あるものです。知人が紹介してくれて、新しい職に就くことができることも多くあります。前職の同僚が、数年後には、上のポジションになっていたということもあります。
そのような場合には、知り合いからの紹介ということで、面接は顔合わせ程度で極簡単に終わることも多く、即採用となることが多いです。

また、円満退職であった場合には、数年後に前職に戻ってこないかと声をかけてもらえることもあります。

さらに、自分の出身の看護学校の教授との連絡を保っておくこともいいです。出身学校が大学の場合にはなおさらです。
教授は、学校で看護の科目を教えたり、実習に顔を出すだけでなく、様々な研究をしています。授業を担当しながらの研究はとても忙しいもののようです。そのため、その研究のお手伝いをしてくれる看護職を探していることもよくあります。学生に頼むこともありますが、教授も研究で成果を求められているため、経験のある人に頼みたいという時もあります。
教授が、誰か研究を手伝ってくれる人はいないかなと思った時に、顔が浮かぶ存在でいることができるといいです。そのため、卒業研究でお世話になるゼミの先生とは、特に親しくしておくといいと思います。
今まだ、看護学生の方は、授業にしっかりと取り組み、学校の先生と良い関係を保てるようにしていくことが、卒業後の仕事でも良い結果を得られることがあるということを認識しておくといいです。

面接では、今までの職場で、経験したことを具体的に伝えることが大切です。

もちろん、今までの経験と、その経験が転職先でどのように活かせるかを伝えることも大切です。
転職の場合には、多かれ少なかれ、看護職としての経験があります。その経験を前向きな印象で語ることができるようにしておきます。
中には、ターミナルなど、患者さんの最期に関わる経験などについて話すこともあると思います。最期を迎える人にも看護師がしてあげられることを実践してきた経験を前向きに話すことができるといいと思います。前職での経験を通してこの人は看護の仕事が好きだということを感じてもらえるとといいと思います。
新卒の方は、経験を通してという部分が薄くなってしまいますが、転職の場合には、経験を通して語れることがたくさんあると思います。色々な経験をしていても、面接の場面ではとっさに思い出すことができないこともよくあることです。そのため、自分の経験を前もって箇条書きにし、どのような経験をしてきたのか自分の中でまとめておくといいと思います。経験という武器を最大限に発揮して、看護師の仕事が好きだという印象を与えることができれば面接はきっとうまくいくでしょう。

まとめ

経験は大きな武器であはりますが、転職を考えている場合には、今の仕事を精一杯やるということが大切だということが分かっていただけたでしょうか。看護師の仕事は大変なこともありますが、今の仕事の在り方が、次の仕事にも関わってくるということを認識して、前向きに働いていきましょう。

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