地元では働きたい病院がないため就職・転職活動を行う方は少なくないと思います。遠方で就職・転職活動を行うのは色々大変な面があります。遠方で転職活動を行った実体験をもとにお伝えします。
就職、転職したい病院や施設が都道府県内にない。
私はもともと緩和ケアに興味があり、看護師になりました。働いていた病院は総合病院で、急性期の患者さんが主でした。
緩和ケアはあまり積極的におこなわれておらず、もっと緩和ケアを勉強したい。そういう環境で仕事をしたいと思い、転職をしようと決意しました。
しかし、当時私が住んでいた県には緩和ケアに力を入れている病院は少なかったのです。
また、私個人としてはもう少し急性期の勉強もしたいと思っており、その条件に合う病院がありませんでした。
そのため、県外の病院にも目を向けることにしました。
都道府県外の就職、転職活動ってどうやったらいいの?
急性期の経験値を増やしながら、後々は緩和ケアに進みたい。そのような希望は持っていましたが、県外にはどのような病院があるのかわかりません。インターネットなどを使って情報収集をしても実際はどのような病院なのかはわからない部分も多いです。実際に入職してからでないとわからない部分は沢山あると思います。病院側に聞くにしてもひと月の残業時間や離職率など聞きにくいことはたくさんあります。面接時に聞くにしても面接に行くまでに時間がかかるので近隣に面接に行くように「条件が合わなかったから、次の病院の面接を受けよう」という具合にはいきません。面接に時間を割いていただく病院側にも失礼にあたります。
また、その土地がどのような土地なのかもわからないです。地元であれば何となくですが土地勘がありますし、他院であっても同じ医療業界ということもあり情報を集めることもできると思います。しかし、同じ医療業界と言えど都道府県外となると情報は少なく、遠方になればなるほど情報を集めることは難しくなってしまうと思います。
更に当時は三交代をしていて、休みが少ない。そのため自力で転職先を探すのはなかなか難しいと考えました。
そこで私は転職サイトに登録することにしました。
転職サイトに登録から面接先決定まで。
転職サイトに登録を済ませると、担当者さんとの連絡のやり取りが始まります。連絡は電話やメールなどですが、電話の場合は事前にメールで日にちを決めるので三交代勤務で不規則勤務だった私にはありがたかったです。
勤務時間や給料面などを話し合いを行ったのち、条件に合う病院を何件か紹介していただきました。
私には勤務時間や給料面と同じくらいその勤務候補地の生活環境も重要な条件でした。全く知らない土地で生活をするには生活環境を知っておくことも大切だと思います。地図サイトなどでも調べることはできますが、実際に現地で生活している人に聞くより勝るものはないと思い、担当者さんに聞くことにしました。担当者さんは病院の勤務者に聞いてくれて近隣のスーパーやコンビニなどの情報を教えてくれました。
色々な情報を考慮して、2件の病院の面接を受けることを決めました。
遠方での面接には時間とお金がかかる。
遠方で働こうと夢や希望、目標を持って決めて面接先を決めるところまできました。
しかし、遠方に面接に行くには夢や希望ではどうにもならない現実があります。それは時間とお金です。私の場合は新幹線と私鉄を乗り継いで片道約4時間の道のりです。面接は午前から行われる可能性もあるため、前日から宿泊する必要もあります。そうなると最低でも2日間は必要ですし、なによりお金がかかります。電車代と宿泊代、食事代がかかるので。
時間やお金の節約のため複数の病院で面接を受ける場合、できれば1日で面接を終わらせたいというのが本音です。その旨を担当者さんに伝えると「同じ日にちに面接が受けられるように調整してみます。」と返答を頂けました。後日連絡があり午前と午後で一件ずつ面接を受けられることになりました。この調整は個人では言いにくいと思うので転職サイトを活用して良かったと感じました。
面接に行ったついでに。
ついに面接の日を迎えました。面接は緊張するものです。相手方からの質問にしっかり答えられるか不安でもあります。
面接に行った訳ですから、しっかり面接を受ける。自分をアピールすることが最重要事項です。
しかし、せっかく現地に行くのですから今後自分が生活を送る可能性がある土地を実際に自分の脚で歩いて、自分の目で見て知る機会でもあります。
駅から病院までの道のりや、住むとしたらどの辺が住みやすいのか。交通機関はどの程度整っているのかなど確認するいい機会です。
賃貸を借りる場合は不動産屋さんに寄って家賃がどれくらいなのか調べるのも良いと思います。
お子さんがいる方や将来長くその土地で暮らす予定であれば近隣の学校なども確認してみるのもいいかもしれません。
実際に私は面接後に最寄駅周辺と病院周辺を散策してスーパーやコンビニの場所やバス、電車の本数などを確認してきました。
採用から入職まで。
面接が終わり、第一希望の病院から採用をいただけました。採用後、健康診断と入職説明で病院に伺う機会がありました。病院側からは健康診断と入職説明は別日で提示されていたのですが、転職サイトの担当者さんが面接時と同じように同一日で行なってもらえるように調整をしてくれました。先程も書きましたが遠方から何度も行くには時間もお金もかかるので、一度で済ませられると非常に助かります。
入職説明と健康診断を済ませて、本入職となりました。転職を決めてから採用まで約4カ月で私の県外での転職活動は無事に終わることができました。
まとめ
今回私は働きながら見ず知らずの土地で転職活動を行いました。
私が利用した転職サイトのように就職・転職活動には様々なサービスがあります。
自力で就職・転職先を探すことはもちろん素晴らしいことです。しかしサービスを利用するという選択肢もあります。
今回の私の経験を参考にしていただけると嬉しいです。
こんな記事/動画も見られています
こちらの本が読まれています

あなたに最適な施設
※記事に関連した施設です。
鹿沼病院

愛知県済生会リハビリテーション病院

愛知県済生会リハビリテーション病院
バックナンバー
- #2613リハビリテーションの看護アセスメント:患者に適したケアの実践
2025/03/12UP - #2611循環器の看護アセスメント:評価のポイントと適切なケア<
2025/03/11UP - #2612訪問看護師になるには?未経験からのステップと東京の求人情報
2025/03/11UP - #2610看護師になるには?東京で訪問看護の魅力と求人情報
2025/03/10UP - #2609血圧の看護アセスメント:正確な評価と適切なケアのポイント
2025/03/09UP - #2608がん患者への看護アセスメント:訪問看護で活かせる具体的な視点とケア
2025/03/08UP - #2607看護アセスメントとは?訪問看護の現場で活かせるスキルと実践ポイント
2025/03/07UP - #2605訪問看護師の求人情報と東京で働く魅力
2025/03/06UP - #2606訪問看護師の求人探し!未経験者から経験者まで、理想の職場を見つける方法
2025/03/06UP - #2603心不全患者の看護アセスメントと訪問看護の実践ポイント
2025/03/05UP - #2604帯状疱疹患者の看護アセスメントと訪問看護の実践ポイント
2025/03/05UP - #2602看護アセスメントの基本と訪問看護における実践的なポイント
2025/03/04UP - #2601看護師のアセスメントについて必要なこと
2024/06/23UP - #2600就職、転職にて目に留まりやすい簡単な自己PRの書き方
2024/06/22UP - #2599転職先の人間関係について!こんな人は失敗する!
2024/06/21UP - #2598子どものコミュニケーションを読み取ってアセスメントにつなげよう
2024/06/20UP - #2597看護師の就職や転職時の自己PRについて
2024/06/19UP - #2596看護師の転職先として人気の就職先の利点と注意点
2024/06/18UP - #2595生成AIは看護アセスメントに使うべき?
2024/06/17UP
【看護師お役立ちコラム】への応募・問合わせ