これから看護分野に就職、転職する皆さま、看護は本当に幅広い環境で活躍することができます。私が、体験した貴重でかつ面白い看護の分野をもしよろしければ、お伝えしたいと思います。
3年勤務後の退職
私は、新卒で大学病院のICU(集中治療室)に就職し、先輩からの叱咤激励?に耐えていましたが、看護師という職に疲れてしまい、3年働いて退職しました。
看護師のあるあるなのですが、病んだ看護師は、現実逃避の場として、海外留学を選ぶ場合が多いです。私もその一人で、退職後、ワーキングホリデーでオーストラリアに1年滞在しました。何をしたかというと、語学学校で英語を学び、日本食レストランでアルバイトをしました。たった1年でしたが、とても貴重な経験になり、私は、英語の魅力やすばらしさを知り、帰国して英語を使用して働きたいと思いました。
とは言っても、たった1年で語学力を獲得できるわけはありません。私は、はじめ英語がまったく話せないで、オーストラリアに来ました。オーストラリアで看護師として、働けないかとも思いましたが、それは非常にレベルが高く非現実的です。ILETSという英語能力テストを高得点取得し、看護学校に入学し、お金もかかり、その時の自分には到底無理でした。
それでも、自分のできる範囲の語学力を生かして、仕事がしてみたいと思い、英語を使って看護師として働くを目標に就職活動しました。その頃、私は海外で働くという思いより、日本にいる外国人の手助けやお手伝いができればと思っていました。またグローバルな看護師として仕事をしたいと思いました。
外国人専用のクリニックやフライトナースなどいろいろ見ましたが、募集しておらず、やはり難しいなと思っていたら、その中で搬送ナースという職業を見つけました。
搬送ナースのしごと
搬送ナースとは、日本から海外に行きたい患者が、(その逆もあります)病気により、一人で帰れなく、医療者付き添いの元、帰国が許可された場合、それに付き添う看護師のことです。私はそれなら、グローバルな看護師になれるかもしれないと思い、搬送ナースはどこでできるか探しました。
それで、ひっかかったのが、グローバルアシスタンス会社です。グローバルアシスタンス会社とは、主にベンチャー企業のことが多いですが、海外に行った渡航者が、疾病や傷病になった時に、その現地の病院やクリニックを紹介し、時には支払い代行をするアシスタンス会社です。海外保険会社と提携して、それらのサービスを行っています。
そのサービスの中で、海外で病気になり、医療者付き添いで帰国が必要となった場合、そのサポートも当社は行っていました。搬送ナースが、何をするかというと、簡単にいうと傷病者が入院している現地へ行き、同行して帰国するというものです。現地の病院は、日本の病院とは、異なることが多く、時には現地の医師と調整をしなければならないこともあり、自分の意見を伝えなければならないため、コミュニケーション力や語学力ももちろん必要です。ただそれは、簡単なものではなく、危険な国にも行かなければならないこともあります。私の先輩は、現地でテロにあったこともありました。患者を守ることは、もちろん自分の身も守らないといけないので、迅速な判断力と柔軟さも要しました。当社は、患者を日本へ搬送するために、様々な手配を行っていました。看護師が数人おり、それをメディカル部といいました。現場では、搬送ナースですが、事務的な看護業務が主でした。メディカル部では何をするかというと、現地の診断書の翻訳や、実際に搬送手配などをコーディネートするオペレーション部への医療的アドバイス、保険会社へ保険がおりるように医療的見解を提示するなどがありました。病院で働いてたら、経験できなかった、各国の事情や保険、もちろん語学など勉強することがたくさんありました。
語学力やコーディネート力を必要とする場でしたが、とてもやりがいのある職場だったことを記憶しています。
必死な毎日&幅広い仕事内容へ
ただ、私はその時まだ看護師としての経験が浅く年齢も若かったため、周りについていくのに必死でした。もっと自分に経験あれば、上手に仕事をこなせたのかなと思っています。また、病院で働いてたのでは、出会えない様々な経験をされた上司や同僚と働くことができました。その方たちは、医療者ではなかったので、より幅広い、グローバルな場で働いていたのだなと思いました。接遇や電話対応、PC作業など、病院で勤務していたら、体験できなかったことを学ぶことができました。
私は、今自分がまたこの場で仕事をしたら、もっと良い仕事ができたのではないかと思ってしまいます。。。でも、この体験があったから、臨機応変な対応ができるようになったこと、看護分野がグローバルに生かせることなど、知ることができそんな貴重な経験をできたことに、幸せだったと思っています。
看護は、皆さまが思っている以上に、幅広い分野で活躍できると思います。もっと、私たちが知らないところでも活躍できると思っています。自分が看護師という立場で、どんなことがしたいか、具体的な思いがあればきっと自分の思い描いた職場は見つかると思います。
そんな看護師という職業は本当に素晴らしい職業だと私は思います。看護は、可能性が広がっています。場所は関係なく、どこでも看護はできると思っています。医療機器がなくても、身一つで看護はできるので、自分自身の人間力を磨けば、より素敵な看護ができるのではと思います。
まとめ
看護師として働きたいけど、病院ではあまり働きたなくないと思っている皆様、看護師として働ける場はたくさんあると思います。皆様にあった看護の場を見つけられますように。
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