介護の世界に30歳を超えて転職

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#376 2018/07/16UP
介護の世界に30歳を超えて転職
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若い時から介護の仕事に向いているといわれてきた自分が介護の仕事に就いた時、予想以上に奥が深く魅力の多い仕事だった事を、これから介護福祉の仕事を目指す皆さんにお伝えしたいと思います。

もともと、介護に興味がなかった

若い時からずっと介護の仕事に向いているといわれてきていたのですが、自分の中で向いていないと強く思うところがあり拒否していた時期がありました。 しかし、30歳を過ぎたときに、そこまで周りの人に勧められる介護の仕事は、本当に自分に向いているのか?という事が気になるようになってきて、一度飛び込んでやってみようと、当時のホームヘルパー2級の資格を取りました。

プライドを捨てる

介護の仕事をしてみようと思う決断をしたのは、付き合っていた彼女の言葉でした。 彼女は同じ介護の仕事を長くしており、今まで向いていると言ってくれていた人たちよりも見る目は確かだと思ったことが大きかったです。 しかし、その彼女が「介護の仕事をするのなら、今までのプライドは捨てないと出来ない」と言われました。 確かに、高齢者の生活支援をする上で、入浴介助や排泄介助など普通ではなかなか出来ないような事も多くこなさないといけないと言う事、それをこなすには、今までの生活で積み上げてきたプライドや基盤というものは、一度外さないといけないと強く言われました。

就職してみて

介護未経験でホームヘルパー2級の資格だけを武器に、就職活動を始めました。最初の数件は断られましたが、4件目で採用の通達が。それも面接した2日後に。 急いで入職のための準備をして、2日後から働き始めました。 それまでのイメージで、女性の多い職場という印象を持っていたのですが、自分が働いている職場は男女比率は半分ずつくらいになっており、比較的若い世代(20~30代)が中心となってフロアをまとめていく活気のある職場で明るく良い雰囲気を持っていました。 施設長と話すことも多く、今の時代は転職組も多く、前職が様々な面もあるからいろんな考え方が職場に入ってきて、色々な介護の仕方であったり、高齢者の方とのコミュニケーションの取り方をする職員が増えてくるので面白いと。

実際に勤めてみて感じたこと

現在5年目になり、少しは周りを見ながら仕事ができるようになっていると感じています。 しかし、高齢の入居者様たちは日々の変化がみられていきます。昨日まで出来ていた事が、次の日には出来ない、時間が掛かるようになっていたりします。また、すぐに終わるような日常会話も10分くらいかけて、ゆっくり伝えるように話しかけるようにしてみたりと試行錯誤しながらの毎日です。 ただ、高齢だから衰えるだけ、出来ない事が増えていくだけと思っていたら大きな間違いで、体調を崩して食事も食べられない状態になった方が、車いすに座って食事をし、会話の中で笑えるまでに回復していく姿を見たときには、介護の仕事を始めてよかったと心から感じた体験でした。

まとめ

介護の仕事は、きつい面ばかりが見えてしまい避けたくなるような状況も多くありますが、そうではない楽しい、面白いと言うような事も多々あります。しかし、介護の仕事を続けていくのは難しいのも感じます。それを続けられるようにするものは、周りの環境が大きいです。家庭であったり、職場の雰囲気であったりします。 特に職場の雰囲気は重要です。面接などで訪れた際に、職員の表情が明るく、気持ちの良い挨拶をしてくれるようなところであれば、大丈夫だと仕事を続けられる職場だと思いますので、職場を選ぶ際のポイントにしてみてください。

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