第二新卒で転職することのむずかしさ

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#334 2018/06/04UP
第二新卒で転職することのむずかしさ
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第二新卒というのは、就職して数年、その多くは新卒の間に退職し転職をすることです。まったくの新人ではありませんが、経験が浅く新人に近い為、第二新卒と呼ばれます。就職活動をした経験があるので、第二新卒として転職するのは簡単かと思いきや、意外と難しいのが現実です。その難しさのポイントをご紹介します。

第2新卒と新人

病棟で勤務していると、毎年新しい看護師がどんどん入職してきます。そして就職してからは、病院の看護教育プランに応じた新人教育が行われるようになります。新人教育というのは、段階を踏んで業務やケアを習得していくのにとても便利なものですが、想像以上の教育の厳しさ、また新しい業務の習得の難しさに途中で根をあげる新人看護師も少なくありません。
それでも新人同士支え合って乗り越えたりすることができる環境であればいいのですが、時には、ストレスから体調を壊し退職を考えるようになるという新人看護師もいるのです。

新人看護師が退職して次に進むべき道としてやはり考えられるべきことは、転職。新人看護師は、始めに就職した病院は、自分には合わなかったけれど、転職したら自分に合う病院が見つかるかもしれない、楽しく働くことができるかもしれないと期待して、転職活動を始めることが多いのですね。

そこで当たるのが、第二新卒の転職の難しさであったりするのです。

第二新卒の転職の難しさ1、転職の時期

もしも新卒の間に退職を決意して転職を志したとしましょう。大きな病院の場合になると、転職の場合でも通常の就職試験を受けて、面接で合格して初めて内定をもらうことができます。しかしながら、退職を決意したのが、遅い時期の場合…。その場合は、就職試験を逃してしまうということもあるのです。
転職の場合は、別の時期に試験が行われることもありますし、個別に試験を設定してくれる病院もありますが、転職活動の時期によって、その活動がスムーズにいくかどうか左右されることがあります。

第二新卒の転職の難しさ2、一度就職経験があるということ

まだ看護学生であれば、実習などでは臨床を経験していますが、看護師としてはまだ働いた経験はありません。そのためどこの病院に就職をしても、その病院のやり方に染まることが容易にできるのです。しかしながら一度は就職したことのある人は、一度臨床を経験しているので、そのやり方というのが体に染みつき、この処置にはこうやらなければならないという固定観念があることが少なくないのです。
もちろん知識があることは、いろいろな技術に応用できるのでとても有効なものです。しかし看護技術や業務といったことは、基本的な知識や根拠は共通ですが、やり方というのは、病院によって異なることも少なくありません。そのため、第二新卒の場合は、一度目の就職した病院のやり方にとらわれて、新しい病院のやり方をすぐに吸収することができないということがあるのです。

第二新卒は、少なくありません。第二新卒といわれなければ、受け入れる側は新卒だと思って接することもあるほど。しかし実は簡単に転職できるわけではなく、すこし難しいこともあるのが現実です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。一度は就職をしたけれど、早い段階で退職して第二新卒を目指すという看護師も少なくありません。そこで今回ご紹介した第二新卒の転職の難しさのポイントを見て病院選びの参考にしてみてください。

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