体調を崩したくない介護士にお勧めの職場

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#325 2018/05/26UP
体調を崩したくない介護士にお勧めの職場
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体調を崩さず長い期間、介護士として働くにはどの職場を選んだほうが良いと思いますか? 今回は長い期間働くことのできる職場をお伝えします。

介護士が体調を崩すきっかけは不規則勤務

介護士が体調を崩してしまい、やむを得ず介護の職場から離職するきっかけとして、老人ホームにおける不規則勤務を挙げることができます。具体的には夜間勤務です。
夜間勤務の場合、午後5時もしくは午後6時に老人ホームに出社して、昼間勤務の介護士から申し送りを受けたあと勤務につきます。時間帯としては、入浴介助や夕食の介助が終了した時刻からの勤務となるケースが多いです。しかし、仕事は忙しいです。なぜなら、多くの老人ホームでは夜間勤務は2名もしくは1名で行うケースが多いからです。

そのため入居者の就寝準備は2人の介護士で行うことになります。入居者が50名の老人ホームでも夜間勤務は2名のケースが多いですから、1人の介護士が25名の入居者の就寝準備を行うのです。
そして、午後8時過ぎに入居者が就寝したあとも、介護士はのんびりできるわけではありません。体調不良の入居者も多く存在します。なかには胃ろうを設置している入居者もいるため、常に老人ホーム内での見回りを欠かすことができません。そのため、仮眠の時間は与えられていますが、実際は勤務時間中には眠れないケースが多いようです。

2人勤務体制は翌朝9時まで続くケースが多いです。午前9時になると、昼間勤務の介護士が出勤してきます。そして1時間で申し送り事項を昼間勤務の介護士に伝達したあと日誌を書き、午前10時に退社することができるのです。つまり、夜間勤務は16時間もしくは17時間勤務体制となります。多いときには、1ヶ月間で4回や5回も夜間勤務を勤めるケースがあるため、体調を崩してしまい退職に追い込まれるケースがあるのです。

デイサービスや訪問介護なら夜間勤務はなし

体調を崩さずに、長い期間ひとつの職場で働きたいと考えている介護士の方には、デイサービス事業所もしくは訪問介護事業所に就職もしくは転職されることをお勧めしたいと思います。デイサービス事業所も、訪問介護事業所も夜間勤務はありません。昼間勤務のみです。規則的な生活をおくることができるため、身体のバランスを崩すことなく長い期間働きやすいです。
また待遇面では、デイサービス事業所や訪問介護事業所と、老人ホームとの間には格差はありません。もちろん、それぞれの事業所の業績にもよりますが、給与水準に大きな格差はない点は明確に断言できます。
そして、デイサービス事業所や訪問介護事業所で働くことのメリットは、要介護度5のようなつきっきりの介護が必要なお年寄りのお世話をするケースが少ない点を挙げることができます。デイサービスや訪問介護を利用されるお年寄りは、要支援や要介護度1といったレベルのお年寄りであるため、介助業務の負担は少ないメリットがあります。例えば、お年寄りが椅子から車椅子へ移動するときに介助をする必要がないケースもあります。そのため介護士が腰を痛めるリスクも少ないのです。。

まとめ

介護士の方が、体調を崩さずにひとつの職場で長く働くためには、不規則勤務のない職場に就職することをお勧めします。具体的には、夜間勤務のないデイサービス事業所や訪問介護事業所です。昼間勤務しかありませんし、利用者のお年寄りも要支援や要介護1の状態であるため、介助業務の負担感が少ないメリットもあります。

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