手術室就職をすこしでも考えている皆様へ。

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#317 2018/05/18UP
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​手術室への就職を少しでも考えている皆様へ、私がいた病院での手術室の様子を簡単にお話しします。

手術室看護とは!?

私がいた病院は、大学病院で、麻酔医・Dr.・臨床検査技師・放射線技師・機器のメーカーさん・そして看護師と患者さんの手術中をしっかりサポートできるように医療従事者が常駐している病院でした。(小さめの病院では、常駐の麻酔医がいなかったりする病院も…。そういう病院では、麻酔薬や点滴、薬液の準備は医師の指示のもと看護師が準備するそうです。)

主な業務

機械だしNs.:
事前の機械や使用物品(針、吻合機器等)、手術で使う又は使用すると考えられる物品、褥瘡予防・体温管理の対策など

→事前の準備がとても重要になります。術式の確認等Dr.と打ち合わせは必要。もちろん手術当日も医師がスムーズにそして集中できるようサポートが必要。

外回りNs.:
前日の術前訪問。これが結構重要。患者さんの不安の軽減や、実際にあうことで手術中の看護に生かせることがわかったりします。そして、当日は麻酔医とともに患者さんのバイタル確認や手術中必要な物品出し、輸血連絡等。

ざっと役割を書きましたが、終着点は、患者さんが良い状態で手術を終え、帰ること。病棟と同じように事前の情報収集がとても大切になってきます。
大学病院だったため、眼科の手術から心臓の手術まであらゆる手術がありました。
そのたびに新たな知識を入れ、機械を覚え、看護計画をたて…。ぶっちゃけていうと、すごく大変でした。スピードを求められる手術もありました。
急変があり、手術中に術式が変わった時もありました。

それでも、学びがあること、患者さんにありがとうと言われることが本当に仕事の励みになっていました。

手術室勤務と聞くと、大変なんでしょ?と言われることが多かったのですが、
私自身病棟のほうが大変でした。
一人の患者さんの看護を集中して行えるということは、手術室特有なのかなと思います。

私は、アルコールによって皮膚が荒れてしまい、看護師を辞めました。
病棟勤務も考えましたが、手術室看護の魅力が強く、あきらめました。
肌が弱い方は、少し難しい部署かもしれませんが、現在は、肌が弱い方向けの消毒薬もいろいろ出ているみたいなので、気になる方は聞いてみるといいかもしれません。

そして、病院見学やインターンシップの際には、興味があれば手術室見学是非してみるといいと思います。貴重な体験だと思うので。
病院によっては、1年目の配属決める際に、手術室も回る病院もあるそうです。

私のこの記事を読んで、少しでも手術室看護に興味を持ち、就職してみようと考えてくださる方がいてくださると嬉しいです。以前看護師をしておられた方の転職でもおすすめします。

まとめ

いかがでしたでしょうか?手術室の看護の魅力が少しでも伝わったでしょうか?病棟でも手術室でも看護の基本は何も変わりません。
あなたのしたい看護に参考になれば幸いです。

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