レクリエーションやイベントの企画を熱心に行っている老人ホームを選ぶ

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#314 2018/05/15UP
レクリエーションやイベントの企画を熱心に行っている老人ホームを選ぶ
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介護士の方が就職先として老人ホームを選ぶとき、レクリエーションやイベントを熱心に開催しているか否かを事前にチェックすることが重要であることを、お伝えしたいと思います。

レクリエーションやイベントが活発に行われている老人ホームでは入居者が明るい

老人ホームへの就職や転職を検討している介護士の方へは、レクリエーションやイベントが活発に実施されている老人ホームを選ぶことをお勧めしたいと思います。
老人ホームに入居している高齢者は、基本的に自由には外出することができません。多くの老人ホームでは、入居者が外出した結果、行方不明となってしまい不測の事態が発生することを恐れて、入居者の外出を許可制にしているためです。老人ホームの玄関などの出入り口には鍵もかけられており、入居者が介護士や施設責任者に無断で外出することさえ不可能となっている老人ホームが多いです。
また、そもそも過半数の入居者は、足腰が弱った状態となり、家族での在宅介護では手に負えない状態となっているからこそ老人ホームに入居せざるをえなくなったため、自力歩行での外出は困難な状態となっています。
そのため、多くの入居者は毎日1日中、老人ホーム内で過ごしています。自分の居室でテレビを見るか、共用スペースのダイニングルームで食事をするだけで1日が過ぎ去っていきます。痴呆の症状が進んでいる入居者は、それでも退屈を感じることはないようですが、身体が弱っているだけで、頭はボケていない入居者にとっては毎日が退屈となってしまいますし、ストレスもたまります。
だからこそ、入居者にとってレクリエーションやイベントの開催は重要なのです。外部から人がやってきてコミュニケーションをするだけで楽しいですし、外出するイベントが開催されると入居者たちの表情は一変して豊かになります。イベントを開催することは、入居者に対して生きがいを与えることにつながりますし、生きることは楽しいことなのだと感じてもらえることにもつながるのです。

応募する前にホームページでレクリエーションやイベント企画の開催頻度を調べたり、採用面接時に確認する

老人ホームに応募する前には、ホームページでレクリエーションやイベントをどの程度熱心に企画して実施しているかをチェックされることをお勧めします。定期的にレクリエーションやイベントを開催しているだけでなく、これらの種類が多いと、介護士たちが時間を見つけて入居者のために熱心に考えて企画しているのだなと感じ取ることができると思います。
また、老人ホームでの採用面接時にどの程度熱心にレクリエーションやイベントを開催しているかチェックすることもお勧めします。採用面接時に面接官に質問すれば具体的な回答があると思いますし、食堂などの共用スペースにレクリエーションやイベント時に撮影した写真が貼られていると思いますので、それらを確認すると雰囲気が伝わると思います。

まとめ

老人ホームの入居者は、1日中老人ホーム内で過ごしています。外出が可能となるのは、家族とともに一時的に自宅へ帰宅するときと、老人ホームが企画する外出イベントだけです。このため、介護士が就職先として老人ホームを選ぶときは、できるだけレクリエーションやイベントを企画して、入居者のストレスを解消しようと努力している老人ホームを選ぶことをお勧めしたいと思うのです。

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