入居者の家族とトラブルを起こしていない老人ホームを選ぶことが重要

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#304 2018/05/05UP
入居者の家族とトラブルを起こしていない老人ホームを選ぶことが重要
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老人ホームへの就職を目指す介護士の方は、応募する予定の老人ホームと入居者の家族との関係を、インターネットで調べることが重要であることをお伝えしたいと思います。

老人ホームに応募する前にインターネットの掲示板や口コミを調べる

介護士として、主に老人ホームを対象に就職活動や転職活動をしたいと考えている方へは、事前にインターネットの掲示板や口コミサイトで、応募したい老人ホームが入居者の家族とトラブルを頻発させていないか否かをチェックすることをお勧めします。

入居者の家族とのトラブルが頻発している老人ホームは、組織運営上、問題点が多く見受けられ、入居者を担当する介護士は、会社の経営陣と入居者の家族のクレームとの間で板挟みの状況に置かれてしまい、強いストレスを受けることになります。その結果、その老人ホームで長い期間働くことができず短期間で再び転職活動をせざるをえなくなるのです。

このため、入居者の家族との間でのトラブル発生の頻度が少ない老人ホームや、入居者家族からのクレームに対して真摯な姿勢で対応している老人ホームを選んで就職することをお勧めします。

入居中の事故やトラブルを調べる

応募したい老人ホームが見つかったら、インターネット上の掲示板や口コミサイトを閲覧して、その老人ホームで入居中に事故やトラブルが発生していないか調べることをお勧めします。具体的には、入居者の転倒による骨折や、インフルエンザの感染などです。とくに高齢者は足腰が弱いため、介護士が離れたときに転倒してしまうケースもあります。そのような場合には、入居者の家族は老人ホーム側の過失責任を追及してくるケースもあります。そして、このような転倒事故を原因とした入居者の家族とのトラブルが多いようであれば、その老人ホームへの応募は中止したほうが無難です。組織運営の面で問題点があるのだと推測できるためです。

契約に関するトラブルを調べる

老人ホームと入居者の家族との間のトラブルという点では、入居時の説明と比べて、実際のサービスの内容が異なるというケースや、実際に発生する費用が多いというケースが見受けられます。

具体的には「介護スタッフの数が足りない」や「入居者の入浴回数が少ない」といった、あきらかに契約違反と思われる内容や、「入居時に説明された以外にも費用が発生している」というものまであります。費用面でのトラブルについては、毎月家族に送付される請求書の明細を見て、介護保険の対象外となるレクリエーションへの参加費用が膨れ上がっているケースについてはトラブルとなりやすいです。事前に家族への説明がなく、担当している介護士が入居者にレクリエーションへの参加を勧めて同意させているケースもあるのでう。そのためトラブルとなるのです。

金銭面で老人ホームと入居者の家族の間でのトラブルが多発している場合も、その老人ホームへの応募は差し止めたほうが無難です。収益重視の老人ホームに就職すると、介護士は良心の呵責に苛まれることにもなりかねません。

まとめ

介護士が老人ホームへの就職を検討する際は、老人ホームと入居者の家族との関係が円満に推移している点を重視することをお勧めします。インターネット上で閲覧できるトラブルやクレームは氷山の一角であるケースが多いです。実際には、その数倍の数のトラブルが発生していると判断すべきであり、トラブルが多発している老人ホームはあきらかに経営者の入居者に対する姿勢に問題があり、このような老人ホームへの就職は避けるべきです。

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