看護師の転職を経験して

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#280 2018/04/12UP
看護師の転職を経験して
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看護学生をなんとか乗り越え、看護師になり、エスカレーター方式で看護学校付属の病院に就職しました。そこで働いていると知り合いが多いのは良いことですが、どうしても方針や制度など慣れてしまい、他の病院に行きたいと思ってもなかなか進めないようになります。そこで転職をした自分の気持ちや思いをお伝えします。

看護学校卒業後の配属

看護学校卒業後、すぐに看護師として自分が実習に何度も行っていた病棟に配属になりました。自分が学生の頃に指導してもらっていた先輩や指導者が上司。付属の看護学校だったからこそ知り合いが多いということは、強みにもなります。逆にどういう人がいるかなどもわかるためいいのか悪いのか捉え方も様々です。看護学校時代から実習にもいき、使い勝手や制度もなんとなくわかります。

しかし、働いていくうちにいい意味でも悪い意味でも慣れは生じてきます。同じ病院、同じ会社に属しているため理念や求められることもずっと一緒です。同じ環境にいることは居心地がいい反面、ここにずっといることで偏った看護師になってしまうのではないかと思うようになったのが、看護師5年目を迎えたときでした。まずは、自分が違う病棟でもやっていけるかを試したくて、異動を希望しました。異動したい思いも師長に告げましたが、

人がいないからなどの理由で、異動はなかなか聞いてもらえずでした。私が属していた病棟は特に後輩も成長しておらず、私が抜けることが師長にとっても痛いと思っていたのだと思います。しかし、それは病棟の事情です。私は自分の成長やスキルアップも必要だと思うからこそ、私の意見も聞いてほしいという思いは強かったです。正直、ここでわたしの意見を聞いてもらえなかったことが、ここにいてもダメだ、転職しようと思ったきっかけです。

異動希望と退職理由

そこからは異動希望しても聞いてもらえないことがわかり、退職希望に変えて1年更に働きました。結局は退職理由も結婚による引越しで現病院に通勤することが困難なため。でようやく退職許可が下り、退職することができました。このとき、ここまでしないと異動や退職ができない会社はどうなのかなと思い、大きな病院や組織のもとで働くのもしばらく辞めようという思いも出てしましいました。

退職後、ゆっくり就職活動をしようと考えており、同時に結婚を控えていたため、一生に一度の結婚式の準備もゆっくり楽しみたいと思い、登録していた看護師派遣を利用して自分に合った職を探そうと思いました。最初の一ヶ月は単発バイトでクリニックやデイサービス、健診や訪問入浴のバイトをしました。自分のペースで仕事が探せる、自分のペースで休みもつくれるため良いですが、毎日別の場所にいくため環境も毎回違う、毎日疲れもあり正直精神的にもきついこともありました。

そこから、週4?5回のペースで3ヶ月、特別養護老人ホーム、5ヶ月老人保健施設の派遣をして固定で働きました。もともと高齢者が好きなのと認知症の資格もあり、病院から離れるのは怖かったですが、自分の経験にも繋げたいと思い働くことにしました。

働いてみるとやはり楽しいこともありますが、病院で働いていたときのほうが良かったなって思うこともたくさんあります。それぞれいい事と悪いこともありますが、一ヶ所で全てを決めてしまうのは、偏った看護師になり兼ねません。せっかく看護師の資格を取ったのですから、どんどん経験して自分のスキルとして身につけていきたいです。

まとめ

わたしの看護師の資格をとっての経験談を記載させていただきました。転職したいけど、なかなか勇気がでないと思っている方が少しでも参考にしていただけたらと思います。居心地がいいと思い何年も働くと本当に同じ場所にずっといることになります。10年以内で一度転職や就職することで新たな自分を発見できると思います。

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