手術室は日勤勤務だけ?子育て中の人でも働きやすい?

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#272 2018/04/04UP
手術室は日勤勤務だけ?子育て中の人でも働きやすい?
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子育て中の看護師は、両立をするために日勤だけの希望を出すことも少なくありません。手術は、日勤だけの勤務ですが、子育て中の看護師には向いているのでしょうか?働きやすい環境なのでしょうか。

手術の対応

手術というのは、基本的に日中に行われるものです。特に難しい手術や時間のかかると予測される手術の場合は、朝から執刀が始まります。それは、何らかの緊急事態が起こった時に、昼間でなければ対応ができないためです。

そのためその手術室で働く看護師は基本的に日勤だけの勤務になります。それは病棟から移動してきた人から見ると、手術室は夜勤がないから、手当などがつかず給料が下がったと不満が出ることもあるほど。

しかし手術室では、待機というシステムがあるのです。これは夜間に緊急の手術が行われる場合に、看護師が順番で待機し、呼ばれたら勤務に出るというものです。予定されている手術の場合は、昼間の手術ですが、夜間の緊急の手術というのは、交通事故や腸閉塞、心疾患や脳疾患など命に係わることも多く緊張感を強いられる勤務になります。

子育て中の手術室看護師は、待機をしなくてはいけないのか?

これは病院の労働条件にもよりますが、子供が小さなうちは、子育てサポート支援として夜間の待機を免除してもらえるという病院もあります。ただし、それは大きな病院で、看護師の人数もある程度確保されていることが条件となります。

もしも就職や転職をする場合は、子育てサポート支援があるのかどうか、また手術室の待機勤務があるかどうかといったことを確認しておくことが大切です。

子育て中の手術室看護師の待機が必須な病院もある

病棟に入ったら、夜勤をすることが必須といわれるように、待機が必須とされる手術室もあります。そんなときには待機で呼ばれた時には子供をどうしたらいいのか?など迷うことも多いはずです。

そのような場合は、あらかじめどれくらい待機で呼ばれる確率があるのか?という情報収集も必要ですし、待機の日数を少ない数から始めてみるという調整が必要です。

実際に子育て中の手術室看護師の働き方ってどんなもの?

子育て中の看護師でも手術室でバリバリ働いている人もたくさんいます。私の周りの経験例からご紹介しましょう。

独身時代からもともと手術室看護師として活躍していた彼女。子育てで一旦育休をとりましたが、時短勤務をするという方法で復帰をしました。子供が小さい間は6時間勤務を選択し、その間は待機も免除されていましたね。また子供が幼稚園に入ってからは通常の勤務に戻り、今でもバリバリと勤務しています。

もう一人の例は、通常は日勤勤務、そして週末だけ待機をしながら両立したという実例です。やはり仕事と家庭を両立するには、子供のサポートをしてくれる人がいなければ不可能です。そこで通常は日勤勤務、そして週末の配偶者がいるときには、待機を入れていて、何か呼ばれた時には、すぐに出勤するという体制をとっていました。

働き方によっては、手術室でも家庭と仕事を両立しながら働くことも不可能ではありません。ポイントは、時短や待機免除といった子育てサポート支援の有無と待機の調整です。

まとめ

子育て中の手術看護師の働き方をご紹介しました。日勤だけではない待機といったものもあるので、病院選びの際には参考にしてみてください。

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