ジェネリック医薬品の多さについていけない?看護師の知識

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#270 2018/04/02UP
ジェネリック医薬品の多さについていけない?看護師の知識
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看護師として、患者の薬物管理をすることはよくある業務の1つ。転職などをする時にも薬が覚えられるかということが一つの不安になることもあるでしょう。最近ではジェネリック医薬品が増え、薬の名前を覚えるのがとても難しいのが現状です。

新しい知識の中で大変な「薬」

看護師として、常に新しい知識をえて、それを仕事に生かしていくということは欠かせません。勉強したくない!おぼえたくないといっても、仕事の中で知らない言葉にぶち当たることもあり、それを調べて知識を得るということは看護師として重要な仕事の1つなのです。

そんな看護師が覚えなくてはいけないことの1つが、薬の名前。昔からある代表的な薬なら、見ただけ、聞いただけですぐに理解できることもありますが、最近ではジェネリック医薬品で処方されることも多く、従来と同じ効用ではあるけれど、名前が全く違う!という薬が増えているのです。

看護師を悩ませる内服管理

看護師は患者が入院してくると、既往歴や現在飲んでいる薬などをチェックします。例えば手術を控えている患者は飲まない方が良い薬などがあり、もしも患者が内服をしている場合は、医師への確認が必要となるからです。

高齢者の場合は、特に持病を持っている人が多く、複数の薬を内服しています。またそれがすべてきちんと飲むことができていればいいのですが、自己判断で内服していたりする場合もあり、内服薬の残薬がバラバラ、またあるべきはずの薬がない!という場合もあるのです。

看護師は、患者の一番身近にいる人。そして通院生活や入院生活をサポートする立場です。薬の管理というのは、薬剤師も当然かかわることですが、看護師のかかわりも非常に大切なのです。

ジェネリック医薬品の多さにどのように対応する?

内服管理をする時に、一つ一つの薬の薬効を調べて、残薬を確認し、朝、昼、夜にわけるといった作業をするのは、患者が入院してきたときに良く行う看護師の仕事の1つです。しかしジェネリック医薬品も多く、見たことも聞いたこともない!という薬も少なくありません。それゆえに、その内服の処理に恐ろしく時間がかかることもあるのですね。

それを少しでも解消する方法は、
・薬剤師にできる範囲で対応してもらうこと
・お薬手帳やお薬の説明書を参考にすること
です。

大きな病院では、内服の管理を薬剤師に任せているというところもあります。薬の分析をして、医師の指示を見ながら、病棟で朝、昼、晩と仕分けをしておいてくれるのですね。そして看護師は配薬を中心に行えばいいという仕事内容です。

ただ中小規模の病院になると、まだまだ看護師がすべての内服管理をする場合も多く、その場合は、悪戦苦闘しながらでも内服管理をすることは必須です。

お薬手帳や説明書が内服薬と一緒にあれば、それを参考にするといいでしょう。処方された物や飲み方が一目瞭然ですし、わかりやすく書いてあります。

内服薬には地道な対応が欠かせない

就職や転職をするときには、やはり仕事が覚えられるか?ということが一番の不安なことになります。特に薬に関することは、間違えると医療事故にもなりかねないので、注意が必要です。

ジェネリック医薬品は、これからもどんどん増えていくことが予測されます。そのため一つ一つ分からないものは、地道に調べる、そして覚えていくという対応が重要です。

 

まとめ

看護師として内服管理は重要な仕事です。医薬品の増加は看護師の頭を悩ませますが、やはり一つ一つ地道に覚えていく方法がいいと言えます。

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