カルテの電子化、転職するなら、パソコンは扱えなきゃダメ?

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#244 2018/03/07UP
カルテの電子化、転職するなら、パソコンは扱えなきゃダメ?
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以前は紙カルテが一般的でしたが、今では電子カルテになっている病院は少なくありません。特に都市部の大きな病院になると電子化は必須。反対に地方のクリニックや診療所といったところは紙カルテが健在です。転職する時の大きな不安の1つが、電子カルテかどうか?また自分が記録物をパソコンで入力できるかどうかということです。そんな私の経験をご紹介します。

総合病院は電子化が進む

私がこれまでに経験した病院のうち、新卒で就職した500床を超える総合病院は、医師のオーダー、記録など電子化が行われていました。またクリティカルパスを作ったり看護研究をしたり、日常の記録以外にもパソコンを使用することが多く、ほとんどの医師も看護師もパソコンを扱うことができました。

次に転職した約300床の総合病院では、看護師の記録はパソコンで、しかし医師のオーダーに関するものは、紙媒体であることも多く、半分が電子化というものでした。そして現在のクリニックの訪問看護では紙カルテを使用しています。

私は幸いにも一番最初に就職したところが電子カルテだったため、パソコンの扱いを覚えることができました。しかし一緒に働く同僚の中には、中途採用で入職し、カルテの入力する業務に苦戦していた人もいたのは事実です。やはり転職をするときには、パソコンは扱えないといけないのでしょうか。

ブラインドタッチまで出来なくてもよいが、パソコンに慣れておくことは大切

パソコンを持っていてインターネットで検索して情報を得ることができるという人は多いです。しかし看護師が行う記録というのは、文章の入力です。ブラインドタッチまで出来なくてもいいですが、パソコン初心者で1本指入力すると時間がかかります。その入力が残業の原因になることもあるのですね。そのため少しはパソコンの入力に慣れておくことが大切です。

報告書、議事録などの提出で文章作成することが多い

看護師は看護の仕事だけに集中できればいいのですが、実は経験を積んでくると会議に出席したり、研修に参加するということもあります。その場合、あとから報告書を書かなくてはいけません。この時使用するのがパソコン。書式は病院で決められていることが多く、それに入力していかなければいけないので、やはりパソコン入力できる能力は必要であると言えます。

以上のことから、もしもこれまでの病院で電子カルテを経験したことがない、新しい病院で大丈夫かなという不安を抱えている人は、パソコンにすこし慣れておくことをお勧めします。もしかすると転職活動中の職務経歴書を作成する段階から、パソコンを扱うことが必須になるかもしれません。また転職した病院できっと役に立つはずです。

まとめ

都市部と地方部、また病院の規模によって使用するカルテの方式が異なります。紙カルテではなく電子カルテを使用することが多くなってきている現在、パソコンを扱う能力は必須。そのため転職活動する時からパソコンに慣れておくことが大切です。

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